たくのブログより・・・・
「なるほど~」と思ったので紹介します。
私も以前、この方のセミナーを受けた事あるので・・・
平本さんのメルマガより・・・
『○○のスイッチ』は人それぞれです。
それをみつけるヒントがここにあります。
ステキなメルマガ・・・ありがとうございました。
↓↓↓
森さん(仮名)は、定年を迎えたころ、
この後の人生を、さらに元気に過ごせるように!
もっと健康にすごしたい!
そんな想いで、
40年以上吸ってたタバコをやめたくて、
コーチングを受けました。
もう、1年半以上、タバコを1本も吸っていません。
その結果に、
自分でも大喜び!
「孫の花嫁姿を見るまで、元気でいるぞ!」と
張り切っています。
そして、最近は、
太り始めたのが、気になってきました。
コーチは聞きます。
「太って、困ることは?」
「かがむと、お腹が苦しい・・・」
コーチ「他には?」
森さん:
「鏡で、自分の姿をみると、醜くなってきた・・・」
コーチ「他には?」
森さん
「嫁さんから、最近、
お笑い芸人の『出川』に
似てきたって、言われたんです。
これはショックでしたね~!!」
一同、爆笑です。
まず、
『太って困る事』を、あらいざらい聞き出しました。
「他には?」とコーチが聞いても、
森さんが、「もうこれ以上でてきません」と言うところまで、
引き出して、次の質問に進みます。
コーチ:
「逆に、痩せたらいいことは?」
森さん:
「鏡に映して、
“これは許せるなあ~”と、思えることです。」
コーチはすかさず、つっこみました。
「“許せるなあ~”、で、いいですか?
“あ、自分かっこいいなあ”、がいいですか?」
「あ、“かっこいい”、がいいですね(笑)」
照れくさそうに笑う、森さん。
コーチは、
ホワイトボードに洗いざらい書き出して並べた、
『太ると困ること』と、
『痩せたらいいこと』を、
見ながら、聞きました。
「どっちが、モチベーションわきますか?
痩せると、こうなったらいい、か、
太ると、これが嫌、か・・・」
「両方、あるんですけど、
比率で言ったら、
6(嫌):4(良い)ですね。」
コーチは聞きます。
「この中で、いちばん嫌なのは、何ですか?」
「・・・いちばん嫌なのは、
『出川に似てる』って、言われることですね。」
「痩せて、いちばん嬉しいのは?」
「20年前の自分の写真を見て、
この男、すらっとして、かっこいいな、
でも、今の自分もかっこいいな、って思えることです」
森さんは、フロアの現在だと感じる場所に、
『現在』と書いた紙を置いて、
『太った未来』、『痩せた未来』、
それぞれの道の延長に、紙を置いてみました。
まず、『現在』から、『太った未来』に向かって、歩いていきます。
自分が、太っていく姿を、想像し、体感しながら・・・
見ている私たちも協力して、
森さんに聞こえよがしに、口々に言いふらします。
「森さんって、最近、出川に似てきたわよね~」
「ホントホント、昔はかっこよかったらしいけど」
「太っちゃったわよね~」
森さんは、それが聞こえた瞬間、
本気で嫌そうな表情で、頭を抱えてしまいました。
一旦『現在』に戻って、
今度は、『痩せた未来』を、歩いてみます。
森さんが『痩せた未来』の場所を歩いているとき、
周りにいる私たちは、
「森さん、最近かっこいいよね~!」
「ホントホント、かっこいいよね!」
と、大きな声で、噂話。
それが耳に入ってきた森さんは、
嬉しさを隠せない、ニコニコ顔で、
思わず、「いいですねー!!」と、ガッツポーズ。
その表情や姿勢の変化に、一同大爆笑でした!
コーチは言いました。
「では、『痩せた未来』に近づくための、
具体的なアクションを、見つけていきましょう。
今まで、ダイエット、試したことありますか?」
「ないです。」
コーチ:
「では、太った『きっかけ』を書き出してもらえますか?」
森さんが、太り始めたのは一年半前。
紙に、『1年半前』と書いて置き、
そこから、『現在』に向かって、歩きながら、
太った要因を、付箋に書いていきます。
「夜中に、ラーメン食べたなあ」
「歩かなくなったなあ」
「・・・運動することも減ってきてるなあ」
「甘いもの、つい食べちゃったなあ」
「階段使わないで、エスカレーター使っちゃったなあ・・・」
コーチは聞きました。
「2010年秋から、だいぶ太ること、やってきましたね~(笑)
この中で、どれをやめたら、こっち(痩せる道)に行けるか、
一緒に探しましょう。」
「いちばん大きいのは、定年ですね。リタイアして、
以前より、身体を動かさなくなったことです。」
コーチ:
「『現在』から、『痩せた未来』に向けて、
一歩、歩いてみてください。
『痩せた未来』に進む道で、“身体を動かす”ことって、
具体的に何か、思いつきますか?
ただ運動する、でもいいし、
電車に乗らずに歩く、でもいいし、
運動しなかったら、出川に似てきてるねと言ってもらうでもいいし・・・」
森さん:
「奥さんに、出川に似てきたわね、
と言われたのが、かなりショックだったので、
『運動しなかったら、出川に近づいてくわね』
と言ってもらうといいですね」
コーチ:
「自分でやる気を上げるほうがいいですか?
それとも、奥さんにお願いして、
実際に言ってもらうと、いいですか?」
森さんは、毎日、奥さんに確認してもらう方を選びました。
森さんが運動しなかった時は、
「出川に近づいてくわね」と、奥さんに言ってもらう。
森さんが運動した時は、
「20年前のあなたに、近づいてきているわね~!」
そう言ってもらうこと。
それが、今回のコーチングの宿題でした。
このコーチングでは、
森さんにとっての、『痩せるスイッチ』を見つけることが、
ポイントでした。
後日、ご本人と電話でお話したとき、
「順調です!
奥さんに確認を協力してもらいながら、
ウオーキングしたり、体操したり、してますよ!」
と、明るい声でお話されていました。
『痩せるスイッチ』は、人それぞれです!
だから、一人一人引き出していく、
コーチングが有効なんです!
※ 平本あきおのコーチングLiveより、クライアントさんの了承の上、
ご紹介しています。