タンパク質は、食事から一日どのくらい摂れば十分なのか、
その必要摂取量をを解説します。
そのタンパク質の一日の摂取量を満たすための食事のポイント
(タンパク質の多い食べ物)にも触れます。
この動画を見ると、タンパク質の多い食べ物、
食事から摂るべきタンパク質の一日の必要摂取量が分かります。
◎この動画の内容については記事でもお読みいただけます。
https://note.com/tkumashiro/n/n7cf420...
タンパク質は、食事から一日どのくらい摂れば十分なのか、
その必要摂取量をを解説します。
そのタンパク質の一日の摂取量を満たすための食事のポイント
(タンパク質の多い食べ物)にも触れます。
この動画を見ると、タンパク質の多い食べ物、
食事から摂るべきタンパク質の一日の必要摂取量が分かります。
◎この動画の内容については記事でもお読みいただけます。
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RSウイルスと呼ばれる呼吸器合胞体ウイルスの感染が広がり、
全米で小児病院の入院患者が増えています。
全米、43州とワシントンDCで呼吸器系疾患で入院する子供が増加しています。
全米の小児病床の使用率は過去2年で最多となっています。
9つの州とワシントンDCでは小児用病床が80%以上埋まっている状況で、
テキサス州を含む5つの州では90%以上となっています。
テキサス州のクック小児病院では、
RSウイルスと呼ばれる呼吸器合胞体ウイルスの感染患者を
1日に300人近く治療したといいます。
医師は「RSウイルス患者が過去最多です。」と語りました。
RSウイルスは、寒い季節に感染が広がり、
乳児が入院する主な原因となっています。
また、症状により乳幼児の命に関わる恐れもあり、
CDC疾病対策センターは5歳未満の子供が重症化しやすいとしています。
気温の低下にともない、保健当局は、RSウイルスに加えインフルエンザ、
新型コロナウイルスの3つのウイルスへの感染について警戒を呼び掛けています。
国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は「マスクを着けなくなり、
人と集まることも増え、感染症の患者が急増する恐れがあります。」と語りました。
これまでの新型コロナウイルスの感染対策が、
子供の入院増加に関係していると専門家は言います。
ミネソタ州ヘネピンヘルスケアの小児科医は
「2~3年間、呼吸器系ウイルスに感染せず、
免疫が発達しなかった子供たちがいます。
それで入院が急増しています。」と語りました。
医師は、子供の体調に異常がある場合は、
早めに受診するよう呼びかけています。
テキサス州小児病院ICU担当医長は「注意が必要なのは
早い呼吸や余計な筋肉を使って呼吸している場合、
食欲がない場合、おむつが十分に濡れない場合などです。」と語りました。
また、インフルエンザへの感染も増えており、
2週間前にインフルエンザでの入院患者は1300人程でしたが
先週は1700人近くになっています。
RSウイルスのワクチンはありませんが、
専門家は、インフルエンザの予防接種と新型コロナウイルスの
ワクチン接種を受けるよう進めています。
【糖尿病治療最前線】
糖尿病の研究・治療に最前線で取り組む国際医療福祉大学主任教授で
同大成田病院の糖尿病・代謝・内分泌内科部長である竹本稔医師。
今回は、糖尿病とその合併症の予防を考えるうえで避けて通れない
「食事」の問題について寄稿。
「日本食」を効果的に利用することが、医学的にも推奨されるという。
◇
日本では糖尿病が強く疑われる人は1000万人を超え、
その数は増加の一途をたどっています。糖尿病の問題は、
この連載で解説されてきた神経症、網膜症、腎症などの合併症を生じることに加えて、
狭心症、心筋梗塞、アテローム血栓性脳梗塞などの「動脈硬化」を増やすこともあります。
一方、日本人の寿命は年々伸びています。
1960年の平均寿命は、男性65・32歳、女性70・19歳でしたが、
2021年の簡易生命表では、男性が81・47歳、女性が87・57歳と、
約60年の間に日本人の寿命は、他国に類を見ないペースで伸びているのです。
この間、疾病構造も変化してきました。現代では糖尿病などが増加していますが、
1960年代の主な死因は肺結核などの感染症、脳出血や胃がんでした。
この短期間で病気や長寿に関わる遺伝子が変化したとは考えづらいことから、
寿命や疾病構造に大きな影響を与えてきたのは、
「日々の食事の変化」によるものと考えられるのです。
食習慣の欧米化、特に動物性脂肪の摂取増、マイカー移動による運動不足は
肥満者やメタボリック症候群、さらには脂質異常症、高血圧、
糖尿病患者数を確実に増加させ、その結果として動脈硬化性疾患を生じさせます。
このような中、食事パターンとして日本食が注目されるようになってきたのは
ご存じのとおりです。1960~70年代に行われた疫学調査で、
日本の冠動脈疾患死亡率は北欧や米国と比べて極めて低く、
その大きな要因として肉、油脂、乳製品の摂取量が著しく少なく、
米、大豆、魚をよく食べる日本人に特徴的な食習慣が挙げられたのです。
一方で、古来の日本食にも問題はありました。「塩分過剰」です。
塩の摂り過ぎは高血圧をもたらし脳出血を招くだけでなく、
胃がんの発症にも関連することが指摘されています。
食事の形態や種類に関係なく「減塩」が重要なのです。
日本人の伝統的な食文化「和食=Washоku」が
2013年、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
しかし、海外から見た和食のイメージは、寿司、天ぷら、すき焼き、ラーメンなど
特定の料理を示すことが多く、疾病予防としては
推奨できる料理ばかりではないことも事実です。
日本動脈硬化学会では動脈硬化予防に役立つ食事として
日本食パターンの食事を推奨しています。
さらに今年の7月に発表された動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版では
「肉の脂身や動物油(牛脂、ラード、バター)、加工肉を控え、大豆、魚、野菜、海藻、
きのこ、果物、未精製穀物を取り合わせて食べる「減塩した日本食パターン」の食事は
血清脂質を改善し、動脈硬化性疾患の予防が期待される」として推奨しています。
医食同源。私たちの体は、日々食べたもので形成されています。
糖尿病だけでなく動脈硬化予防のためにも、
日本食パターンの食事を取り入れてみてはいかがでしょうか。
(構成・長田昭二)
■竹本稔(たけもと・みのる)
国際医療福祉大学成田病院糖尿病・代謝・内分泌内科部長/予防医学センター長。
同大医学部主任教授。富山医科薬科大学(現富山大学医学部)卒業。新潟大学大学院修了。
千葉大学大学院医学研究院細胞治療内科学講座准教授、スウェーデン国立イエテボリ大学研究者、
スウェーデン国立カロリンスカ医科学研究所教員などを経て現職。医学博士。