新しい旅の始まりです。
11月9日の11時過ぎに中部国際空港セントレアへ。これから北海道へ向かいます。理由は勿論、エスコンフィールドで開催されている秋季キャンプを見学するためですが、ナイスタイミングで発表されたもの。当初は勿論国頭と思って、10月に入ったら航空券を手配しようと決めていたところでのエスコン秋季キャンプ発表。那覇行きを手配しなくて済みました。もし沖縄に行っても二軍のキャンプはやっているが見学予定の10日は練習休み。
手前に見えるのはソラシドエアの那覇行きでしょうか。ポケモンのナッシージェットというんだって。飛行機へのポケモンラッピングは最近多い。
一方で国際線はフィリピン航空が見えるのみ。コロナ禍でも2020年秋にはマニラは復便しているし、ジェットスターにセブパシフィック航空も飛ばしているのでよほど高需要路線なのでしょう。中京地区に出稼ぎに来るフィリピン人が多い証拠かな。
さて、これから乗るのは13時20分発のピーチMM463便で、昼時だし乗る前に空港で昼食と思ってきました。となれば話題のアソコを利用しない手は無い。本当は風呂入って石焼ビビンバランチがいいのだけど、ピーチは90分前にならないと搭乗券が発券されない。アプリでウェブチェックインも同様。
やって来たのはぼてぢゅう。10月4日からプライオリティパスに対応するようになりましたので試してみたかったのです。あまりいい評判も聞きませんが、それを含めて自分で体験したい。店先には待ちの列が3人ほど、椅子並んでいるので座っていると店員がやって来て
「いらっしゃいませ! プライオリティパスでしょうか?」
すべてはこれが物語っています。はっきり言ってプライオリティパス客への食事配給所。私より前に並んでいる人もプライオリティパス、後ろに来た人も2人組はパスで次は「なにそれ?」と言ったから違う。その後ろもやはりパスと、ざっと8割はプライオリティパス利用者でしょうね。そして持ち帰りか店内かと訊かれる。そもそも持ち帰りというのはおかしいが、プライオリティパス社というかコリンソングループは以前はそれを認めておらず(ラウンジの代替ですから、持ち帰り飲食はおかしいのです)、関空の3階にあったぼてぢゅうで最初は持ち帰りOKにしたところクレームが入って不可になったのは結構有名な話だが、コロナもあったし密にならないよう持ち帰りもOKにしたのでしょう。そういえば対応ラウンジをよく見ると、海外の空港でも持ち帰り専門の店が指定されてたりする。
そこで私は「店内で食べたいです」と伝えるも「たいへんお時間かかりますけど大丈夫ですか」という。たぶんこれは牽制だと感じて「じゃあだいたいどれくらい?」と訊くと少々お待ちくださいと一旦引っ込んだ。そして別の店員が来て「いまのお客さんが出ましたからすぐに案内できますよ」と。ほらみろ。というか店はとにかく持ち帰りに誘導したいようだ。先に待っている3人はすべて持ち帰り。そして店内に入るとなるほど…、小型店舗でカウンター席もなく4人掛け卓が4つあるのみ。相席させていないから混雑時に店内でひとり飲食は好まれないのか。
すでにセットが用意されています。メニューは決まっており、選べるメイン1品(ミックスお好み焼/ミックス月見焼そば/ミックスモダン)+唐揚げ+大阪塩バターどら焼1個+ドリンク1杯(ソフトドリンク又はアルコール)となっており。好きなものをオーダーして3,400円まで面倒をみるというスタイルではありません。お好み焼きとビールをチョイス。これが持ち帰りだと選べるメイン1品は一緒だけど大阪塩バターどら焼が1箱5個入に化け、ミネラルウォーター1本つきます。このどら焼きと水がたいへん不評なようで…。
ビールは良く冷えている。そして間髪空けずに唐揚げ4個が届きます。卓上に抹茶塩があったのでふりかける、揚げたてでアツアツなのはよい。その間も店員はオーダーを通すが「オーダー、パステイク2です」「パステイク1です」などととにかくプライオリティパスの客しか来ない。しまいには「パスですがどら焼き10個です」なんてのも。なんじゃそら、客もやりたい放題店もやりたい放題。厨房とホールの境には紙袋と持ち帰り用の容器が大量に積まれている。紙袋にはあらかじめどらやき5個と水を入れてあるとみた。
お好み焼きには卓上のかつおと青のりをたっぷりと。焼き具合は…ちょっと柔らかい。もう少ししっかり焼いてあってもいい感じがした。モダン焼きのほうがよかったかな。食べ終えて外で店内飲食を待っている人もいるのでそそくさと席は空けましょう。オーダーからして2組はいるはずなので。
評価が悪いのは、この内容で3,400円相当だからである。空港価格なのかとにかく高い。そしてカード利用客からは3,400円貰えるので、帳尻合わせしたようにどら焼きをつけるから猶更よくない。持ち帰りだとどら焼き5個と水。お好み焼きは道頓堀の本店なら968円のもの、ここセントレアでも1,188円。どら焼き5個と水が2,212円とはなんのぼったくりとなる。ちなみにモダン焼きだと1,628円で焼きそばだと1,078円。こんなに価格差があるのにチョイスメニューにするというのも無理がある。
私の場合、唐揚げにビールを付けたが、それでも2,500円もしないだろう。いくらなんでもやりすぎで、ぼてぢゅうは最近になって中部のほかに成田の第3ターミナルでもプライオリティパス対応を始めた。要は来る客来る客から3,400円の売り上げが立つのだからウハウハだろうと思う。
しかしネットニュースにもなったが、楽天カード付帯のプライオリティパスで2025年1月から回数制限が始まって年間5回までとなる。これによって楽天カードでも中途解約による年会費返金に応じ始めたが、いままでが安すぎた。ほかでは年会費3万円位のカードに付帯してある場合でも3回程度の制限があるのが普通。要は利用に応じてプライオリティパスがカード会社に請求してきていたが、さすがに耐えられなくなったというわけだ。私もそうだけど無制限ならバンコクのように複数利用できるところならハシゴするし、乗り継ぎのある旅程なら中継地のラウンジも使います。
それで一部ではもう楽天プレミアムカードに価値は無いという声もあるが、私はそう思わないし3万円で3回なのに1万で5回も使えるなら優しいでしょう。どちらにしろ2025年以降は使うラウンジを選択するようになるわけで、ぼてぢゅうや関空NODOKAで使う人は殆どいなくなるでしょう。普通に飲食したほうが安いし、後者はゴールドカードなら2時間は無料で使えるし。よってこのプライオリティパス配給所と化している現状からして2025年以降は閑古鳥がどこの空港のぼてぢゅうでも泣くようになり撤退するところもでるのは間違いないでしょう。
会社からしたら稼げるときに稼いでおけ!と言うに違いない。
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11月9日の11時過ぎに中部国際空港セントレアへ。これから北海道へ向かいます。理由は勿論、エスコンフィールドで開催されている秋季キャンプを見学するためですが、ナイスタイミングで発表されたもの。当初は勿論国頭と思って、10月に入ったら航空券を手配しようと決めていたところでのエスコン秋季キャンプ発表。那覇行きを手配しなくて済みました。もし沖縄に行っても二軍のキャンプはやっているが見学予定の10日は練習休み。
手前に見えるのはソラシドエアの那覇行きでしょうか。ポケモンのナッシージェットというんだって。飛行機へのポケモンラッピングは最近多い。
一方で国際線はフィリピン航空が見えるのみ。コロナ禍でも2020年秋にはマニラは復便しているし、ジェットスターにセブパシフィック航空も飛ばしているのでよほど高需要路線なのでしょう。中京地区に出稼ぎに来るフィリピン人が多い証拠かな。
さて、これから乗るのは13時20分発のピーチMM463便で、昼時だし乗る前に空港で昼食と思ってきました。となれば話題のアソコを利用しない手は無い。本当は風呂入って石焼ビビンバランチがいいのだけど、ピーチは90分前にならないと搭乗券が発券されない。アプリでウェブチェックインも同様。
やって来たのはぼてぢゅう。10月4日からプライオリティパスに対応するようになりましたので試してみたかったのです。あまりいい評判も聞きませんが、それを含めて自分で体験したい。店先には待ちの列が3人ほど、椅子並んでいるので座っていると店員がやって来て
「いらっしゃいませ! プライオリティパスでしょうか?」
すべてはこれが物語っています。はっきり言ってプライオリティパス客への食事配給所。私より前に並んでいる人もプライオリティパス、後ろに来た人も2人組はパスで次は「なにそれ?」と言ったから違う。その後ろもやはりパスと、ざっと8割はプライオリティパス利用者でしょうね。そして持ち帰りか店内かと訊かれる。そもそも持ち帰りというのはおかしいが、プライオリティパス社というかコリンソングループは以前はそれを認めておらず(ラウンジの代替ですから、持ち帰り飲食はおかしいのです)、関空の3階にあったぼてぢゅうで最初は持ち帰りOKにしたところクレームが入って不可になったのは結構有名な話だが、コロナもあったし密にならないよう持ち帰りもOKにしたのでしょう。そういえば対応ラウンジをよく見ると、海外の空港でも持ち帰り専門の店が指定されてたりする。
そこで私は「店内で食べたいです」と伝えるも「たいへんお時間かかりますけど大丈夫ですか」という。たぶんこれは牽制だと感じて「じゃあだいたいどれくらい?」と訊くと少々お待ちくださいと一旦引っ込んだ。そして別の店員が来て「いまのお客さんが出ましたからすぐに案内できますよ」と。ほらみろ。というか店はとにかく持ち帰りに誘導したいようだ。先に待っている3人はすべて持ち帰り。そして店内に入るとなるほど…、小型店舗でカウンター席もなく4人掛け卓が4つあるのみ。相席させていないから混雑時に店内でひとり飲食は好まれないのか。
すでにセットが用意されています。メニューは決まっており、選べるメイン1品(ミックスお好み焼/ミックス月見焼そば/ミックスモダン)+唐揚げ+大阪塩バターどら焼1個+ドリンク1杯(ソフトドリンク又はアルコール)となっており。好きなものをオーダーして3,400円まで面倒をみるというスタイルではありません。お好み焼きとビールをチョイス。これが持ち帰りだと選べるメイン1品は一緒だけど大阪塩バターどら焼が1箱5個入に化け、ミネラルウォーター1本つきます。このどら焼きと水がたいへん不評なようで…。
ビールは良く冷えている。そして間髪空けずに唐揚げ4個が届きます。卓上に抹茶塩があったのでふりかける、揚げたてでアツアツなのはよい。その間も店員はオーダーを通すが「オーダー、パステイク2です」「パステイク1です」などととにかくプライオリティパスの客しか来ない。しまいには「パスですがどら焼き10個です」なんてのも。なんじゃそら、客もやりたい放題店もやりたい放題。厨房とホールの境には紙袋と持ち帰り用の容器が大量に積まれている。紙袋にはあらかじめどらやき5個と水を入れてあるとみた。
お好み焼きには卓上のかつおと青のりをたっぷりと。焼き具合は…ちょっと柔らかい。もう少ししっかり焼いてあってもいい感じがした。モダン焼きのほうがよかったかな。食べ終えて外で店内飲食を待っている人もいるのでそそくさと席は空けましょう。オーダーからして2組はいるはずなので。
評価が悪いのは、この内容で3,400円相当だからである。空港価格なのかとにかく高い。そしてカード利用客からは3,400円貰えるので、帳尻合わせしたようにどら焼きをつけるから猶更よくない。持ち帰りだとどら焼き5個と水。お好み焼きは道頓堀の本店なら968円のもの、ここセントレアでも1,188円。どら焼き5個と水が2,212円とはなんのぼったくりとなる。ちなみにモダン焼きだと1,628円で焼きそばだと1,078円。こんなに価格差があるのにチョイスメニューにするというのも無理がある。
私の場合、唐揚げにビールを付けたが、それでも2,500円もしないだろう。いくらなんでもやりすぎで、ぼてぢゅうは最近になって中部のほかに成田の第3ターミナルでもプライオリティパス対応を始めた。要は来る客来る客から3,400円の売り上げが立つのだからウハウハだろうと思う。
しかしネットニュースにもなったが、楽天カード付帯のプライオリティパスで2025年1月から回数制限が始まって年間5回までとなる。これによって楽天カードでも中途解約による年会費返金に応じ始めたが、いままでが安すぎた。ほかでは年会費3万円位のカードに付帯してある場合でも3回程度の制限があるのが普通。要は利用に応じてプライオリティパスがカード会社に請求してきていたが、さすがに耐えられなくなったというわけだ。私もそうだけど無制限ならバンコクのように複数利用できるところならハシゴするし、乗り継ぎのある旅程なら中継地のラウンジも使います。
それで一部ではもう楽天プレミアムカードに価値は無いという声もあるが、私はそう思わないし3万円で3回なのに1万で5回も使えるなら優しいでしょう。どちらにしろ2025年以降は使うラウンジを選択するようになるわけで、ぼてぢゅうや関空NODOKAで使う人は殆どいなくなるでしょう。普通に飲食したほうが安いし、後者はゴールドカードなら2時間は無料で使えるし。よってこのプライオリティパス配給所と化している現状からして2025年以降は閑古鳥がどこの空港のぼてぢゅうでも泣くようになり撤退するところもでるのは間違いないでしょう。
会社からしたら稼げるときに稼いでおけ!と言うに違いない。
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旺盛な好奇心、卓抜したリサーチ力、年齢を感じさせない驚異的な行動力に毎朝感服しております。
ご無理なさらずに、自然体で楽しい記事を楽しみにしております。