――想像して欲しい。「人道復興支援活動」の再定義。
●人道復興支援活動
(1)自衛隊が国の命令で危険地域へ赴いて行う活動で、日本と同盟国であるアメリカが街などを破壊したそばからせっせと直すという、不可解な任務。たとえるなら愛犬家の犬散歩のようなもので、愛犬の糞はその場で拾うといったところか。ただし、大きく異なるのは主従関係。犬と人間の主従関係はもちろん人間が主人なわけだが、イラクにおけるアメリカと日本の主従関係はどうも逆のようで、犬のほうが偉いらしい。
(2)ボランティア活動という隠れ蓑を盾に、どうにか功名をあげてやろうと目論む民間人が、自分勝手に危険地域へ出掛けること。自己責任という概念は、どうも持ち合わせていないらしい。また、「戦況が落ち着いて危険がなくなってから出掛けてもいいのでは?」といった理屈は通じないらしく、時に国家レベルで迷惑を掛けることとなる。家族にとっては心配の種なのだが、また同時にその家族の功名をもあげるチャンスでもある。
※アンブローズ・ビアス『悪魔の辞典』の訳書は以下のようにいくつかありますが、本サイトは原著の翻訳ではないのであしからず。単なる想像による、言葉の再定義ですから。
→ [筒井康隆(翻訳)]
→ [西川正身(翻訳)]
→ [奥田俊介(翻訳)]
●人道復興支援活動
(1)自衛隊が国の命令で危険地域へ赴いて行う活動で、日本と同盟国であるアメリカが街などを破壊したそばからせっせと直すという、不可解な任務。たとえるなら愛犬家の犬散歩のようなもので、愛犬の糞はその場で拾うといったところか。ただし、大きく異なるのは主従関係。犬と人間の主従関係はもちろん人間が主人なわけだが、イラクにおけるアメリカと日本の主従関係はどうも逆のようで、犬のほうが偉いらしい。
(2)ボランティア活動という隠れ蓑を盾に、どうにか功名をあげてやろうと目論む民間人が、自分勝手に危険地域へ出掛けること。自己責任という概念は、どうも持ち合わせていないらしい。また、「戦況が落ち着いて危険がなくなってから出掛けてもいいのでは?」といった理屈は通じないらしく、時に国家レベルで迷惑を掛けることとなる。家族にとっては心配の種なのだが、また同時にその家族の功名をもあげるチャンスでもある。
※アンブローズ・ビアス『悪魔の辞典』の訳書は以下のようにいくつかありますが、本サイトは原著の翻訳ではないのであしからず。単なる想像による、言葉の再定義ですから。
→ [筒井康隆(翻訳)]
→ [西川正身(翻訳)]
→ [奥田俊介(翻訳)]