新しい法律の話 ②

前回、「障害者自立支援法案」のことを書いた。その事を受けてこんな意見を聞いたと言うことを、短めに書きたい。

僕の意見は、「コロコロ変えるくせに大したことしてねぇなぁ…」っていう、ため息に集約される。『新しい』わけでもなくて『革新的』では全くなくて、何だか消極的で、えげつない感じかして、あとがきを読んで感想文書くみたいなセコさが気に食わない。

んで、こんなコトバを聞いた。

「まぁ、今まで優遇されて来た部分もあるからねぇ…」

このコトバには、ふたつの意味がある。一つは「出来たんだから、文句ばっか言っていてもしょうがない！」って、いう意味で多分そんな事を伝えようとしたんだと思う。現場を知り尽くしている人だからこそ言えるコトバだと感心もできる。

もう一つは！ココでは関係ないからいいや。


でも、僕は思う。「優遇されて来たから…」って言う人は何処立っているんだろう？って。微妙な位置なんですね、僕から見ると。「与えられて来て、その中で生活して来て、そのうちに何だかよく分かんない理由で、奪われる…」コレって、国民を守る国家としてどうなんですか？仕事としてお粗末じゃないですか？それこそ、小さな人権問題だと思うんですが、おかしいでしょうか？

だって、今まであった権利を無理矢理に放棄させられるのだから。しかも、それに頼って生きて来たのだから。選択肢を与えられないまま…与えられたままの生活に頼って来た人って結構な数だと思うんですよね。

だから、普通におかしいと思うんですよね。多分、僕の勉強不足から来る誤解なのでしょうけど、どうなんですかね？


う～ん…よく、分からなくなってきたので…この辺でやめます。