思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

枋寮の街を歩く

2015-07-02 09:16:49 | 2015年の旅行記
枋寮駅を出て街に出ます。この街は10年以上前に一度来ているので少しは土地勘があるが、駅前にはこじゃれたカフェなんかがあって時代を感じる。



駅から歩いて10分ほど、漁港に着きました。



やっぱり南国の海って感じがします。先月行った沖縄の漁港に通じるものを感じます。折角の漁港です、なにか美味しいものを食べたい、露店と言うか食堂を見つけました。



しかしね、こんな店なんですよ。店と言うよりバラック。おまけにメニューを見たら海産物では無くどこででも食べられるような物ばかり。と言うのも相手にしているのが観光客では無く地元の漁師ですからね。平日だからかもしれません、週末だったら海産物系の店が出て賑やかなのかもしれませんね。ちなみにシラスが名物だそうで。



漁港を離れて市街地へ。結構にぎわっているように見えますが、檳榔の店が何軒も見え地方都市だなあって感じも。一度試してみたいとは思うんですけどさすがに踏ん切り付きません。あまりに暑いのでコンビニに入りアイスを手に取りレジへ。店員のお姉さんは「ピッ、ピッ」と二度レジを通すじゃないか。ビックリして咄嗟に日本語で「ダメダメ」って言ったらお姉さん「日本の方でしたか?ゴメンナサイ」。あまりに流暢できれいな日本語だったが、二度スキャンが故意なのか過失なのか。会計を終えると「さようなら、日本の方」だって。

その後もぷらぷらして、地元のスーパーを冷かしてからバス乗り場へ。高雄への帰りはバスでもいいなあと思ったんですが、運賃が確か150元。決して安くないですね、鉄道の特急が135元ですから。台北~高雄のような激戦区でダンピングがひどい路線と違って田舎の路線ですからこんなものでしょう。鉄ちゃんなんだから鉄道に乗りなさいという暗示でしょう。駅に戻って特急に乗ることにします。



11時55分発〈自強372号〉の指定券を購入。日本の切符と体裁が殆ど一緒なので見やすいと思う。





やって来た列車は3両×3編成の9両編成と長大で、中はほぼ満席でした。私の席に先客がいたので切符を見せてどこかへ行ってもらいます。券売機で切符を買うと運賃は同じなのに「自願無座」。座席が指定されておらず、原則は立席だが空席があれば座ってもいいという。がらがらの列車で同じことしようものなら「あんたが別の空席に座ればいい」とばかりに応じずに占拠されたままとなること多いが、この状況ですので素直に応じてくれます。

高雄に戻って昼食にします。