以前も一度同様な内容を記事にしておりますが、今回はDELLさんの定期的に開催されている「デル・アンバサダー体験モニター」で、 ゲーミング ノートパソコンの「ALIENWARE M15 R4(シルバーホワイト)」をお借りする事となり、従来まで触って来たパソコンとは異次元の性能を体験致しましたので、今回はそのご報告をしてみたいと思います。
発売時期は2021年1月と既に2年以上経過しており既に販売はされていない機種ではありますが、販売当時の価格…。なんと!40万円越え(^^;
もうこの価格だけで自分には到底手が届かない異次元のパソコンです。
まずはざっとスペック紹介から
- OS : Windows 10 Home 64ビット
- CPU: Core i9-10980HK
- GPU: GeForce RTX 3080 Laptop
- メモリ: 32GB
- ストレージ: NVMe M.2 SSD 256GB
ストレージ容量以外は、さすがゲーミングマシンと言った位置づけでしょうか。
CPUとGPUの詳細なスペックをCPU-ZとGPU-Zで、調べて見ました。
CPUは10世代目で最新ではありまでんがゲーミングマシンとして今でも文句なしに十分過ぎる性能を持っています。
また、ゲーミングマシンには定番のGeForce RTX 3080 が、なんと!ノートパソコンに搭載
搭載メモリも32GBを確保 スペック的には余裕の性能を持ったマシンです。
【外観】
サイズ:360.3×275.92mm iPad miniとの比較 かなり大型のノートPCです。重量は実測こそしていませんが公表値2.5キロ このサイズの機種を持ち運ぼうと思う人はあまりいないと思いますが、スターバックスなどで本格的なネットゲームが出来てしまいます。かなり目立ちますが…。ドヤ顔したい人にはお勧めの機種でしょう。(^^;
プレミアム マグネシウム合金素材を採用 ヌメッとしたしっとり感があります。
高さ(前面)17.8mm 一番厚い背面の部分でも19.9mm ゲーミングマシンで、なかなかこの薄さを実現した機種はなかったと思います。
背面 エイリアンエンブレムが点灯し如何にもゲーミングマシンと言った感じ
底面は排熱のためハチの巣状のメッシュ構造のデザイン デザインを優先させながらしっかりと排熱させる事に成功しています。
キーボード上部にもハチの巣状の排熱口があります。
ちょっと残念なのは付属のACアダプターです。
とにかくデカい!19.5V12.31A 重さも電源コードを併せると1キロ近くあります。ゲーミングをしながらの使用は必須でしょうからモバイル性を持たせるならば、もう少しコンパクトにして欲しかったところです。
【入出力端子】
背面ポート①HDMI 2.1b ②Mini DisplayPort 1.4 ③Thunderbolt ④Alienware Graphics Amplifierポート ⑤電源端子
左側面 ①セキュリティスロット ②LAN(KillerネットワークE3100xギガビットイーサネットNIC)③USB 3.2 Gen 1 Type-A(PowerShareテクノロジー対応)④オーディオ出力用1/8インチ ポート
右側面 ①MicroSDカード リーダー ② ③USB 3.2 Gen 1 Type-A
充実した入出力ポートを実装しています。
【ディスプレイ】
ディスプレイは、狭額ベゼルで15.6インチ フルHD(1,920×1080)解像度で、リフレッシュレートはノートでなんと!300Hz! 応答速度は3ms この数字が、今まで普通のノートPCしか触って来なかった自分には、イマイチピンと来ませんが凄い仕様である事だけは分かります。
キーボードは、この薄さで1.7mmのキー ストロークを確保 しています。
とにかく入力のしやすさは今までのどのパソコンと比較しても抜群の感触です。15インチなのにテンキーを設けていないのは、まさにゲーマーのための操作を優先しての仕様ゆえなのでしょう。
キーボードや後部のイルミネーションが如何にもゲーミングマシンって言う感じで気分を盛り上げてくれます。
【Alienware Command Center】
電源、温度管理、サウンド、照明、マクロ機能など細かな設定は、専用ソフトのAlienware Command Centerから行えます。
オーバークロックなどかなり深い部分までセッティング可能で、パフォーマンスを最大限まで高める事が出来ます。
イルミネーションの設定 気分を盛り上げてくれるゲーミングマシンには欠かせない機能です。
【ベンチマークテスト】
さてお待ちかねのベンチマークテストを実施してみました。
まずはお約束のCINEBENCHから
(※ 同機種の他で紹介されていたベンチより遅かったので再計測してみました。)
素晴らしい!マルチで10325ptsを叩き出しました!
(※再計測したところ余裕のスコア1万越え )
デスクトップ機と比較しても遜色ない性能です。
(前回は、なぜ遅かったのでしょう?)
こちらはシングルCoreランク
続いてパソコン性能が最も求められるFF15ベンチ
高品質(フルスクリーン)で9909 今まで軽量でもカクカク画像でしか見た事が無くまともに見られたのは初めてでした。
(こちらも再計測してみました。前回は高品質でウインドウ表示でしたので、フルスクリーンでこのスコアは、やはり驚異的な速さと言えるでしょう。)
FF14ベンチでは、高品質で8341 美しいFFNの世界観を思う存分堪能できます。
普段やらないネットゲームもちょっとだけ体験してみました。
試したのはビギナーにも入りやすい「エーペックスレジェンズ」
オープニング映像だけで、ちょっとこれはヤバイです。
全くストレスも無くフルCGが15インチの全画面で目まぐるしく動いています。異次元のパフォーマンスを目の当たりにしました。これが最新のCPUとGPUを搭載したPCの威力である事をまざまざと感じました。
現在、まだ操作方法など慣れるのに苦労していますがお借りしている間は、何とか普通にマップ内を巡れるように頑張ってみます。
ストレージ(M.2 SSD)の転送速度 ですが、Crystal Disk Markでは、まぁまぁの数値
クリーンインストールで残146GBは、少なすぎます。
ここはモニター商品なので致し方ところでしょうが、購入時は容量をカスタム出来ていたはずですので。
【忖度のない感想】
とにかく超絶の速さです。この仕様であれば間違いなくストレスフリーで、ネットゲームの世界に没入できるでしょう。
ただし、正直言えばゲームをしない人には全く必要のないてんこ盛りの機能と性能でもあるわけで、ハッキリと住みわけが存在しています。
自分はゲームをしない人なのでオーバースペック過ぎます。
あと、気になったのは発熱量がハンパでは無く1時間も動かしていたらキーボードがかなり熱く感じられました。この辺りは、ノートPCゆえの構造上致し方ない部分もあるでしょうがそれでも、発熱によるパフォーマンスの低下が見られないのはノートPCにカスタマイズされているGeForce RTX 3080の仕様によるものと思われます。
また、この機体だけかも知れませんがバッテリーの消耗が激しいです。
フル充電でも2時間ほどしか稼働しませんでした。長時間ネットゲームをする人にとっては、電源アダプターとの常時運用は避けられないと思います。
しかし、いい体験をさせて頂きました。こういう機会でもないと触ることなどまず絶対ありえないでしょうから。
販売開始から既に2年以上経過していますが、オークション市場でも15万以上の高値で売買されている様です。
DELLさんからこのシリーズの継続機種も続けて出ている様です。
更なる高みを目指しお値段もうなぎ上りの様です。
購買層は一部のマニア層だけではあるでしょうが、このシリーズを継続開発されているDELLさんに敬意を表したいと思います。
(6/29追記: CINEBENCH、FF15ベンチそれぞれ再計測し、スコアを再掲載しました。)
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