癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

■<党首討論>首相、民主弱点の外交・安保で攻めきれず・・・未だ足りない党首討論!

2009年08月12日 20時53分10秒 | 政  治

                 

麻生太郎首相と鳩山由紀夫民主党代表は12日、衆院選で唯一の直接対決となる党首討論に臨んだ。鳩山氏は政権交代をかけた討論に「チャレンジャー」として臨んだが、逆に首相が民主党の目玉政策である「子ども手当」などの財源問題の細部について攻め込み、鳩山氏の準備不足が目立った。

ただ、安全保障に関する議論は深まらず、両氏が描く将来の国家像は曖昧(あいまい)なまま示されないまま時間切れとなった。

 首相は6月17日、国会での党首討論で「財源問題、安全保障問題についてあらためて党首討論を開催してほしい」と鳩山氏を挑発しただけあって、大量の資料を手に、険しい表情でこの日の党首討論に臨んだ。

 「民主党の財源なきバラマキ政策について聞きたい。予算の組み替えで何兆円が出るというのは無責任だ。結局は子供のいない家庭や子供の世代に押しつけられるのではないか」

 首相は討論冒頭から鳩山氏へのライバル心をむき出しにした。

 子供1人当たり2万6000円を支給する子ども手当制度や、高速道路無料化など民主党の目玉政策を「バラマキ」と決めつける一方、社会保障少子化対策の財源として景気回復後に消費税増税を行うことを明言し、「日本に責任を持ち、国民の暮らしを守る自民党」を強調した。

麻生太郎首相は党首討論に先立つ11日、千葉県野田市にある鈴木貫太郎元首相の記念館で、鈴木氏が昭和21年、祖父・吉田茂元首相に「負けっぷりはよくせないかん」と忠告したエピソードを紹介し、弱気になっているのではないかとの憶測を呼んだが、党首討論での闘志をみる限りでは負けるつもりはなさそうだ。

 ただ、首相は民主党にとりアキレス腱(けん)の外交・安全保障問題では攻勢に出たが、攻めきれなかった。民主党は衆院選後、社民党と連立を組む可能性が高いが、同党が主張している非核三原則の法制化に対する鳩山氏の発言のブレを突くことはなかった。日米自由貿易協定(FTA)に関するマニフェストの修正にも触れなかった。

 一方の鳩山氏は財源問題で、無駄遣いの排除で捻出(ねんしゅつ)できるとの主張を繰り返したが、首相からの「社会保障経費の増加にどう対応するか」との質問には明確に答えようとせず、直接対決は消化不良に終わった。 【産経ニュース】

                    

       麻生首相と鳩山代表 党首討論2009 8 12


金のばら撒き・選挙目当ての上積等論議は聞き飽きた、それより、国の基本となる国防について両党とも攻め切れないことにがっかりする。

国の基本となる国防に満足なポリシーが無いようでは、何を強調しても説得力に欠ける。両党首とも安全・安心について論題を絞って討論して貰いたいものだと思うが・・・・・


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