思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

中田翔の骨折問題について考える

2008-07-15 12:39:00 | 日本ハム
6月の滝川イースタン戦で、中田翔が故障のため途中で交代したことは、実際に見た者としてこのブログにも書いているし報道のされているところである。そこ中田は「骨折では?手術かも」なんて発言したが、球団トレーナーは「単なる打撲」と診断。「どうせ18のガキが調子に乗ってオーバーに言っているだけ」なとと思ったか思わないか、アイシングすれば直るなんて言っていたが、今になってやっぱり骨折していたことが判明し、今期一軍は絶望的になった。

このニュースを見ていて非常に滑稽に思える。本来であれば本人が訴えているのに誤診をし、骨折を見逃したトレーナーの責任は問われるだろうがなぜがお咎め無し。それどころか中田の素行不良を持ち出したり(毎日提出が義務付けられている体調管理表の提出を怠るなど)、素行不良が直れば病院に見せるつもりだったとか、さらに言えば「早く病院に行けば直ったかもしれないが、そうすれば結果的に一軍への遠回りになった(?)」などと意味不明な発言。とにかく球団は自己の正当化に躍起である。

正直、一軍の見込みなど全く無い選手の故障なら「仕方ないね。まあゆっくり直せばいいさ」と誰もが言うかも知れないが、マスコミから注目を受けた中田である。高卒ルーキーとしては破格の契約金・年俸を受けている。入団当初は開幕一軍さえ噂されていた。確かに素行不良があるかもしれない。しかしそんな選手の故障をみすみす見逃していて球団側に責任が無いとは言えないはずだ。ましてこのまま今シーズンが終わって、契約更改時に「一軍を期待していたが期待はずれだった」なとどいう理由で減俸となるとしたら中田にとっても不満が残るだろう。ファンにどう説明するつもりだろうか。骨を折ったのは中田かもしれないが、それをフォローするのがトレーナーの仕事ではないのか?非常に後味が悪い。もしかすると21日の鎌スタ祭の会場で、球団の責任要求・謝罪要求なんて騒ぐのが出てくるかもしれませんね。先日まで極一部の連中が伊藤クンの復職要求なんて騒いでたけどそれの再来です。もし謝罪要求の署名なんてのがあれば今回は書かせてもらいますよ。

今期中に球場で中田の応援歌を歌わないで終わることになりそうですね。

*昨年は川島の応援歌を一度も歌ったことないのですが←私以外にもいっぱいいそうだけど。