『健康方程式』が東西の科学と哲学知識の集大成である、
ということから、海外の読者にもおもしろがられていることを、最近興味深く思っています。
現在、アメリカ、フランス、ドイツ、ベルギーの人たちからの感想を聞いています。(英語版による)
文化の異なる人たちと同じ本を読む、その背景がもたらす感想の違いを愉しむ。とても刺激的ですよね。
よかったらぜひ、プレゼントして、“あなたとの場合”を試してみてください。
さて、エスプリに富んだやり取りを好む人種、フランス人に、
ここがおもしろい!
とうけたのが、この箇所。
『健康方程式』12ページ、【医師の不養生】から。
「医師はどうして長生きしないのでしょうか?
(中略)
健康に関する知識は医師に聞きたくなるところです。その医師たちは必ずしも長生きしません。つまり、正しい健康知識を持っているようには見えません。もし正しい健康知識があるなら、医師たちは健康を保ち、長生きするはずですから。
実は医師はあまり健康知識を持っていないのです。
もっと正確に言うと健康について習ったことも考えたこともない医師の方が多いのです。
これは一見意外な考えですが、まぎれもない事実です。
医師は必ずしも健康の専門家ではないのです。」
なんというどんでん返しの事実!読んだ人の度肝を抜くのは、万国共通のようです。
・・・さらに続きます。
「医学は、健康についての学問ではありません。病気についての学問です。
私は、医学部6年間の講義で、一度も健康について習ったことがありません。
何十冊という教科書を読みましたが、健康についての記述を一度も読んだことがありません。
医学部を卒業した後、通常、医師は病院に勤めます。
そこで会うのは病人です。
来る日も来る日も病人に会います。健康な人に会うことはありません。
病人を病人でなくす
のが医師の仕事です。
医師は病気についての知識を持っていますが、健康についての知識は少ないのです。」
聞いてみれば、納得。です。
しかし、健康のこと⇒医師に聞こう!というのは、固い思い込みとして、わたしを含め普通の人々の間には流通しているのが、現実だと思います。
そこで、他にもきっとある、ただの「思い込み」を検証していく作業にとりかかりましょう。
歪んだ積み木の塔を思いきり壊して真っ直ぐに積み直すような、そしてもっときれいな塔をつくり上げるような、すっきりした快感が味わえそうな予感です。
『健康方程式』31ページ、【食事と健康に関する思い込み】より。
「健康について、これまで医師や医学研究者はあまり関心を払ってきませんでした。
従って、信頼できるような実験は非常に少ないのです。
健康になる食べ物は、実験によって裏付けられているのではなく、印象に裏付けられているものが多いのです。
食と健康に関しては様々な説が飛び交っています。
その中で改めた方がいい思い込みが3つあります。
それらの思い込みは日本人の心に根深く住み着いているため、否定するのは大変ですが、一度頭を柔らかくして読み進めてください。」
次回から、その3つの思い込みを、検証していきましょう
①第一の思い込み
②第二の思い込み
③第三の思い込み
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ということから、海外の読者にもおもしろがられていることを、最近興味深く思っています。
現在、アメリカ、フランス、ドイツ、ベルギーの人たちからの感想を聞いています。(英語版による)
文化の異なる人たちと同じ本を読む、その背景がもたらす感想の違いを愉しむ。とても刺激的ですよね。
よかったらぜひ、プレゼントして、“あなたとの場合”を試してみてください。
さて、エスプリに富んだやり取りを好む人種、フランス人に、
ここがおもしろい!
とうけたのが、この箇所。
『健康方程式』12ページ、【医師の不養生】から。
「医師はどうして長生きしないのでしょうか?
(中略)
健康に関する知識は医師に聞きたくなるところです。その医師たちは必ずしも長生きしません。つまり、正しい健康知識を持っているようには見えません。もし正しい健康知識があるなら、医師たちは健康を保ち、長生きするはずですから。
実は医師はあまり健康知識を持っていないのです。
もっと正確に言うと健康について習ったことも考えたこともない医師の方が多いのです。
これは一見意外な考えですが、まぎれもない事実です。
医師は必ずしも健康の専門家ではないのです。」
なんというどんでん返しの事実!読んだ人の度肝を抜くのは、万国共通のようです。
・・・さらに続きます。
「医学は、健康についての学問ではありません。病気についての学問です。
私は、医学部6年間の講義で、一度も健康について習ったことがありません。
何十冊という教科書を読みましたが、健康についての記述を一度も読んだことがありません。
医学部を卒業した後、通常、医師は病院に勤めます。
そこで会うのは病人です。
来る日も来る日も病人に会います。健康な人に会うことはありません。
病人を病人でなくす
のが医師の仕事です。
医師は病気についての知識を持っていますが、健康についての知識は少ないのです。」
聞いてみれば、納得。です。
しかし、健康のこと⇒医師に聞こう!というのは、固い思い込みとして、わたしを含め普通の人々の間には流通しているのが、現実だと思います。
そこで、他にもきっとある、ただの「思い込み」を検証していく作業にとりかかりましょう。
歪んだ積み木の塔を思いきり壊して真っ直ぐに積み直すような、そしてもっときれいな塔をつくり上げるような、すっきりした快感が味わえそうな予感です。
『健康方程式』31ページ、【食事と健康に関する思い込み】より。
「健康について、これまで医師や医学研究者はあまり関心を払ってきませんでした。
従って、信頼できるような実験は非常に少ないのです。
健康になる食べ物は、実験によって裏付けられているのではなく、印象に裏付けられているものが多いのです。
食と健康に関しては様々な説が飛び交っています。
その中で改めた方がいい思い込みが3つあります。
それらの思い込みは日本人の心に根深く住み着いているため、否定するのは大変ですが、一度頭を柔らかくして読み進めてください。」
次回から、その3つの思い込みを、検証していきましょう
①第一の思い込み
②第二の思い込み
③第三の思い込み
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