方位の吉凶・・引越しをする場合どの方向が良いのか、気にすれば限りがありませんが、出来れば凶の方位は避けるのが無難ですね。これは私自身が実感したことや知人の転居後の様子から判断したものです。吉の方位・・四柱命式の喜神となる五行の方向、甲乙日の生まれで身弱の場合は、東、北、身旺の人は南へ・・・
命式中に 水がなく金が強い、西へ行かねばならない時は、水の年廻りが安全です。但し、大運との関係も見る必要がありますね。どんな人にも当てはまることですが、大運が吉運 (向禄運) に向っている時に、逆戻りの方位は福分が薄くなります。
つまり、福分を掴む時期が遅くなる・・又はチャンスを逃すことになるでしょう。逆に、大運の最盛期を過ぎてから元の方位への転居は、再度吉運に出合うとされます。このように吉方位を知るには陰陽五行の理解が必要ですね。
凶命の実例・・壬癸日、身弱の夏月生まれは水を生じてくれる庚辛金が絶対に必要です。西方面に転居して運が好転した人が、再び東に向かって引越しをしました。水と木は相生ですから悪くな筈ですが、エネルギーの消耗が激しく健康を損ねて 腎不全 で亡くなった人もありました。
なぜ?方位を気にするのでしょうか?昔は、日が暮れると辺りは真っ暗、眠っている間に、敵が攻めて来るかも知れません。賊に押し込まれることもありますから 寝起きをするところは安全な場所を選んだ先人の知恵で、迷信とは言い切れないものを感じます。夜眠っている間が重要ですから、職場や学校など昼間に通う場所では気にする必要はないでしょ う・・・ ホームページ