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へっきーです
独り言のように自己満足で
いろいろ書き綴っていきますか
(ΦωΦ)ふふふ・・・よろん♪

RD用 はるちゃん3 ~あらすじ~

2005年06月12日 | ドラマ
<第1回>
 今年の冬は寒さが一段と厳しく、史上最悪の不景気とあいまって、ここ山中温泉を心底から冷え込ませていた。
 そんな中、旅館「翠明」の仲居たちは、はるを先頭に明るく、朗らかにお客様を接待していた。
 高齢の仲居、浜子が仕事上のミスが続き、旅館を辞めさせられそうになる。はるは、女将の涼子に抗議。が、人事に口を出すことは許さない、と叱られる。納得のいかないはるは職場放棄して、鉄観和尚のところで“修業”を始める。
 翌日、涼子がはるの様子を見にくるが、はるはとりつく島がない。涼子は、はるを当分謹慎中ということにする。

<第2回>
 はるが鉄観和尚のところにころがりこんで、三日経った。
 和尚の使いで町へ出かけたはるは、涼子が中年の男性と親しそうに、改装中のワインバーへ入っていくのを目撃。そのバーの店長、佐島から、中年の男性がバーのオーナー、福井の造り酒屋の社長、朝倉であることを聞きだす。
 翌日、寺で節分の豆まきが行われ、涼子も豆まきに参加する。朝倉も来ていたので、はるは憮然。その日、はるは行きつけのうどん屋「三井屋」で、下宿の下見にきた瀬川と会う。瀬川の話から、翠明の上得意のコンビニ「オールデイズ」が倒産するかもしれないと知ったはるは、涼子のもとに駆けつける。

<第3回>
 はるは翠明のピンチを涼子に知らせようとするが、とりあってもらえず、三井屋でやけ酒をあおる。そして、柄の悪い男たちにからまれる。
その頃、涼子は和田支配人から、オールデイズの自己破産の噂を聞かされる。
 その夜、はるは謹慎中にもかかわらず客の前に出て、サービス精神を発揮する。が、和田支配人から、余計な真似だと叱られ、しばらく自分を見つめ直した方がいいと忠告される。
 翌日、和田支配人のもとに、オールデイズが自己破産宣言をする、という情報が入る。和田はそのことを秘密にしたまま、はるを仕事に復帰させる。はるはオールデイズの研修責任者として張り切るが……。

<第4回>
 オールデイズが倒産。翠明での宿泊研修の予約は全部キャンセルになり、莫大な被害をこうむる。
 研修の予約をとったはるは、和田支配人から責任を問われ、窮地に陥る。仲居たちも自分たちの生活が脅かされ、はるを責める。
 翠明を辞めようか、と落ち込むはる。鉄観和尚は、あきらめたら終わりだ、とはるを励ます。
 翌日、和田支配人は経費削減と営業努力でこの難関を乗りきろうと、従業員たちにはっぱをかける。仲居も頭数を減らしたいと。三井屋が店員を募集しているのを知ったはるは、主人の吾朗に、自分を働かせてほしいと申し出る。が、それが大問題に……。

<第5回>
 はるが三井屋で働きたいと言ったために、皆に裏切り者だと誤解される。が、実は翠明のために、昼休みを利用してパートで働こうと思ったのだ。
 涼子は家宝の古美術品を売り払い、当面の危機を乗り越える。仲居の和子と、翠明に出入りしている魚の仲買人、町田が結婚式を挙げる。町田は以前、はるにプロポーズして断られたのだ。
 翠明の親会社が崩壊。翠明の連鎖倒産を恐れて、銀行や取り引き業者が取り立てにやってくる。翠明の絶体絶命のピンチに、板長以下板前たちが全員逃走。仲居も次つぎと辞めていく。

<第6回>
 親会社の倒産で、翠明も倒産寸前。板前は全員脱走し、仲居も半分以上辞めていった。
 涼子は心ならずも休業を決める。
 そんなとき、有名な旅行雑誌の編集者、明子と幸恵が翠明に取材にやってくる。
 涼子は実状を話して、宿泊を断ろうとするが、はると和田支配人は起死回生のチャンスだと思い、涼子を説得して、二人を泊める。
 はるのアイデアで、料理は他の旅館に頼んで、二人前拵えてもらうことに。
 また、温泉情緒を出すために、隣の部屋で芸者の竜子に山中節を唄ってもらうよう頼み込む。
 が、他から料理を取り寄せたことが明子たちにばれ、二人は今すぐ帰ると激怒。

<第7回>
 はるが考えた窮余の一策が裏目に出て、旅行雑誌の編集者を怒らせてしまった。
 涼子の誠意ある対応でその場はうまくおさまるが、そこへ竜子の山中節が聞こえてくる。
 それもはるのやらせだと気づいた明子は、隣の部屋へ乗り込む。すると、竜子と一緒に、朝倉がいた。
 朝倉と意気投合した明子たちは、朝倉の店へワインを飲みにいく。
 和田支配人がツーリスト会社の杉山に呼び出されてからまれる。
 はるが助けにいき、ワイン通の杉山を朝倉の店へ連れていく。朝倉の気転で、杉山は上機嫌。
 その夜、瀬川と、弟分の三郎が
 翠明に泊まりにくる。なんとなく胡散臭い二人だ。

<第8回>
 翌日、はるがなにくれとなく力になっていた仲居の友江と浜子が、翠明を見捨てて辞めていく。
 宿泊客の瀬川と三郎、明子と幸恵を見送った後は、翠明には、涼子と和田支配人、そしてはるの三人だけがとり残される。
 涼子はやむなく休業札を出し、今後のことを考えると言って、出かけていく。
 浜子が三井屋に、働かせてほしいとやってくる。それを知った涼子は、ショックを受ける。
 はるは、いつでも営業開始できるようにと、旅館内の掃除に精を出す。和田支配人はそんなはるを馬鹿にしたように見ていたが、はるの一所懸命さに打たれ、自分も掃除を始める。

<第9回>
 涼子は明日から翠明の看板をおろすことを決意。その夜は涼子も、はるも、和田支配人も、一睡もできなかった。
 翌日、謎の老人・相田が翠明にやってくる。
 続いて、三人の取り立て屋が押しかけてきて、金目のものを持ち出そうとする。
 そこへ、瀬川が現れ、取り立て屋を追い返す。
 瀬川は六甲総合商事という会社の顧問弁護士で、相田はその会社の金融管理部長。同商事が翠明の株を買い取り、今までの体制で翠明の経営を続けていってほしいという。
 相田の号令で、一流の板長と板前たちが集まってくる。辞めた仲居たちも戻ってくる。まもなく、翠明に客が来て、再び活気が……。

<第10回>
 朝倉のワインバー「ヤマナカーナ」が開店。涼子も手伝いに駆けつける。
 六甲総合商事の神戸本社の研修に行っていた和田が戻り、湯女制度を提唱する。
 仲居たちに真赤な襦袢を着せ、客のリクエストに応じて体を洗うサービスだというので、涼子やはるは大反対。
 が、お金に目がくらんだ他の仲居たちは賛成し、結局、希望者が湯女をすることに。
 その夜、五人組の男の客が、湯女サービスをリクエストする。仲居たちは張り切って仕事につくが客のいやらしい態度に、一日で湯女を辞めたいと言いだす。
 和田は承知しないが、翠明の監査役兼顧問弁護士になった瀬川が中止させる。

<第11回>
 翠明が、六甲総合商事のバックアップを受けるようになって、半月が過ぎた。
 お酒の売り上げを伸ばすための仲居のサービスについて、涼子と和田が対立。儲けのためには多少押し売り気味になっても仕方がないという和田に対して、涼子は意地汚い商売はしたくないと。
 家電の安売りチェーン店の社長、鈴木が、芸者の竜子にプロポーズ。仲居たちは、玉の輿だとうらやましがるが、離婚歴のある竜子は、二の足を踏む。金持ちの奥様風の客、英恵が翠明にやってくる。はるを見た英恵は、いきなり抱きつき、はるの叔母だと自己紹介する。はるの母の妹だというが……。

<第12回>
 はるの叔母だという英恵が、突然訪ねてくる。亡くなった母は、天涯孤独で兄弟はいないはずだったので、はるは驚く。英恵の話によると、はるの母と英恵は異母姉妹で、英恵は母の若い頃の写真と手紙を持っていた。東京で画廊を経営し、ずっと独身の英恵は、はるを連れて帰り、結婚の世話をしたいという。
 瀬川が、旅館経営にプラスになるアイデアを皆から募集する。囲炉裏のある客室を提案するはる。和田は四万五千円分の宿泊券を仲居たちに渡し、売れ残った分は給料から差し引くと命令する。
 はるたちは反発。英恵に煽られて、ストライキを打つことに……。

<第13回>
 宿泊券の白紙撤回を求めて、はるたち仲居はストライキに突入する。涼子はストライキを中止するよう必死に説得するが、はるは耳を貸さない。
 ストライキを提唱した英恵が、問題の宿泊券を全部買い取り、ストライキをやめさせる。涼子は英恵を信用できない。英恵ははるに見合いを勧め、相手の男性を翠明に呼ぶよう段取をつける。
 その夜、英恵は竜子をお座敷に呼ぶ。鈴木も竜子に会いたいというので、はるは英恵の部屋に鈴木を呼んでもてなす。英恵と鈴木は、経営者同士話が合う。
 翌朝、鈴木は、英恵を金沢見物に案内するといって出かけていく。

<第14回>
 英恵が、三井屋で、仲居や板前たちに蕎麦をご馳走する。はるは涼子に遠慮して行かなかった。
 英恵は、地元で買い求めたという魯山人の高価な鉢を皆に見せた後、東京であるモネのオークションの話をきりだす。モネの水蓮を手に入れたいが、資金が少し足りないので、皆に共同出資者になってほしいという。
 翌日、英恵はオークションのために東京へ出かけていく。仲居たちは英恵を信じて、大金を彼女に預ける。共同出資者の話を聞いた瀬川は、典型的な美術品詐欺の手口だと直感。調べると、魯山人の鉢は偽物だった。騙されたと知った仲居や板前たちは、はるにくってかかる。

<第15回>
 英恵が翠明の従業員たちからお金を騙し取っていなくなる。明日帰ってくる、と言った英恵の言葉を信じたいはるは、明日一日だけ警察に届けるのを待ってほしい、と皆の前で頭を下げる。
 翌日、はるは涼子に辞表を預ける。英恵の居所がわかり、はるの叔母でないこともわかる。涼子は英恵に電話をかけ、はるが信じていることを伝える。
 その夜、英恵が山中に戻ってくる。皆にお金を返して、自首するという。鈴木が、英恵の身元引受人になり、仕事のパートナーになりたいときりだす。はるは、今後も叔母と姪の関係は変わらないと……。

<第16回>
 山中温泉に、春が訪れる。
 六甲総合商事から翠明に、半年間で利益が上がらなければ、旅館以外の事業に変更する、との通告がある。
 ワインブームに目をつけた涼子は、翠明の和風料理に朝倉のボルドーワインをセットした新しい企画を立てる。
 和田支配人や板長たちが乗気な中、はる一人がその企画に反対する。涼子と朝倉の仲が接近するのを心配したはるは、朝倉のワインに何かとケチをつける。
 朝倉は妻の病気で、急きょ福井へ帰る。
 その夜、はるは、三井屋で、旅館を探している満代、健太親子と会い、二人を翠明に案内する。満代は三泊の予定で前払いし、はるにチップもはずむ。

<第17回>
 はるが満代、健太親子を翠明に連れてきた翌日。
 温泉の掘削の仕事をしている夫に会いにきたといっていた満代が、しばらくすると、それは嘘だといいだす。実は夫は行方不明で、居所を探しているのだが、健太が一緒だと思うように動き回れないので、二日間健太を預かってほしいという。
 満代に同情したはるは承知。和田支配人は、はるの独断に苦苦しい顔。
 翌日、満代は夫探しに出かけていく。はるは健太の面倒をみるが、健太は反抗的だ。
 その夜、健太が体中をかきむしりながら転げ回る。医師の診察によると、根深いストレス性の皮膚炎だという。

<第18回>
 健太をはるに預けて、夫を探しにいった満代が、約束の日になっても帰ってこなかった。何の連絡もないので、“捨て子”だと騒ぎたてる和田支配人。
 満代を信じるはるは、健太を自分の部屋に移し、健太の経費も自分で支払う。
 他の仲居たちは健太を嫌い、はるに不満をぶつける。
 健太ははるにもなかなか心を開こうとしなかったが、意外にもじゃがいもの皮をむくのが上手で、いきいきと皮むきをしている健太の姿に、はるは驚く。
 また、金にならないものは切り捨てていく方針の瀬川が、なぜか健太にはやさしかった。
 まもなく、和田が満代の捜索願を出し、健太を施設に入れるといいだす。

<第19回>
 和田が満代の捜索願を警察に出そうとしたとき、満代が帰ってくる。はるはほっとするが、健太はあまり喜ばず、むしろ悲しげだ。
 瀬川の調査によって、満代の夫はすでに亡くなり、満代は愛人の良二を探していたことがわかる。
 良二との約束を信じて、翠明で良二を待ちたい、と訴える満代に、はるは同情。満代を仲居として雇ってもらうよう涼子に頼み込む。
 小料理屋をしていたという満代は、仲居の仕事をそつ無くこなす。健太は満代に見放されたと思い傷つく。
 そんなとき、三郎が良二を見つけだして連れてくる。
 良二は妻子がいることを打ち明け、満代とのことは出来心だったという。自嘲の笑みをもらす満代……。

<第20回>
 男に騙された満代は、健太に寂しい思いをさせたことを謝り、母子二人で再出発するため、千葉へ帰っていく。
 満代らを見送った仲居の友江が、突然泣きだす。未婚の母の友江は、名古屋の叔母に預けている健太と同じ年の勇一のことを思い出したのだ。はるのすすめで勇一に電話をかけた友江は、胸がつまって何も言えなくなる。
 翌日、勇一が一人で、友江に会いにくる。電話の友江の声が寂しそうだったから、励ましにきたという。
 はるたち従業員はみんなで勇一の誕生日を祝い、涼子は友江母子に一晩、旅館の部屋を提供する。
 ワインと料理の新企画がいよいよ実行にうつされる。





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