庭を考える

庭を通じて生活のあり方を考える。

伊勢 熊野ドライブ旅行 第2日目

2016-02-17 17:21:35 | 旅行

2月4日 今朝は早起きをして夫婦岩の撮影です。

二見浦に宿泊される方はそれが目的の方も多いようで、フロントにも日の出の時刻が掲示してあります。

この日の日の出は6時56分。

思い浮かばれる方もいらっしゃると思いますが、写真の中に日の出が入るのは5月から7月の初夏の間のようで

今朝はこの右側の山の向こう側からです。

久々に持ち出したフイルムカメラ 三脚にシャッターレリーズを付けスローで写しました。

拡大すると荒れてますねぇ~。まぁ自己満足の世界です。

ホテルで朝食の後、いよいよ神宮詣でです。よく伊勢神宮と申しますが、伊勢とつける必要はなく神宮が即ち伊勢神宮のことなのだそうです。付け焼刃で勉強しましたので間違いもあるかもしれませんご容赦ください。

外宮からの参拝です。こちらは豊受大御神をお祀りされています。撮影禁止の場所も多くしばしカメラの手も止まります。むしろ記憶に留めることが賢明に思わせる神聖な場所です。

 御社はもちろん重厚で気高いものですが、伊勢神宮では式年遷宮が行われるため、その歴史はその御社を取り巻く大きなヒノキや苔むした境内の様子にむしろうかがうことができます。昨年その式年遷宮が執り行われたことは記憶に新しいところです。参拝も唯々頭が真っ白で手を合わせるのみでした。

別宮にも参拝し 内宮へ向かいます。

 宇治橋 内宮への正門 五十鈴川を渡り正宮へ。

 五十鈴川御手洗場 

内宮は天照大神がお祀りされています。こちらも同様記憶にとどめるべく参拝をします。30数年ぶりです。

参拝の後はおかげ横丁の赤福へ、こちらも久しぶりですが、界隈のお店も様変わりをしていました。松阪も近いところからお肉の焼けるにおいが至る所からしてきます。

 ご当地マンホール

  神宮のおひざ元 こちらのようなお店に郷愁を感じるのは中年世代のノスタルジーでしょうね。

お店では夫婦でお茶と赤福のセットを注文 こちらも久しぶりの味です。あんこを肴に酒が飲める身としては・・・お茶もお代わりをいただき満足。ただ30年前に訪れた時には同じ赤福でも、お店でいただいた赤福は餡もお餅も温かかったように記憶していたのですが、私の記憶違いでしょうか。

旅の行程もありこの後和歌山県 新宮へ向かいます。本日の走行距離は約150キロ 尾鷲までは無料区間の高速が走っています。対面通行のため車間を開け慎重に走ります。

とはいっても交通量は少なく、前も後ろも車の見当たらない快適さです。そしてキロ単位のトンネルがとても多く、この区間はほとんどがトンネルの印象です。

尾鷲では熊野古道の伊勢路ルートの馬越峠口にたちよります。

 その昔伊勢・熊野詣の旅人が通った道は今またブームになっています。雨の多い紀伊半島のため石畳を整備しました。段差のある石段にはしないことで、旅人の脚の負担を少しでも軽くするために設けられたとも言います。

  峠までは時間の都合でたどれませんでしたが、2月とはいえこちらまで来るとさすがミカンの産地気温が東京あたりよりも高いのでしょう木々や苔・シダ緑濃く神宿る中を歩かせていただいたような心地でした。

さて再び車で、今度は七里ガ浜 海岸線を南下します。午後5時過ぎ 新宮のホテル着。

チェックイン後時の料理を食べたいねということで、駅のそばにある料理屋さんに入りました。寿司割烹と言ったらよいのでしょうか。魚と言ったら日本酒 地元の熊野三山、那智の滝など、料理もおいしかったですが、お酒も辛口夫婦の好むお酒に出会いました。