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『中国帰国者』について知る・聞く・見る ~語りと写真展~

2017-01-10 10:03:51 | 多文化共生
『中国帰国者』について知る・聞く・見る ~語りと写真展~

主催:近畿中国帰国者支援・交流センター


知る・聞く-1 講演 ~中国帰国者との出会いから、  写真家 宗景 正さん

中国(旧満州)にそのルーツを訪ねる~
1947年生まれ。04年 「DAYS JAPAN」に「夜間中学校からの再出発」を発表。
その後、 「夜間中学校の在日外国人」 「私たち 『何じん』ですか 中国残留
孤児はいま・・・(共著)」「 『開拓民』国策に翻弄された農民」を高文研
より出版。また全国各地で写真展を開催。現在、中国残留日本人支援団体
「コスモスの会」尼崎日本語教室の代表を務めるかたわら、中国残留日本人
孤児の故郷、中国(旧満州)の取材を続けている。


知る・聞く-2 中国帰国者による体験談
中国帰国者2世 新津春子さん(特別ゲスト)
中国帰国者1世 大槻麗子さん
  中国旧満州に生まれる。その後、残留孤児となり、1989年に日本に帰国。
中国帰国者3世 五十嵐世騰さん
  1980年、中国・瀋陽市に生まれる。1985年、中国帰国者1世の祖母と一緒に日本へ
   帰国。現在は専門学校に勤務。


知る・見る 中国帰国者とその故郷を知る写真展

出展写真撮影:宗景 正さん



【中国残留邦人・中国帰国者とは…】

1945年 (昭和20年)当時、中国東北地区(旧満州地区)には開拓団など多くの日本人が居住していましたが同

年8月9 日、突然のソ連参戦により、人々は居住地を追われ、逃避中や収容所では飢餓や伝染病により死亡者が続出

するという悲惨な状況にありました。このような混乱の中、肉親と離別して孤児となり中国の養父母に育てられた

り、中国人の妻になるなどしてやむなく中国にとどまった方々を「中国残留邦人」と呼びます。これらの人々はそ

の後も長年にわたり日本への帰国が叶わず、“残留”せざるを得ませんでした。その後、日本に帰国された方々、ま

たその家族も含め「中国帰国者」と呼びます。



日時:2017年1月31日(火)14:00~16:30*写真展は13:00~17:00
会場 :日本基督教団東梅田教会 (大阪市北区野﨑町9-6)
お問い合わせ・申込先 近畿中国帰国者支援・交流センター

TEL:06-6361-6114 FAX:06-6361-2997
E-MAIL:kinki-center@osaka.ywca.or.jp
お問い合わせ受付時間 月~日曜日 10:00~18:00
★お席に限りがございますので、必ず事前にお申し込みください。

(む)
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