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『健康方程式クリアファイル』

健康方程式をクリアに理解するためのwebファイルです。

106歳、大往生

2008-03-29 | 酸素 Oxygen
2008年3月14日、「正心調息法」提唱者の医学博士・塩谷信男先生がご逝去されました。
健康方程式との関連は、こちら。

●岩清水日記 さん
●GAIA さん
●えーさん日記 さん

3/25発売の《週刊ゴルフダイジェスト》 に、15の「ラストメッセージ」が載っていますので、転載します。

①『生き物とは息物である』

 冗談や洒落をいっているのではない。英語のアニマルの語源はラテン語のアニマだそうだが、そこには呼吸、生命といった意味を含む。明治35年(1902年)、皺だらけの塊として生を受け、幼少時代は病気の百貨店と揶揄されながらもわしが106年の人生を過ごせたのは、誰よりもこの呼吸を大事にしたからに他ならない。深く、大きく呼吸しなさい。それだけで皆さんは、必ず幸福になる。息をするから人間なのだ。


②『60兆個の細胞の大部分は腹をすかしている』

 人間は、約60兆個の細胞でこさえられている。しかしその60兆個のほとんどの細胞は起きているがその100%の実力を発揮しておらず、だいたい3割くらいだ。その原因は、細胞のエネルギー源である酸素が不足しているためだ。酸欠で腹が減って動けないのである。酸素が行き届いた細胞が駿馬だとすれば、酸欠の細胞は痩せ馬並みのパワーしかない。いやいや、それ以上に酸欠はほとんどの病気の原因にもなっている。


③『人間の寿命は100歳以上』

 哺乳動物の寿命は、「脳細胞が完成する年数×5倍」というのがわしの考えだからである。人間の脳細胞は20歳で成長が止まる。つまり脳細胞の耐用年数は成長期間の5倍の100年だ。
ボケもせず、物忘れもせず、人間が人間らしく健康でいられるのは100歳だ。20歳を過ぎると今度は死滅し、減少するということである。死滅、減少は避けられないが、しかしその寿命を延ばすことはできる。その方法が脳細胞を酸素で満たすことなのだ。


④『水も買う時代に、 酸素だけは“タダ”』

 あらゆる健康法、健康食品は有料だが、奇跡の星、地球に限っていえば酸素はタダである。いっぱい吸っても、独り占めにしても、誰も怒りも非難もしない。
吸いなさい、酸素を。
それが健康と幸せになる、唯一の方法だ。うつむいてはいないか?うつむけば地面しか見えず、進路の方向がわからなくなる。何より背すじが曲がれば、十分な酸素をすえないではないか。


⑤『愚痴らない、 感謝を忘れない、前向きに考える』

 幸せの扉を開ける唯一の方法だ。しかし、単にこれは心構えの問題だけではない。60兆個の細胞が酸素で満ち充ちれば、自然と愚痴も悪口も出なくなり、前向きになれる。感謝の気持ちも生まれる。簡単なことだ。栄養と休養を十分にとった駿馬にはそよ風と感じる風も、それらが不足した痩せ馬には逆風になる。風の問題ではない。馬の元気の問題である。馬とはすなわち細胞。細胞の元気は酸素をいっぱいに送り込んでやるしかない。


⑥『正しい心の在り方を知る』

わしの考案した独自の呼吸法「正心調息法」の名前にもなっている「正心」とは、正しい心、の意。正しい心の使い方、といってもいい。
愚痴らない、人の悪口をいわない。
前向きに考える、感謝する心を持つのが正心だ。
本来、細胞が酸素で満ち充ちていれば、人間の体、心は、勝手にそうなる。自然とそうなる。
酸素が足りないと正心は保てなくなり、悪い因果となる。
酸素を吸えばいいのです。


⑦『願いは完了形で断言すると叶う』
 
 幸福とは夢をかなえることでもある。
実際にわしはこの連載でも、「寿命の100歳プラス5歳、105歳まで生きる」と言い切り、実際に105年と365日の生涯を閉じた。なぜ、そのような夢をかなえることができたのか?これまた簡単なことである。
「105歳まで生きたい」
と願ったのではなく、
「105歳まで生きた!」
と完了形で断言していたからだ。
人は多くの場合、
「~したい。~が欲しい」
とないものねだりするが、
「~するのだ、した」
と強い気持ちで前向きに断言すれば必ず願いは叶う。


⑧『“あり難い” と“あり得ない”の違い』

 その確率はほとんど一緒だが、正しい心を持った者の人生には、あり難いことが次々と起こる。あり難いと似て非なる言葉、あり得ないとは、数字の確率論でいえば0パーセントという意味だ。絶対に起きないのだから、そういうことであろう。その論でいえば、あり難いは限りなく0パーセントに近い確率ながら、しかし実際に起こることなのだ。
 あり得ない奇跡が現実に起きた。ありがたいことである。難しい言葉を使えば邂逅、あるいは一期一会。
 感謝の気持ちを忘れずに。誰にでも簡単にできることだ。どうだろうさっそく今日から試してみないかね。


⑨『悪い因果は三倍返し』

 江戸時代生まれの祖父から、幼い頃教わった。
「いい因果は倍返し、悪い因果は三倍返しだ。だから悪いことはしてはいけない」と。
 いいことをすれば倍のいいことが返ってくる。反対に人を貶めたり、悪さをして得た結果はやがて3倍の不幸になって返ってくる。すべての世の中は因果の関係にある。
結果には原因がある。
それが因果律だ。


⑩『酸素と同様、宇宙の無限力もタダ』

 酸素と同じように大切なのが、宇宙の無限力である。地球上の生命は、太陽の光と熱なしには考えられない。この太陽エネルギーを、凹レンズで一点に集中させてみる。すると、どうだ。一瞬にして紙は燃える。小さな小さな虫眼鏡でもいい。一点に集中させるだけで、それは膨大で強力なエネルギーになる。
宇宙には、その太陽の熱と光のような無限の力が満ち充ちている。
これが宇宙の無限力だ。この力を集めて使えば、人生は大きく変わってくる。


⑪『ありがとうと思いなさい
それだけで幸せになれる』


 漢字で書けば「有り難い」。そう考えると、こうしてこの世に生を受けたことも、本を通じてわしと皆さんが出会ったことも・・・・・・ありがたいことである。有り得ないことであっても、なんら不思議はないのに。
 いうまでもなく、「ありがとう」という感謝の言葉は、この「有り難い」を語源としている。「ありがとう」と思う心があれば、有り難いこと、奇跡は起こる、いや奇跡ではなく、当然のこととして起こるのだ。


⑫『健康な細胞、正しい心で 不健康を跳ね返す』

 人間の体は、ほとんどの有害な物質を跳ね返し、体から追い出そうという力がある。健康な体であれば、との条件だが、健康とは酸素が満ち充ちた細胞と、正しい心の持ち主のことである。
 物質ばかりでなく、たとえば思想だって同じことだ。良からぬ思想や考えも、健康であれば跳ね返すことができる。ときに人を騙したり、自分さえ良ければいいといったおかしな宗教にはまる者もいるが、それは体も心も不健康な証であろう。
 悪い考えを跳ね返す力のない、そうした不健康が、体の中に悪い考えを入れ込んでしまうのだ。


⑬『人間には貴賎はないが、人間の尊厳に貴賎はある』

 東大出がエリートなのではない。卑しい気持ちを捨て、人品やモラルを持つものがその資格を持つ。
「役得という言葉があるが、役損というのもある。人の上にたつことは役損だと思わなくてはいけない」
明治生まれの父親の口癖だ。


⑭『日本人には幸福の遺伝子がある!』

 わしは明治、大正、昭和、平成と生きてきた。日本はまったく資源のない国だが、約300万年前、天照大神の神話の時代、世界の核(ケルン)だった。世界を統治する国であった。数千年も前から独自の文化を築き、戦後の焼け野原からここまでの経済大国を作り出した。それはなぜか。優れた日本人が数多くいたからだ。謙虚、節制、勤勉の美徳に、一を聞けば十を知る想像力と創造力、そして技術があったからだ。日本人は自分たちが思っているほどケチな民族じゃない!優秀なDNAが脈々と受け継がれているのだ。


⑮『人間の体にも 人生にも無駄がない』

 人間の体には無駄がない。たとえば腸に生息している大腸菌ですら、まったくなければすぐに人間の体など死滅してしまう。同じように、誰のどのような人生にも無駄がない。たとえば今、苦労と思われる境遇にある者でも、それは自分の魂を磨いてくれる修行なのだろう。そう思えというのではない。実際にそういうものなのだ。それを超えたところに、もう一つレベルの高い幸福がある。神と呼ぶべきか、この宇宙の創造主(クリエーター)と呼ぶべきかは勝手だが、創造主には越えられない者に試練を与えない。
 その試練を乗り越えるために必要なのが、酸素と正しい心なのだ。
 わしはこれにてこの世から失礼するが、このふたつをもってして、皆さんの未来が黄金に輝くことを保証する。
 百事如意。皆さんも、「塩谷よ、待っとれ。」とばかりにわしに続いて健康長寿を謳歌してほしい。


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泌尿

2007-12-07 | 酸素 Oxygen
いつにもまして、暮らしに健康方程式が必要なのを実感するお話。

「泌尿とは、血液の成分組成を一定に保つために、排泄物を水溶液という形で体外に排出することです。腎臓、尿管、膀胱、尿道という一連の袋、または管状の器官が連結して、水に溶けた電解質、タンパク質を尿という形で排泄することで、血液の成分は濃度を一定に保ち、体内全体を一定の成分組成に維持しています。上は腎臓から下は尿道まで、泌尿器は常に水分の流れを作っています。これらの流れも、代謝と同様に無意識のうちに進行しており、意識が関わることはほとんどありません。」
『健康方程式365』 p. 134)

代謝については、こちらをごらんください。

「健康方程式の第一項・呼吸と泌尿器には驚くべき関係があります。
解剖学的にいうと、横隔膜は腎臓に接し、尿道と骨盤底筋群に埋もれています。後背部の深くに位置しているため、体外からは触れることも押すこともできません。唯一、意識的に接触できるのが横隔膜です。横隔膜が大きな上下運動をすることによって、腎臓に対する愛撫効果、すなわちマッサージが可能になるのです。」

『健康方程式365』 p. 134)

おなじみ、横隔膜呼吸については、こちらをごらんください!

「横隔膜呼吸はその第二相である留気相において、横隔膜下の内臓をすべて包み込んで圧迫します。臓器に軽い圧力を加えることで、そこに停滞した血液を心臓に押し返すことができる。横隔膜呼吸は、24時間、大量の血液が流れ続ける腎臓を定期的にマッサージする効果ももたらします。」
『健康方程式365』 p. 135)

留気相、つまり、
肺で吸った後、息をとめて下腹を膨らませつつ肛門を締め、体内の細胞に酸素を行き渡らせることですね。

「腎臓をマッサージできれば、排尿のコントロールも可能になります。泌尿器の最下流である尿道は、定期的に括約筋の収縮訓練をしておかないと筋肉が退化し、高齢者では尿漏れや排尿困難などの排尿障害を起こします。排尿困難症は致死的ではありませんが、生活に支障をきたす病です。これらを予防し、骨盤底筋群の筋力トレーニングという副効果も備えた優れた呼吸法が健康方程式第一項の横隔膜呼吸です。」
『健康方程式365』 p. 135)

具体的に、老後、おむつを欠かせず子供とその配偶者に迷惑をかける自分を思うと、なんだかいたたまれません・・・。
老いは誰にでも訪れますが、自分の体の管理をきちんとすることで、こうして恥ずかしい事態がいっこでも回避・予防できるならば、問題を感じない頃から早めに、じっくり準備していきませんか?

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健康方程式における幸福の定義 ~酸素【4】

2007-12-04 | 酸素 Oxygen
「神経細胞は無数のネットワークを形成して情報を伝達しています。その活動の総体が精神であり、その活動全体を総括して、精神四面体という概念で象徴することができます。これは、世界で初めて、本書で発表された新しい概念です。」
『健康方程式365』 p. 52 )

新しいものを理解するのには、時間がかかります。
おさらい用にこちら(前回記事)→ 「精神四面体」

「精神四面体は、運動・感覚・感情・言語という4つの面から構成されますが、そのうち感情面は三角形で構成され、感情三角形は、欲望と喜びと悲しみを三頂点とします。」
『健康方程式365』 p. 52 )

ここでblog作成者からお詫びです。
前回書いた図は、かなりキホン的なところで間違ってました。。
「四面体」って、三角形の面3つと、それを支える底面が三角形でできている、ピラミッドのようなかたちなんですね!(*ピラミッドは五面体)
どうも感情三角形にかたちが繋がらない・・・と思って悩んでいましたが。。
お恥ずかしくも、基本的な無知が理解をさまたげていました!
・・・そんなわけで。

    欲 望
     △
喜 び   悲しみ


この「感情三角形」が、「精神四面体」「感情」の一面となるわけですね。 
       ▽     △     ▽
感 情  感 覚  運 動   言 語 
 

ようやくすっきりご迷惑おかけして、失礼しました!

そして、本文の解説はさらに続きます。

「健康方程式における健康は、生産的な心身の状態と定義していますが、ここでいう生産とは欲望の働きのこと。ドーパミン活性が高い状態は、生産性の高い状態を示します。一方、静かな喜びはセロトニン神経によって基礎づけられています。
ドーパミン神経とセロトニン神経の無限連鎖が究極の幸福、すなわち至福になります。これらの神経はすべて大量の酸素を消費しながら、絶え間なく活動を続けています。幸福を導く神経細胞はいずれも、酸素が大好物なのです。」

『健康方程式365』 p. 52 )

健康方程式H=o+s+t第一項「酸素Oxgen」と、哲学で解答された「感情」。感情は、第三項「感謝Thanks」へとつながります。

哲学と酸素の不思議な繋がり方でした。(まとめ直して変更した部分がありますのでご確認ください)
新鮮
かつ、難しいですね・・・!
けれど、この理論を活用して精神のもやもやをクリアにしたら、「客観」という能力に飛躍的な伸びが期待できそうです。

こちらでは本文を連続4記事に切りながら、しかも私が抜粋した順にご紹介してきましたが、
『健康方程式365』(ソトコト新書)をお持ちの方は、【第一章 酸素】をぜひ今一度お読みになって、複雑とばかり思われていた「精神」を読み解くこの新しい概念を、あらためてご確認ください

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心は、どこにあるの? ~酸素【3】

2007-11-30 | 酸素 Oxygen
「酸素」と「心」が絡まり合うことから、哲学の世界をのぞき見してきてます。
この2つに、どんな関わりがあるの?
哲学って何??
・・・
疑問はつきませんよね!興味津々。さらにご紹介します
健康方程式の真意へ。

「西洋思想史で最高の知性が提示した感情三元素説の話題を進めてみましょう。ここからはスピノザの説ではありません。スピノザの感情三元素説をさらに進化させた、まったく新しい概念構築です。それは精神四面体と感情三角形という21世紀の幸福の幾何学です。」
『健康方程式365』 p. 49)

新しい概念!
でも・・・、??です。
ひとつずつゆっくり、おさじですくいとる気持ちで、
まずは、精神四面体について。

「人間の精神には、運動・感覚・感情・言語という4つの活動が含まれます。これを精神四面体と名づけましょう。精神活動というものは、この4つの活動からなり、それ以外の活動を含まない、というのが精神四面体という概念の要点です。精神というのは神秘的で複雑なように見えて、実は機械的で単純なものなのです。」
『健康方程式365』 p. 49)

面食らうほど斬新!
初めて聞く話です。びっくりしながら読み進めてみます。

「これら人間の精神活動は、医学的には脳を中心とした神経系とその神経系と連動した内分泌系によって基礎づけられています。「心はどこで感じますか」という質問に対し、多くの人は胸を指しますが、これは半分正解、半分不正解です。」
『健康方程式365』 p. 50)

そう、たしかに「胸」あたり・・・。
「胸が熱い」「胸が痛む」といった気持ちのとき、そういえば内臓のことを意識しています。
正確にこの状態を描写すると、、

「人間の精神活動のうち、「こころ」といわれているものは、精神四面体という概念を利用して解説すれば、感覚感情がその実態です。これらは脳細胞と内分泌系ホルモンと心筋・表情筋・声帯の相互作用にその物質的基礎を置いています。比喩的に表現すれば、頭と体の間に心がある。もっと正確にいえば、頭と体の相互作用が心の本質である。
頭=神経系
心=内分泌系
体=呼吸・循環・運動器系
というのが、そのおおまかな対応図式です。精神は頭と心の活動で、四面体構造をしているのです。」

『健康方程式365』 p. 50)

肉体・生活がそれぞれ唯一のものであり個性的であることを思えば、性格・精神の個性も、色々違ってきて当然。
「四面体」・・・、

    運 動
      ↑
感 覚 ← → 感 情
      ↓
    言 語

こんな感じかな?真ん中に脳神経細胞=精神が入り。(*←これはマチガイ☆正しくは、こちらへ!)

「脳神経細胞は、
筋肉を動かすための運動
環境からの刺激を伝える感覚
内分泌系に指令を出す感情 という3活動と、
それらを自由に連結する言語を加えた、4つの機能を担っています。
すなわち、精神四面体のバランスを制御することが、心の健康の真髄といえます。そして精神四面体の機能活性化に最も重要なのが酸素であり、その次に重要なのが究食であり、そして最後に感謝である、というのが健康方程式の真意です。」

『健康方程式365』 p. 49)

どれもこの世で初めての概念である、「健康方程式」、それを構成する「精神四面体」。
複雑に思い悩んで堂々巡り、そんな悩みをきれいにほどくツールが生まれました。
広がる景色をまっすぐに進んでいく爽快さがあります。
バランスをとろうとするとき、何度も読み返したい箇所です。


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「哲学は科学に先行する」 ~酸素【2】

2007-11-29 | 酸素 Oxygen
健康方程式を触発した、スピノザという哲学者の思想。
健康方程式を知るにあたって、私も初めて聞いた名前ですが、専門家のなかでは哲学者の王とも呼ばれる、歴代最高の知性たちの中でも抜きん出た存在のようです。

健康方程式H=o+s+t第3項、感謝Thanksに見られるとおり、健康方程式は感情を重視し、心をケアする健康法です。
構成要素のひとつはこうしてスピノザの哲学に関連していることから、今日は哲学のご紹介、そして科学がそれをいかに証明したか。の見事な歴史をご紹介しますね

「「感情は欲望と喜びと悲しみからなる。欲望とは人間の本質であり、喜びとは欲望を増強するもの、悲しみとは欲望を減弱させるものと定義される」
スピノザによって提示されたこの感情三元素説は、三百年後、ある大脳生理学者によって支持されることとなりました。」

『健康方程式365』p. 51)

感情三元素説については、以前こちらにもご紹介しました

「大脳生理学者の有田秀穂氏は、その著書『セロトニン欠乏脳』の中で、心の三原色という概念を提示しています。その説を要約すると、感情を司る脳神経細胞はドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンという3種類の神経伝達物質を放出し、それぞれが欲望と幸福感と不安感に対応する、というものです。」
『健康方程式365』p. 51)

有田秀穂氏といえば、幸福物質セロトニンを分泌させる方法の一つを証明した人物としてこちらにご紹介しました。

「有田氏はさまざまな実験と研究から、ドーパミン分泌が高いと欲望・意欲が増強されること、セロトニン分泌が活性化されると静かな幸福感が生まれること、ノルアドレナリンは不安感・危機感を察知して分泌されること、を発見しました。
「哲学は科学に先行する」――17世紀にスピノザが提示した感情三元素説が、21世紀になってからようやく科学者によって支持されたわけです。
この仮説は、大脳生理学の最大の発見の一つとなりました。」

『健康方程式365』p. 51)

哲学者においては、「根本的Radicalである」という言葉が最大の賛辞になるそうです。
いろんな雑念、感情に振り回され、習慣に取り込まれ、このようにシンプルに物事の根本を見つめる透明さを、私たちは失ってしまうことが多い。
いろんな知識を得てなお、赤ちゃんの純粋な目線を失わず、加えて明晰な整理能力(=知性)を持つ、
ということの難しさは、計り知れませんよね・・・!
哲学者とは、このように、ものごとの真理を鋭く言い貫き、概念を創造する存在であることを、ようやく知りました。
わたしたちの暮らしを豊かに便利にしてくれるいろんな発明は、こうしたナビゲーターの知性に大きく負うているのですね。
哲学って、刺激的なんですね

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二酸化炭素のウラの顔。 ~酸素【1】

2007-11-27 | 酸素 Oxygen
「有田秀穂氏は、脳内セロトニン分泌を促す方法の一つが、血中二酸化炭素濃度の上昇である、という衝撃的な仮説を実験によって証明しました。」
『健康方程式365』p. 53 )

二酸化炭素というと、なんだか体に良くないイメージですが!

「一分間の呼吸回数を減らすと体内に二酸化炭素が蓄積し、それが刺激となって脳内でセロトニンが分泌されることを明らかにしたのです。それまで人体にとって不要な物質と考えられていた二酸化炭素は、実は幸福感をもたらすセロトニンと深く関係していたというのですから、これは革命的な新知見です。」
『健康方程式365』p. 53 )

浅い呼吸を何度もせわしく繰り返すより、深い呼吸がいい、
それは酸素を充分に摂り込むためとだけ思ってきましたが、二酸化炭素にも、こんな重要な働きがあるのですね!

「この知見によれば、禅宗の僧侶たちが深呼吸状態で至福の境地に達するのは、二酸化炭素がセロトニン分泌を促し、セロトニン分泌が幸福感を作り出しているから、として説明がつきます。
酸素は生産欲を作り、二酸化炭素は幸福感をもたらす。」

『健康方程式365』p. 53 )

「悟りの境地」の影に、二酸化炭素の存在がある・・・
大変新しい説明ですね。
呼吸に、より意識が向きますね。
また、これにはさらに深い意味が秘められているようです。

「これは西洋哲学のスピノザの『エチカ』と、東洋哲学のブッダの禅定の結合を意味する決定的に重要な点です。
健康方程式の底にあるのは、東洋思想史最高の知性であるブッダと、西洋思想史最高の知性であるスピノザの汎神・汎佛的世界観です。」

『健康方程式365』p. 54 )

これはどういうことなのでしょうか。
よく読んで、またご紹介したいと思います


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税金分の酸素だって摂りましょう。

2007-11-16 | 酸素 Oxygen
「気管と肺には「死孔dead space」というものがあり、成人なら吸った酸素の三分の一が血液まで届かずに、そのまま空気中に吐き出されてしまいます。給料の三分の一が、手取り前に、自動的に税金として徴収されているようなものです。」
『健康方程式365』 p. 39)

いきなり、なんて骨身にしみる譬え!

「呼吸とは空気中の酸素を体内60兆個すべての細胞に届けること」という定義を採用すれば、呼吸に対する認識があらたまります。」
『健康方程式365』 p. 39)

まさしく、そうですね。
お金よりも、生きるためにもっと直接大切な酸素です。
くまなく体に満たすことができるなら、そうしましょう。
お給料とは、ここが違うところ。

では、そのためにはどうしたら?

「まずは、呼吸は吸って吐くという二相運動ではなく、吸って留めて吐くという三相運動であるという認識が基本中の基本です。」
『健康方程式365』 p. 39)

留める方法である横隔膜呼吸については、これまでにご紹介してきました。
おさらいしたい方は、こちらをご覧くださいね

「呼吸は多くの人に不正確に理解されています。
酸素を吸って二酸化炭素を吐くことが呼吸だから呼と吸の二相運動である、という認識が一般的ですが、実は誤解で、これが低酸素の原因になります。」

『健康方程式365』 p. 39)

低酸素の状態になると?

「酸素供給がわずかに妨げられた状態が継続すると細胞はガン化します。ガン細胞の発生因子は、放射線・化学物質・ウイルスなどさまざまありますが、その中でも重要なものが、低酸素状態です。」
『健康方程式365』 p. 32)

さらに、

「浅い胸式の呼吸は喫煙ほどではないにせよ、軽度の酸素不足を引き起こし、脳細胞を破壊こそしませんが、その活性を低下させます。意識的に脳に酸素をなるべくたくさん送ることが、健康法の一つ目の軸。脳の酸素化こそが生命維持の第一の条件です。」
『健康方程式365』 p. 38)

ただ吸って吐くのではなく、脳の酸素化が、生命維持の条件のひとつ。
とても衝撃的な箇所です。
酸素に関しては、税金を差し出している場合ではないわけです!

「空気中の酸素を吸う、肺胞内の酸素を血液に移行させる時間を作る、体内で算出された二酸化炭素を吐く、この三相運動こそが、呼吸の正確な認識であり、また長生きの秘訣です。」
『健康方程式365』 p. 39)

長生きとは、精神活動と生産力。
大切な人たちにぜひ知ってほしい、呼吸の真実ですね。

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煙草と資産の関係

2007-11-14 | 酸素 Oxygen
喫煙が、女性の肌の美を損ない、男性の頭髪を失う、という害に続き。

「煙草のもう一つの害は、資産への影響です。煙草を吸う人は貧乏であるという説があります。」
『健康方程式』 p. 51)

なぜでしょう?

「煙草を吸う人は「損切り」ができない人です。損切りとは、資産価値が落ちている株などの有価証券を売却し、損失を最小限に食い止める行為を指します。要するに、損を切る、すなわち「損失を最小限に食い止める」ことです。損切りができない人は、資産に恵まれることができません。」
『健康方程式』 p. 51)

どれだけ自分が損をしているか。
を、把握できないから、どんどん損失が続いていく。怖い話です!

「どの程度の損失か、大雑把な計算をしてみましょう。喫煙は三重の時間浪費行為です。時間こそが人間にとって最も貴重な資産です。喫煙者は、この時間を自分の体を傷つけることに費やします。」
『健康方程式』 p. 51)

かなり厳しい現実なので、読む覚悟、してくださいね・・・。
行きますよ。

「第一の浪費は、直接の時間浪費です。煙草を1本5分かけて吸い、脳から酸素を奪い、脳の血管を収縮させます。生産力向上には脳に酸素を送って脳の血管を広げる必要がありますが、その逆にあたる行為を、5分の時間を費やして行なっているのです。」
『健康方程式』 p. 51)

気分転換して生産力をあげよう、のつもりの一服が、まったくの逆効果である・・・
こんな例は、実際に見かけますね。残業が、多くなっている。

「第二の浪費は、間接の時間浪費です。煙草は1本15円します。この15円を稼ぐために時給1000円の人は約1分という時間を必要とします。この1分の時間が、煙草を吸うことに費やされているのです。」
『健康方程式』 p. 52)

煙草の値段が上がったら、その分時間浪費も増しますね。。

「第三の浪費は、生命力の浪費です。煙草は確実に寿命を縮めます。20歳から60歳まで毎日20本吸えば、寿命は20年短縮します。がん、脳卒中、心筋梗塞の発生率が飛躍的に上がるためです。29万本の煙草で1000万分の命が失われるのです。1本あたり34分。煙草1本は34分の命を縮めているのです。」
『健康方程式』 p. 52)

5分吸ったら、34分の命と引き換え。
しかも、命といっても、病気の期間が入ることを考えると、きっともっと短いのでしょうね。。

「以上をまとめると、煙草を1本吸うことは、5+1+34分、合計40分の人生を浪費する行為なのです。この数字が衝撃的に大きいことは、誰の目にも明らかです。」
『健康方程式』 p. 52)

こんな計算方法を聞いたのは、初めてでした。
時間の浪費=お金の浪費。といえます。
今の一分一秒がもう戻ってこないこと、噛み締めます。

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「健康に寄与する運動」

2007-11-11 | 酸素 Oxygen
「健康に寄与する運動は多くありません。生産的な心身の状態を作り出し、寿命を延ばす運動の特徴とは、「心拍数をあまり上げず、間接に負担をかけない有酸素運動」と指摘することができます。」
『健康方程式』 p. 40 )

激しい運動は対象から外れるのが、意外ですね。

「具体的には心拍数が120回/分以下のゆったりとした運動です。そのような運動の例は、歩行と水泳です。歩行の中でも、1日1時間程度のゆっくりとした散歩です。水泳も一日1時間程度のゆっくりした遠泳です。これらは体に負担をかけることなく、循環と代謝を改善する運動です。」
『健康方程式』 p. 40 )

他にはヨガや気功、太極拳・・・
何歳になっても続けられるところが、ありがたいポイント

「しかし、究極の健康運動は別にあります。最も重要な筋肉を使い、これらの運動を支える究極の運動は、「呼吸」です。ただの呼吸ではなく、横隔膜という筋肉を充分に用いた「横隔膜呼吸」が究極の健康運動です。
呼吸が運動であるという認識は重要です。横隔膜は膜ではなく、正確には筋肉です。人体の中で最大の断面積を誇る、呼吸のためだけに存在する筋肉です。それをほとんどの人は用いていないのです。」

『健康方程式』 p. 41 )

さて、こんな真実は新鮮ですね!
横隔膜呼吸の方法については、こちらをご覧ください。

「健康と関係がない運動」も、ご参照ください

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幸せホルモンを出す方法。

2007-10-18 | 酸素 Oxygen
横隔膜呼吸は、お金もそのための施設も要りません。」
『健康方程式』 p. 100 )

しかし、すばらしい効果をたくさん実感しました。

「第三相の呼気時間を長く取る運動がセロトニンという物質の分泌を促します。生理学者の高田明和医師は、その著書『ストレスをなくす心呼吸』で、ゆっくりした呼吸が脳内でのセロトニン分泌を促すと述べています。」
『健康方程式』 p. 100 )

「呼吸法」を知らなくても、呼吸が効いて酸素が血中に行き渡ることの快適さは、きっと誰もが知らないうちに自然に体験済みだと思います。
が、もし自分でそのときを選べていないとしたら、ちょっとだけ工夫が必要です。

「電車や職場で周りの人を観察してみてください。呼吸が非常に浅いことがわかるでしょう。そして呼吸が浅い人ほど目に活気がなく、元気がなさそうに見えます。酸欠状態になると誰でも不安で、活気がなくなります。ほとんどの人はこの酸欠状態にあるのです。」
『健康方程式』 p. 100 )

旅帰り、とても気持ちが穏やかでした。たくさん、新鮮な景色と空気の中を歩いてきたからだと思います。
そんなとき、自然に心地良く深呼吸している自分に気付き、ああ、穏やかな呼吸と幸せな気持ちは本当に連動しているんだな。
と、深く納得しました。

「セロトニンの分泌促進について何かできることはあるでしょうか?それが呼吸に隠されているのです。
セロトニンは、「幸せホルモン」とも呼ばれる物質で、脳内で神経伝達物質として働いています。」

『健康方程式』 p. 79 )

まさしく自分はセロトニンが満ち足りていたわけですね
呼吸に隠されている、というのも、そのまま感じます。

「脳の中でも感情を司る扁桃体、帯状回でのセロトニン放出が少ないことがうつ病患者で確認されています。」
『健康方程式』 p. 79 )

気持ちの健康の秘訣がこんなに明かされているのですから、ともあれ聞かない手はありません。

「横隔膜呼吸を行うと、すぐに緊張感が和らぎ、頭がすっきりします。そしてそれを継続すれば自己破壊症を避けることができ、予防可能病を避けることができるのです。」
『健康方程式』 p. 100 )

自己破壊症」とは、井上先生の造語。
喫煙症
肥満症
悲観症
をさします。『健康方程式』の47ページ、【生命を傷つける生き方】を、ご参照ください。

「いつでも、どこでも、誰でも、今からできる深呼吸が横隔膜呼吸です。まず、一ヶ月は実践してみてください。」
『健康方程式』 p. 100 )

あなたの幸せホルモンで、今日を楽しい一日にしませんか?


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不思議な臓器、横隔膜

2007-09-18 | 酸素 Oxygen
「インドのヨガ、中国の気功、日本の座禅は、全て呼吸を自制下に置くことで心身の状態を改善しようとしています。それらの方法に共通するのは、横隔膜という不思議な臓器に注目していることです。」
( 『 健康方程式 』 p. 95 )

ここ数年、大注目のヨガ。
わたしもこないだの冬は、ホットヨガにはまりました。あったかくて。。
しかし、横隔膜を充分に使った意識は、正直なところありませんでした。
ヨガは奥の深い歴史ある伝統。流行ものになると、なんでもこうして亜流がどっと増えますが、その中で先生を正しく選ぶ必要があることを知りました
でも、横隔膜とは、どんなものなのでしょう?

「横隔膜は、呼吸のためにだけ存在している器官でありながら、あまりに活用されていません。さらに、横隔膜は体性神経と自律神経の二重支配を受けています。これは、自動的に動きながら、かつ意志の力の支配も受けることを意味します。つまり横隔膜は、比喩的に言うなら、心と頭と体が融合する臓器です。
また、横隔膜の下面は肝臓すい臓脾臓腎臓に接しています。上面は心臓に接しています。横隔膜は、意識的に最重要臓器を直接マッサージできる位置にあるのです。このような筋肉は他にはひとつもありません。」

( 『 健康方程式 』 p. 95 )

臓器の名前が一気に並びました。
これらの名前自体にはなじみが薄いですが、それでもものすごく、横隔膜がセンターの位置にあることが実感できます。
普段、どこにどの内臓がどうしているのか?なんて意識を持ちませんが、全部わたしたちの持ち物です。
それぞれの臓器が、懸命に働いて、この命を維持してくれているのです。
それを思うだけでも、感謝の念がわきます。

横隔膜を使うことで、この臓器たちをいたわり、活性化することができます。
「H=o+s+t」第一項、Oxygen酸素をとりこむことで、恩返しが出来ます。
正しい呼吸を学ぶ重要性を、感じます。


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大きすぎて、見えないくらいの。

2007-09-08 | 酸素 Oxygen
「酸素の供給が完全になくなると、人間の脳細胞は五分で活動を停止します。この停止は不可逆的であり、元には戻りません。これほど劇的な作用を及ぼす物質はほかに存在しません。」
(『健康方程式365』 p. 31 《第一章 酸素》)

目には見えず、手にも掴めないものほど、とり返しのつかない大切さを秘めているような気がします。
五感で確認できないから、当たり前にあると思っている、けれど。
たとえば、時間、人間関係、信頼・・・
それが失われると、あまりの大きさに初めて気付いて、愕然とすること。
たいていの人の体験に組み込まれているのではないでしょうか。

酸素は、その最たるもの。
失われると、生命が取り戻せなくなるもの。
絶対に欠かせないもの。
この事実を突きつけられて、はっとします。


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「タバコ一本ハゲの元」

2007-08-22 | 酸素 Oxygen
衝撃的な一言です。
また、美容にいそしむ女性にとっては、「スモーカーフェイス」という指摘も、胸に刺さる一言ではないでしょうか。言ってみればつまり、「タバコ一本シワの元、タバコ一本シミの元」。

煙草を喫う人が健康問題を抱えていない例はやはり聞いたことがありません。
身体は素直に、摂取したものを反映させるなと思います。
喫煙症」がその一つである「自己破壊症
『 健康方程式 』 p. 48 )、
このネーミングは、まったくもってそのものずばりだと思います。

禁煙してほしい身近な人が幾人かいます。
「酸素」の価値に気付くということ。
その「感謝」の心が、やはり「健康」の重要なキーワードなのですね。

「喫煙症の人は、酸素という無料の薬を取り入れる代わりに、一酸化炭素という有害無益の毒を、お金を払って購入し、吸入する行為がどれだけ馬鹿馬鹿しいかに気付く必要があります。」
『 健康方程式 』 p. 53 )


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要 ・ 注意

2007-07-27 | 酸素 Oxygen
内臓をマッサージし、酸素を行き渡らせてくれる、横隔膜呼吸について。

まず、どんな姿勢で行うのが良いかというと、
背中をまっすぐ伸ばして坐骨で座り、目を閉じ、手を軽く組んでへその下に当てて。
(『健康方程式』 p.96)

「病気や怪我で座れない人は、仰向けになって実施してください。」
(『健康方程式』 p.100)

ここで注意事項なのですが、
“ 立った姿勢で ”
では、行わないで下さい。

初心者は、自分もそうなのですが、始めた当初、「お腹で、息を吐く」とき、
頭がクラリとすることがあります。
格段に酸素が満ちて、血流が、急に良くなるからです。
立位で行うと、重心を失って倒れる可能性が、なくもありません。
万が一、を考えると、安全な方法を取りたいですよね!

本には、「座る」か、「仰向け」の姿勢でだけ、指導があります。
リラックス出来る態勢と気持ちで、臨みましょう

横隔膜呼吸については、
健康方程式』 p.93-101
を、ご参照ください。


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「GAIA」さん 【blogご紹介】

2007-07-21 | 酸素 Oxygen
本を読んだだけではなかなかわかりにくかったのが、わたしの場合、横隔膜呼吸でした。
酸素はふつう、誰でも不断に摂り入れてるものだから、その真髄には、なかなかかえって届きにくく、会得にコツを必要とするものかもしれません。

正心調息法を提唱されている内科医、塩谷信男さんは、100歳を超えて、なおお元気だそうです。
そのことをよくご存知の、

GAIAさん
「健康方程式と正心調息法」


には、健康方程式の横隔膜呼吸と、塩谷博士の呼吸法の両方について、とてもわかりやすく、大きな字で書かれています。

PCの前で、つい、大きく息を吸い・・・、
してしまいますね。
それでOK!ここらで、いい気分転換タイムにしてください
今日も、たくさん酸素を摂りこんだ新鮮な体で過ごしましょう。