カシミールを旅して・・・。

2005-10-13 17:38:48 | パキスタンを救いたい。
この辺りはどうなったんだろう…?

パキスタンのカシミール地方は旅したことがあって、僕にとって思い出深い土地です。とても美しく、人々が暖かい土地でありました。
そんな愛すべき土地が震災にあった。
此処に当時の日記や写真を公開して「救済募金」に少しでも協力できれば…。勿論!僕も少ない小遣いの中からなるべく沢山を捻出して募金します。


前の記事と前後してしまうのですが、宝石を掘りに『労働者』として帯同したんだった。その時のを今日は載せます。



2002年8月2日 DASSO(電気もない)

囲まれている…、囲まれています。昨日SKARUDUから宝石の村DASSOに来ましたが、コトバが通じない所でした。凄いところです、珍しがって何をするにも人がついて回ります。だからと言って寄ってくるわけでもない、きっと俺が珍しい生き物なんでしょうね。ウロコで全体が覆われているしね。

ホテルと呼べるのか、ココは…。ともかく蝿が多いです。「養殖してんのか!?」って思うくらい多い。蝿の攻撃に備えてシーツを頭から被って寝るのですが、朝起きてシーツをのけると「ブゥー!!」って轟音がするくらい蝿が飛び立つんです。「ブゥー!!」ってホントに。

SKARUDUから川を越えて、ジープに揺られること6時間、俺…何してるんですかね?

コトバは通じていないけど、とりあえず飯は出る、何だか分かんない葉っぱのカレーをひたすら食べています。夜はランプで、タバコはジープが通りかかった時にしか買えない。とにかく、昼も夜も男と子供がウジャウジャ居るんですよ。

宝石採りなんて言うから興奮してついて来たけど、山を片っ端からダイナマイトで吹っ飛ばすのね。後で崩れた岩にぞろぞろと出向いて、ガサガサ探すの。余り、ロマンチックな作業ではないですね。一応、この村ではこれが産業みたいです。

でも、ホテル?休憩小屋?に居ると、昼も夜も男と子供がひたすらウロウロしてるの。どう考えても、俺の方が働いているよね?


貴重な体験と言えばそうなのかもしれないけど、脳ミソが溶けてしまいそうな感じです…。


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その後、5日滞在して給料は水晶で支払われました。宿代、飯代は徴収されなかったから、普通にお手伝いだったんですね…(笑)

その時の鉱石はブックマークにある一期舎さんに行けば見れます。




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