※ネタバレ注意
さて、9/18に公開された映画「メイキング・オブ・モータウン」を見に行ってきました。
学生は出歩くな!のご時世ではあるけども、何せ1人だし、マスクや感染防止対策はちゃんとしてるのでお許しください。
見たのは都内某所の午後イチ公演。
開始5分前にギリギリ入場。ほぼ満席、その後完全満席でした。(定員制限もなくなったし、満員御礼状態。)
予告でジャズ映画やる、と流れてそっちにも食いついてしまった自分。
本編スタート。
内容は某ラジオ番組で得た知識があれば十分付いていける話でした。
(パンフが復習替わりになるので買ってよかった笑)
デトロイトの車工場で働いた経験を活かし、ベリー・ゴーディーが音楽レーベル「モータウン」を立ち上げ、
そこで出会ったスモーキー・ロビンソンをはじめ、様々な仲間やアーティストらと共にレーベルの経営をしたり、
アーティストのプロデュースやらプロモーションやらをしていく、という話。
その流れに沿って、歴史的背景(特に黒人差別)を組み込んだアーティストや曲(マーヴィン・ゲイのWhat's Going On)の紹介もあり。
レーベルとアーティストの意向のすれ違いやレーベル移籍、スティーヴィー・ワンダーのようにもう一度戻ってきたアーティスト、
モータウンの在り方(人種関係なく楽しめる音楽の提供)、などなど。
一番印象的だったのは、マーヴィンのWhat's Going Onの多重録音シーン。
どんどん音を重ねて、いつものあの音になっている、というのは知らなかった。歌詞も日本語詞を改めて見てみると、メッセージ性が強い。
それだけでなく、マーヴィンの歌声はゴスペルの影響もあって(この前のNight Fishing Radioで入れ知恵w)物凄く「ソウル」が感じられる。
そして、彼のようなアーティストの才能を見抜いたベリー・ゴーディーは、物凄い才能の持ち主だなあと感心した。
もう1つ印象に残ったのは、やはり黒人差別の酷さである。
地域によって人種の棲み分けが厳しく、そんな地域でもモータウンのアーティストはライブ活動をする。
その帰路で、車のエンジンを銃で撃って爆破されそうになったというエピソードは正直ぞっとした。
BLMがタイムリーな問題ではあるが、「音楽」を通じて人種関係なく交流できるきっかけを作ったモータウン社の歩みは素晴らしいなと思った。
そういったことを踏まえて、音楽というコンテンツには大きな可能性があるんだなということに気づかされた。
今年の映画No.1に決定です(そもそも今年これしか外で映画見てない)。
さて、9/18に公開された映画「メイキング・オブ・モータウン」を見に行ってきました。
学生は出歩くな!のご時世ではあるけども、何せ1人だし、マスクや感染防止対策はちゃんとしてるのでお許しください。
見たのは都内某所の午後イチ公演。
開始5分前にギリギリ入場。ほぼ満席、その後完全満席でした。(定員制限もなくなったし、満員御礼状態。)
予告でジャズ映画やる、と流れてそっちにも食いついてしまった自分。
本編スタート。
内容は某ラジオ番組で得た知識があれば十分付いていける話でした。
(パンフが復習替わりになるので買ってよかった笑)
デトロイトの車工場で働いた経験を活かし、ベリー・ゴーディーが音楽レーベル「モータウン」を立ち上げ、
そこで出会ったスモーキー・ロビンソンをはじめ、様々な仲間やアーティストらと共にレーベルの経営をしたり、
アーティストのプロデュースやらプロモーションやらをしていく、という話。
その流れに沿って、歴史的背景(特に黒人差別)を組み込んだアーティストや曲(マーヴィン・ゲイのWhat's Going On)の紹介もあり。
レーベルとアーティストの意向のすれ違いやレーベル移籍、スティーヴィー・ワンダーのようにもう一度戻ってきたアーティスト、
モータウンの在り方(人種関係なく楽しめる音楽の提供)、などなど。
一番印象的だったのは、マーヴィンのWhat's Going Onの多重録音シーン。
どんどん音を重ねて、いつものあの音になっている、というのは知らなかった。歌詞も日本語詞を改めて見てみると、メッセージ性が強い。
それだけでなく、マーヴィンの歌声はゴスペルの影響もあって(この前のNight Fishing Radioで入れ知恵w)物凄く「ソウル」が感じられる。
そして、彼のようなアーティストの才能を見抜いたベリー・ゴーディーは、物凄い才能の持ち主だなあと感心した。
もう1つ印象に残ったのは、やはり黒人差別の酷さである。
地域によって人種の棲み分けが厳しく、そんな地域でもモータウンのアーティストはライブ活動をする。
その帰路で、車のエンジンを銃で撃って爆破されそうになったというエピソードは正直ぞっとした。
BLMがタイムリーな問題ではあるが、「音楽」を通じて人種関係なく交流できるきっかけを作ったモータウン社の歩みは素晴らしいなと思った。
そういったことを踏まえて、音楽というコンテンツには大きな可能性があるんだなということに気づかされた。
今年の映画No.1に決定です(そもそも今年これしか外で映画見てない)。