思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

苫小牧→名古屋 太平洋フェリー いしかり乗船記その4

2023-11-21 07:10:07 | 2023年の旅行記(国内旅行)
翌日、11月11日朝4時半過ぎに気持ち悪くて目が覚める。あまりにムカムカしてトイレで思いっきり吐いた。二日酔い?多少あるかもしれないけど嘔吐物がとんでもなく生臭い。実は昨夜食べたほっけ焼き、表面は焼けているけど中のほうが微妙な感じでもうすこししっかり焼けばいいのになと思って食べた。やっぱり最後まで火が通ってなかったのだろうと思われる。それ以外に食べたチキンの残骸らしいものは出てこないので、胃って実はうまい具合に、これOKでこれはNGって感じにより分けて腸に送っているのかもしれない。

朝7時のおはよう放送で起床、フェリーは金華山沖を定刻通りに航行中とのこと。そして嘘のようにスッキリ。寝ぐせ頭なので朝風呂に入りにゆくと案の定湯量は減っている。冬の日本海じゃないから外にあふれてはいないだろう。客に蛇口を触らせないからだ、出しっぱなしを危惧しているのだろうけど客の事を考えてほしいね。



火照りを冷ますのにデッキに出た。風が強く飛ばされそうな感じ。船に乗るときはスマホも首から提げる長いストラップを付ける、万が一落っことして海中なんてことにならないために。



白波は立っているが揺れるうちには入らないかな、弱い人はダメかもしれないが。





そんな中を乗組員は仙台に寄港する準備に余念がない。うっかりしたら海に落ちちゃうんじゃないかと思うけど、安全帯をついけてどこかに縛ってということはしない。仕事にならないだろうそれでは。

その仙台には10時に到着し12時50分まで3時間近く停泊。名古屋まで乗船する人は一時下船が可能です。受付は7時から案内所で始まっており、誓約書に必要事項を記入して乗船券を添えて申し込みます。もし地震が発生して津波警報が出た場合、お客さんを置いてでも緊急出港しますとあった。事実、震災の際に旧きたかみが停泊しており、船長の判断で出航し難を逃れました。もし遅れたら岸に打ち上げられて横転は逃れられなかった。



案内所は賑わっており、前の客も後ろの客もみな一時下船の申し込み。案外、苫小牧から名古屋まで乗りとおす人って多いよなあと思う。そして朝食。バイキングは明朝にしよう、カフェでは朝カレーとかモーニングを販売しており、モーニングというのが名古屋の会社だよなと(名鉄グループです)。でも別にいいかな…。





昨日の東光ストアでカップ麺を買ったのを思い出した。うどんにコーラ?ワイルドだろう!汁がちょっと甘目で美味しい、和麺のカップはマルちゃんが一番旨い、どん兵衛はちょっと高い。緑のたぬきが最高!





再びデッキへ。松島を沖から眺めていると。



仙台港が近づいてきた。



防波堤を9時15分に通過、早着ですね。案内所でも15~20分は早着できそうと手続きの際に案内された。そもそもこの船、26ノットも出る高速タイプだけど、船内モニターを見ていると20ノット程度での運航を続けていた。燃料節約のための減速運航しているためでかつては30分早かった。



東北電力新仙台火力発電所。LNG発電で104万キロワット。もしここが停止すると北海道のあのときのようになるんでしょうな。



そして原油タンカー、最初はタグボート1隻だったのが2隻になり4隻になり。発電所ではなく隣にあるENEOSの製油所向け。タンカーは名村造船所製造のHIKOSAN。英彦山がモチーフでしょうか?確かにこんな船は木津川のほとりでは建造できないわ。





石炭埠頭にコンテナ船のガントリークレーン。世界とつながっているなあと思うとワクワクする。石炭は仙台パワーステーション火力発電所向けでしょうか。ただしこの発電所、反対派が多いようだね、検索してみてください。



仙台港サイロは飼料用のサイロですね。



フェリー埠頭が見えてきました。





乗組員が集まって地上へ向けて空気銃でロープの先端を飛ばし。



地上の係がそれをたぐりよせてつなぎます。



9時38分に接岸。



9時45分には下船開始、やっぱり今日は団体客はいなかった模様で個人客ばかり。私も一時下船します。



また帰って来るヨ~!





10時20分に中野栄駅経由仙台駅行きのバスがあり15人ほど並んでいる。これに乗ってゆくところもないし、仮に仙台市内まで行ってもとんぼ返りになってしまう。



この高さまで津波が来ては助からない。




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