思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

名鉄羽島線と大野 伴睦

2015-10-18 23:21:11 | 2015年の旅行記
名鉄”玉ノ井線”に乗った後は同じように本線から盲腸線として延びている羽島線に乗ってみます。特急に乗車して鉄橋を渡り、右手に競馬場が見えてくると笠松。昔一度だけ笠松競馬場に来たことあるなあ。折角なので次の機会に来てみよう。笠松では向かいのホームに新羽島行きが停車中、4両編成の電車は思ったより賑わっていてなぜかリュックを背負った人が多い。なにかあるのだろうか?

笠松を発車すると車窓はかなり地味というか、都市近郊のわりには懐かしい感じがした。単線なのも影響しているかも。ゆえに対向列車の遅れで、どこでだか忘れたか3分くらい遅れる。まあ急がないからいいけど。



新羽島に到着です。



高架駅で線路がぽつんと行きどまり。これまた不勉強で申し訳ないが、羽島線は江吉良からの1駅だけで、ほかは竹鼻線というんですね。いっそ全線を羽島線にすればいいのに。羽島市内にあるんだから。意外に乗客がいるけどこれから新幹線に乗る風では無いなあと思ったら。





駅からのウォーキング大会をやっていたんですね。いまの時代、JR・私鉄問わずウォーキングイベントやりますね。都市部から離れた駅で開催したら運賃収入を見込めますし、地元にしても観光客の入り込みが期待できるから誘致も激しいとか激しくないとか。



にしても暫定的って感じの駅です。「本当はもう少し延ばして岐阜羽島駅と一体化したかった」って感じがします。駅自体も無人駅で(今日はイベント開催で駅員が派遣されているけど)エスカレータはおろかエレベータも無いと、とても新幹線アクセス駅とは思えない。もっとも名鉄で来て新幹線に乗り換える人はあまりいないだろうけど。周囲には1日600円程度の駐車場が沢山目立ちます。当地はもともと農村地帯だから、農家辞めた地主が駐車場に転換したんでしょうね。折角なので新幹線に岐阜羽島駅に入ってみます。乗りませんよ。



新幹線単独駅ではありますが2面6線もある広大な新幹線駅なので駅舎も広いですね。半分くらいはデッドスペースな気もしますが。国鉄が作った新幹線の駅は無駄に大きいですよね。もっとも岐阜羽島の場合、関ヶ原で不通になった場合に列車を留置く駅としての機能があるので、これくらいは必要です。名古屋は2面4線で余裕がありませんし。



そば屋があるのには驚きました。意外に利用客は多かったです。まだ12時前でしたが。そして岐阜羽島と言えば





金正日、じゃなくて大野伴睦夫婦像。ひところは浦佐駅の田中角栄像と同様我田引鉄の象徴と言われました。でも実態はそんなことはなく国鉄は元からここに線路を敷く予定だったし、岐阜や大垣など新幹線を誘致していた周辺自治体とうまく調整するために犠牲になってくれた人じゃないかって思うんですね。

そろそろ12時になるので昼食にしましょう。再び笠松行きに乗ったら車掌は「ウォーキングお疲れさまでした。お気をつけて自宅までお帰りください」とアナウンス。私は歩いてませんけどね。