大日本推命学会 元会長 故・阿部泰山 直門直系・四柱推命 中村素山のブログ  

飛鳥時代~明治維新まで 朝廷と武家社会に用いられていた ”陰陽五行説”を基に 21世紀の陰陽師 の育成を図ります。

五行の大過不及と 肉親関係

2015-06-08 00:05:00 | 肉親・親子・兄弟姉妹

肉親運の吉凶 夫婦 親子 兄弟姉妹 ほか、肉親関係にありながら不平不満が重なってトラブルが発生する・・でも、このような実例は意外と多いのです。

母子関係のトラブルは、母親の対応が原因になる場合が大部分です。ビックリするのは、双方(母子)の四柱命式中の五行の大過が災いしている場合です。

冬月生れで 水の大過強旺 更に水が重なってタップリの にプカプカ浮いた 日干甲乙、水に沈む庚辛金 水の大過で泥状、あるいは泥水に変化する 戊己土、消滅する 丁火 など、大過する五行が母子ともに忌神 (凶象) マイナスになっているのです。

相性が悪くても 成人までは親の庇護を要しますが、自立できる年頃には別居するのが良いのですが母親に助言しても 子離れが出来ないお母さんは多いですね。

極端な五行の偏りは、特殊な命式でない限り、凶命と考えるべきですが、大過に反して、不及(不存在力量が弱い)する場合はどうでしょうか?

戊己日冬月生れ 命式中に火の印星ゼロの場合は、母親は健在でも我が子に対して薄情・・不思議なように現実と一致しているのが良くわかります。兄弟姉妹の場合も同じことが云えます。

日干五行に 関係なく 比肩劫財0ゼロ 兄弟姉妹はあっても無いも同然で協力援助は望めないでしょう。このような場合は、世間一般の考え方では辛い思いをしなくてはなりませんから 親きょうだいの助けが得られないことが解っていればそれに応じた対応が賢明でしょう・・・ ホームページ


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