大日本推命学会 元会長 故・阿部泰山 直門直系・四柱推命 中村素山のブログ  

飛鳥時代~明治維新まで 朝廷と武家社会に用いられていた ”陰陽五行説”を基に 21世紀の陰陽師 の育成を図ります。

五行の大過不及を調整する方法

2015-03-23 00:05:00 | 五行・木火土金水

すべての事が上手く行かない・・その原因は、命式中の五行の大過不及、偏りが主な原因です。四柱命式中に同じ五行が3つ以上あれば大過としますが、それ以上に大過する命式は意外と多いのです。

大過する五行は取り除くことは出来ません。命式表を書き換えても無駄ですから 制化すること ほかの著作書にも、制又は化す記述されていますが、制化の意味、制とは?制すること 制圧 抑制 抑える意味ですね。

化は、化す、ばける。四柱推命では 次の五行に変化する意味です。化学のことを ばけ学とも云いますね。何でもない様でも 漢字に深い意味が含まれていますから一文字づつ読めば意味が理解出来ます。

例:甲木の大過を調節するには・・庚金で制する。 (ノコ、カンナ、刃物で伐採、切る削るなど) 化は、次の五行火へ漏生する。(丁火の燃料ほか、五行大過不及の調整も 制、又は、化すことによって凶意は軽減、改善されるのです。

但し、どの命式も制化できるものではありません。制化出来る五行通変星がない時は、大運 年運の後天運で調節する場合が大部分ですが後天運にも廻らない命式も珍しくありません。

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