思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

韓国最新の鉄道路線 西海線に乗車する

2018-07-23 08:10:45 | 2018年の旅行記
12時半ころのKorail空港鉄道に乗って桂陽で下車、隣接する仁川地下鉄1号線に乗り換えて富平へ。仁川地下鉄に乗るのなんて何年ぶりだろうか?ここで昼食にします。



富平駅の駅ビルの地下が飲食店街になっていてとても盛況。折角なのでここと思うものの観光地ではない故にどの店も看板やメニュー表記がハングルのみで日本語は勿論英語すら見えないのでちょっと大変かも。それでも写真付きメニューのある店を見つけてオーダー。よく、韓国の飲食店は「おひとりさま」を嫌がる風潮があると言われ、確かに10年くらい前ならどこもそんな感じでしたが、韓国でも日本同様の家族構成になりつつあるのと場所柄もあって半分くらいは「おひとりさま」でした。



頼んだものはプルコギライスセット(7,500ウォン)。肉はちょっと固いものの味付けはよかったな。突き出しの海藻も私好みで旨かったけどスープはどうもねえ、ちょっとばかり癖がある。とはいえ結構腹いっぱいになりました。私は韓国でも出されたものは殆ど平らげます、たまに客の具合を見てキムチとかを追加する店がありますが(絶対に食べきれない店)そういう店を除いてはね。

今夜のホテルは駅前にあるけどまだチェックイン時間前なので部屋に入って荷物を置けないので、このまま首都圏電車1号線に乗って素砂へ、通勤区間の小さな駅で観光客が降りるような駅ではないです。6月16日に開業したばっかりの新線である西海線を乗りつぶします。西海線はここ素砂を起点に元時までの23キロあまりの地下鉄路線、最終的には元時から先は高速線として路線延長されて最終的には長項線の洪城まであと90キロちかく延びるそうで、ウィキペディアには最高速度230キロなんて見えるのでKTXのような車両が乗り入れてくるのでしょうか?ソウル~水原においてバイパス線のようなかたちになるのでしょうか?ともあれ今回開業したのは地下鉄区間で普通の通勤電車が行き来してます。ネットで検索しても西海線の情報や写真があまり出てこないので、ほかの方の参考に少しでも役立てばと。



乗り換えは出口へ向かうのと同じ。



途中からぐっと新しくなって、今回に合わせて増改築したエリアなのははっきりとわかります。反日の国と言いながらここ最近はどの駅にも日本語表記があるのでわかりやすいです。



ここは平壌の地下鉄かと思わせるような長ーいエスカレーターで下ります。そうすると専用のコンコース。



自動改札機があり発車表示を見ると20分間隔で日中は運転している模様。改札機は運賃配分上のルートを確定するだけのもので差し引かれることはありません。もし大回り乗車してもタッチしたからといって高額な運賃を差し引かれることもありません、ぐるっと回って隣の駅で降りれば1,250ウォンでしたか。あと3分ほどで次の電車とあるので急ぎましょう。ホームへ向かうと丁度入線したところでした。



乗り込むとすぐに発車。



車内はいたって昼下がりの地下鉄という感じで、これは日本も韓国も一緒。真向かいのベビーカーの赤ん坊が私の顔をじっと見るのでアババババーとしてみると笑う。これも日本も韓国も一緒。



ほかなら「Korail」と書かれている場所も「SEO HAE LINE」と専用車なのが分かる。車両そのものはKorailの371000系電車とほぼ同型のようだ。市街エリアを抜けると一度地上に出て、始興市庁駅である程度降りて、4号線乗り換えの草芝駅で殆ど降りてガラガラに。



結局素砂から30分ほどで終点の元時に到着。



地図を見るとこの先に予定線が伸びているのが分かりますがどういう運転形態になるのか。こんな地下鉄の駅に高速電車が乗り入れてくるとは思えないんだよなあ。



駅を出てみても工場地帯のど真ん中という感じであるのはコンビニ一軒のみ。冷たいものを買って折り返しましょう、ともあれ新路線を完乗したので気持ちいいです。