人気カタログでさらに積極販促狙う
自宅の郵便ポストに08年8月9日(土曜日)、イケアのカタログが投函されていた。
イケア船橋店(千葉県)が開店した年には、カタログを発行してすぐに在庫切れした。当初から人気を集めたカタログだ。
そこで今度は大量に印刷して、その上、家庭に配布までしたのだと思う。
08年のカタログは、店でも6月ごろには在庫切れしていた。船橋店で先日、「08年のカタログはなくなってしまい、8月に新しいのが出ます」と言われた。私は08年のカタログを知人に上げて、自分の分は、また店でもらおうとしたのだった。
私の自宅は都内港区なので、イケア船橋店からずいぶん広範囲に配布しているようだ。
カタログとウェブサイトが連動
イケアのカタログは、ずいぶん進歩した。
何よりも、
①カタログと、
②売場と、
③そしてカテゴリーごとのウェブサイトと連動。
三位一体の立体的な販売体制が注目点である。
09年版カタログを開くと、カテゴリーごとにウェブサイトのURLが目立つように示してある。詳しくはインターネットで閲覧することができる仕組みである。
そして、「価格もデザインの一部です!」という強調文が、これもカテゴリーごとに大きく表示している。低価格は、イケアの生命である。
またカテゴリーも一新して、用途別たけでなく、ヤング向けやキッズ向けのページが区分されている。
このように、商品の特徴が良く分かり、選びやすい品揃えに変わったように感じる。
在庫切れ前にカタログを手元に
イケアのカタログは素晴らしく、簡単には真似できない内容だ。学ぶことが多いので、手元に一部は置いておくべきだ。
もちろん、買物や見学に行く際は、前もってじっくりと研究すべきカタログである。
今度のカタログは在庫切れしないのかも知れないが、宅配されなかった場合は、早めに店へ行って確保しておく方が安心だと思う。(会田玲二)