思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

新しい基隆駅と、台北駅前の牛肉麺

2015-11-22 01:40:47 | 2015年の旅行記
来た時はバスでしたから帰りくらいは台鐵を利用しましょう。でないと鉄ちゃんとしてどうかと思うし、あの種村氏なら「鼎の軽重を問われかねない」と言うに違いない。もうあれから1年余りが経ちました。



前に来ているんですがどうも雰囲気が違う…。



あれ?改札口が見当たらない。自動改札機が並んでいたと記憶するが、進んでみると線路が無い!駅舎が新しくなって線路も移設されてしまったようだ。この駅舎もいずれ解体されて再開発されるんでしょう。





港町の起点駅として、特に日本統治下は内地との船が発着していますから、台湾の玄関口でした。長距離列車が多数発着したでしょう。それは最近までなにも変わらず、駅舎に接したホームはどことなく重厚感があり、機関車牽引の列車がいるとさまになりました。どことなく小樽駅に似たような雰囲気を醸し出していたんですが、これも「台鐵捷運化」の一環なのでしょうね。



改札回りも随分と綺麗になったが売店やセブンイレブンはなし。



高架にしたのではなく、線路を側線部分に移設して橋上化しています。見ての通り奥は車止めでどん詰まりですので機関車列車は入って来れません。七堵駅止まりになっていて、基隆まで来るのは1時間に3~4本の区間車と、時折自強が顔を出すのみ。自強はTGVやKTXのようなPP式ですから乗り入れ可能です。



その自強が次の列車なのでこれ幸いと乗車。前に書いたようにイージーカードで空席に乗れて運賃は区間車の1割引きです。台北まではがらがらですから問題ありません。40分以上かかって台北に戻りました。バスより時間かかったかも。



三越の前が賑やかと思ったらWBSCプレミア12の台湾戦のパブリックビューイング。見ていてもよかったけどそろそろ腹が減ったので遅めの昼食を。このへんは飲食店が多いから事足りません。



台湾では数年前から鉄道ブームというか、昔売られていた駅弁をリメークしたものを売る店も出てきました。日本同様の弁当文化がある国だから成立するんでしょうね。もっとも日本と違って、御飯の上に醤油で味付けた具を並べているので全体的に色映えが悪いですけどね。店内飲食もできるようですが麺類がいいなと。



ということで牛肉麺の店に入りました。南陽牛肉麺という店ですね。



なのに店内のメニュー表は排骨飯など御飯物ばかり。注文票を渡されてオーダーを記入して渡すスタイル。



頼んだものは看板メニューの牛肉麺(大)とルーロー飯。ルーロー飯は肉がほろほろになるまで煮込まれ味付けも申し分ないが、肝心の麺がね…、肉の味付けはこちらも申し分ないがスープが旨くない。コクが無いし、色が黒々しているのに醤油の風味も感じない。薄すぎるようでなんだかなーって感じ(この食事の少し前に、スマホで阿藤快の逝去のニュース知りました)。