最近の鑑定内容

つい数年前には考えられなかった鑑定受付け内容・・特に若年者に多いのは　精神的な悩みを通り超えて心療内科にも比例するような悩みを抱える方の親御さんからの依頼が多くなっています。

になるのは、親御さん、ごきょうだいに取っては精神的な悩みは語りつくせないのではと察します。しかし、相手の為でなくご自分の目線で対応を求められるのが否応なしに伝わって来ます。

なぜ、お子さんのために、なぜ、きょうだい本位に考えられないのでしょうか？自閉症、心身症にも等しい状態なのに、正常な方と同じ対応で一方的な押付けでは悩みは、更にエスカレートするのではないでしょうか？

ものごとの考え方も普通ではない、社会生活に馴染めない、順応できないのに結婚問題も就職も一般常識で考える 親、きょうだい・・・

数年前、心療内科を受診していても効果なしの理由で相談される方がありましたが医師の手に負えないものを私に何が出来るでしょうか？？親御さんの対処法は、やはり大きな問題がありました。

我が子 姉妹が正常な精神状態でないのに人並み以上の理想（希望）を持っておられるのが共通点でした。普通でない原因は何か？肉親の方に考えて頂くのが先決ではないでしょうか？真っ当な四柱推命は、丁半、一六 （イチロク） 勝負のように "即"解答出来るものはありません。

持って生れた宿命は良くも悪くも本人の ”業” です。根深い業は断ち切れないのに鑑定を受けるだけで全てが解決する。幸せが舞い込むと考える人、異様な相談に対して私自身が 気が変になるのではと思うことがありました。鑑定のお仕事をされている方は、このような依頼のあった時は十分ご注意ください・・・    ホームページ

 

個人差が大きい財星運の吉凶 （２）

前回に続き、今回は日干 水 ・壬癸 について、水の力量が強くなるのは冬月 亥子丑 寒さから身を守るために 丙・丁火 が求められますね。従って冬月生れには 丙丁 の財星が最喜神となります。

特殊な運命でない限り冬月は、日干「土水」以外でも火は必要不可欠です。このブログを見てくださるあなたは、寒さに凍えても暖房は要らないと思いますか？？冬でも 冷房歓迎 ですか？そんなことはあり得ないですね。

この様に冬に火を求めるのは自然の法則なのです。水から火は財星ですね。壬・癸日 生まれで夏巳午未月生れの場合はどうでしょうか？

暑い夏には 「水」 は蒸発しますから 「水」に根があること、水源に 金・庚辛が必要です。水枯れが発生すると、健康に悪影響が発生するからです。

財星 「火」 から反剋されて体内の水分が不足すると、腎臓、泌尿科系に大きな負担が掛りますから 十分な水と水源の 「金・庚辛」 が必要ですね。

現在は、透析で健康維持が出来るでしょうが昔は水枯れ 腎不全で命を落とす人が多かったのです。このような場合は普段からの健康維持に水分補給を欠かさないこと、血液循環を良くすることが大切です。

漢方療法では、鍼 （針治療 ）灸は火ですから水枯れを促進して危険です。これは日干が水でなくても　水が必要！！でも、四柱中になし、力量が弱い時は、ぜひ、水分の補給を心掛けてください。      ホームページ

個人差が大きい 財星運の吉凶 （１）

金銭運の吉凶　大抵の方は、金銭運に恵まれることを希望しますね。お金など要らない方もあるでしょうが、あっても少ないでしょう。

金銭運のあるなしに関係なく、金運自体が本人の為に良くない、マイナス又は、プラスになる場合があります。特に、顕著に現れるのが日干 「土・水」 の場合です。金運のあるなしは知っていても金運が本人に取って喜神か？忌神か？理解出来ない方が多い筈です。

己は、水が金銭運です。夏生まれは 「水」 の潤いを求めますから概ね 金銭運はプラスになるのです。但し、ほかに沢山の 比肩劫財がある場合は、財の奪い合いが起こりますから良好とは云えません。

逆に冬月生れの場合では　金運の 水 は月令を得て強旺しますから 一見、金銭運はバツグンのようですが、真冬に火の気なしの 土 は、活気を失います

他に 強い 戊己があっても火なしでは全く役に立ちません。冬月生まれの 戊己 は季節（冬）自体が水の金運です。冷たい金運よりも 印綬・偏印五行の火が不可欠です。

火なしは最悪、ものごと停滞して開運は望めないのです。陰陽五行など興味なし、迷信と考える方もあるでしょうが、実際このような命運の持ち主さんは、仕事は不安定で結婚相手も決まらない実例が多いのです。

金運がマイナスの場合は、お金を粗末にする傾向があってギャンブルなどで身を持ち崩す人もあります。これも陰陽五行を理解出来ていればこそわかる事なのです。　　　　　ホームページ

陰陽五行を 自然に理解する 方法・・・

陰陽五行を無理なく自然に理解出来る方法として、自分自身の命式で練習するのが一番解りやすいですね。あなたの日干は何でしょうか？まず、これから始めましょう・・・

干支暦から生年月日時の干支を選定して甲は 樹木 又は材木　乙は草花 このように、甲から癸までの十種類内のどれかです。

あなたが丁日生れの場合、丁は照明、暖房の火ですから燃料が必要ですね。昔は、ローソク、焚き木用のまきを使用しました。これが燃料の 甲 に当たります。暖房不要の季節でも　夜には照明用に　ローソク灯油　甲の燃料が必要ですね。

丁日以外の生れの方も 特に冬月（亥子丑）生まれの方は、丙=太陽、丁=暖房が必要不可欠です。寒い冬に暖房なし！冷房と冷たい飲食物を求めないでしょう？？

冬月生れ命式中に火の気 全くなしの 戊己日生まれの場合、月令を得て強旺する水の力量に庚辛が加わると 泥土は バリバリに凍てついた状態です。

逆の場合、真夏の太陽が照りつける中で 水 は必要不可欠、喜神五行とされる理由を解って頂けますか？夏月生まれで水なしの土は、砂ぼこり、ひび割れを起こします。

悲惨とも云える現実と 四柱推命の学習は 別物と考えないでください。この様に生日と生月（季節）によって　本人さんの最も必要な五行 （木火土金水） は何か？どうか、この自然の原理をご理解ください・・・

講義録＜調候用神法＞ 更には ＜調候用神法要解＞に、日干（甲～癸）と各月の調候　補佐用神を記述していますから必ず一人の命式から確認する習慣を付けてください。　 ホームページ

 

 

仕事と晩年運の関係

仕事と晩年運の関係、若い頃から何事もうまくいかない、苦心苦労の末にようやく開運する人、若い頃は順調であっても、最近は思わしくない、これは、不況ばかりではありませんね。

本人が持って生まれた運命の影響が大きいのです。（※本人の性格と云った方が妥当かも知れません。） こうしたことは、高齢期になって気が付くよりも、少しでも若い頃に自覚出来るに越したことはありません。

自分の運命に沿った仕事、同じ業種（仕事）でも、雇用される場合と、自営とでは大きな差がありますが 未来のことは、だれも予測出来ないのが運命ですね。

四柱推命による運命判断は個人の事柄であって、経済問題も含めた社会情勢はすべての人に共通する問題です。不況、不景気、いつになったら良くなるのか？過去何年も前からこんな話が否応なく耳に入りましたが・・・

少子高齢化で人口の減少、消費者が少なくなって供給過剰の商品と空き家住宅 （ビル） が増えるばかり、これでは数十年昔のように景気回復を求めるのは無理でしょう。

少なくても５０歳以上の方なら、団塊世代が高齢になる頃は、どんな世の中になるか？ある程度の見通しと予測は出来ていたのではないでしょうか？　 

特に最近 高齢の方と身近に接するとき、年齢以上に 体力的個人差を感じます。高齢でなくても杖をついている人　ヨタヨタ歩きの女性、戸籍上の年齢はどうにもなりませんがせめて背筋だけは ”ピン” と伸ばしていたいですね。　　ホームページ