彷徨う惰性自身

日々の出来事を思いのままに書き留めている。

ソウルの「プロジェクトⅩ」

2005-06-03 23:30:53 | 韓国
 何の変哲も無く、水の枯れた川を橋の上から撮影したかのように見えますが…
 実はここ、河川の造成工事が終わり、これから水が流れるのです。

 詳細はこちらをご覧いただければわかりやすいです。
 「川を壊して道路にしたのだけど…また川に戻そう」と2年前から始まったソウル市のプロジェクトです。

 私は今回を含め、過去2年で5回ソウルの街に訪れていて…訪れる度にこの工事の進捗状況を見るのが楽しみのひとつです。
 昨日映画を観た帰りに、「どうなっているのかな?」という事で、バスに乗って行ってみました^^;

 そんな大規模な工事も終焉に向かっていて、6月1日には既に上流部で放水が始まったようです。
 因みに、今回撮影した場所は下流部で…まだその水は届いていませんが、近いうちにソウル市民や訪れる人々にとって気分を和ませる事なんでしょうね。

 そんな時期になったら、また遊びに行こうかと思っています。
 それでは、また。

ナンッグイルギ(南極日記)―大韓劇場シネマコンプレックス

2005-06-03 01:13:20 | 韓国映画
 スーパーマーケットでのお買い物の後に、地下鉄に乗ってソウルで有名な映画館に行ってみました。
 折角ソウルに来たし、ある程度?韓国語も解るし…「どうせなら現地で韓国映画を観よう」になりました。

 「殺人の追憶」や「大統領の理髪師」でしびれるほどの名演技をしたソン・ガンホと、「H」や「オールド・ボーイ」でとても怪しいながらも優しさを魅せられる演技ができるユ・ジテの豪華キャストということもあって…私なりに「もしも今度ソウルに行ったときには、是非見たい」という作品のひとつが「南極日記」だったのです。
 なので、上映している時にソウルへ行く事ができたのは、本当に願ったり叶ったり…凄く嬉しいです^^

 今回、私が足を運んだ映画館の概要はここにあります。
 私が観た映画の大まかなあらすじはこちらから「南極日記」まで進んでみて下さい。
 
 「映画を観よう」と思った私は、少し興奮していて映画館の様子を撮影するのを忘れてしまったので、今回はチケットを載せてみました^^;

 さて、映画の感想…オールハングルで観たのでぱっとは解りませんでしたが、下記の様な感想です^^;
 昨年上映された「オールドボーイ」では、いわゆる悪役の「恨みから情け」→「情けから戒め」といった物語が進行しましたが、今回は主役の「情けから恨み」→「恨みから戒め」→「戒めから反省」と、やや考えさせる作品でした。

 それだけでは少し難しいですよね^^;
 もう少しわかりやすく書くと…韓国初の南極点を目指す探検隊の面々が、最初の頃はお互い助け合っていたのに、日が経つにつれ性格や思想の違いからと「ある書物」の内容からお互いの気持ちや心理状態が変わって行く物語になっています。

 これ以上この作品について書いてしまうと、ネタバレになるので書きませんが…
 相変わらず、ソン・ガンホはいい味を出していました^^
 ユ・ジテ…すっかり「悲劇の悪役」が板についてしまっています。勿論今回の作品でも期待を裏切らず、最後の方はとんでも無い事をしてくれます。

 この作品、日本では今年の秋頃に公開されるようです。
 その時にはまた字幕付きで観てみたいですね^^

 明日か明後日も大韓劇場に足を運んでは、何か観てみようかと考えています。

 それでは、また。