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会田玲二のブログ

HCI顧問・会田玲二のブログです。

用語解説:トップランナー方式

2009-01-04 11:56:06 | インポート

トップランナー方式

Top Runners Approch

省エネを促進する制度

 電気製品や自動車などの市場に出ている製品の中で、省エネ・排ガス基準が最高効率の水準に設定していく方法。

 つまり、今年度にA社のa製品が国内で最高効率であれば、次年度は全メーカーがこの効率を上回ることが要請される制度。

 このようにして省エネ・燃費・排ガスの改善を進め、無炭素社会の実現を促進するのが目的。日本が世界に先駆けて採用した方式であり、その先進性が世界から注目されている。

これは19994月、「改正省エネ法」の施行によって導入された。

改正省エネ法では、この基準に達しない製品を販売し続ける企業について、社名と該当製品を公表し、罰金を科すことになった。

省エネ・エコ活動が主流になる

 イラクからの米軍撤退を公約したオバマ大統領は、国内経済てこ入れのために、グリーン・ビジネスによって今後2年間で、300万人の雇用を創出すると公約した。

 省エネ先進国を目指す日本でも、エコ・ビジネス、グリーン・ビジネスによる雇用創出の動きが広がりつつある。

 一方、スーパーなどでのエコバッグ活用は、急速に広がっていると報じられた。

 また、自動車を買う人が急に減り、自転車や徒歩への移行が進んでいる。

 このように社会全体が省エネ、エコ活動に向かっているので、店も今後はますます、これを重視する必要がある。(会田玲二)


2008-05-31 17:18:01

2008-05-31 17:18:01 | インポート

過小面積の結合は衰退の原因

HCI顧問・会田玲二

導入カテゴリーの適正規模が重要だ

 タカヨシの高品専務は単独の店舗としての「わくわく広場」について、“過去に、180坪や80坪の店は野菜が集まらずに撤退したので、今後は250坪以上で展開します”と述べた(5月30日の「集客業態見学会」で)。

 *以下、小見出しのみ。この全文は、HCI会員専用ブログに掲載しました。

過小規模店に過小追加は避けるべし


用語解説:マッチョと正直、原則

2007-08-03 10:27:49 | インポート

マッチョと正直、原則

マッチョとは、筋肉隆々の男性筋肉美。あるいは、男女を問わず逞しい体つき、または筋骨隆々の人を指す。

マッチョ(macho)はメキシコのスペイン語 macho(マチョ)で、これがマッチョに変化したという。

 テレビ放送でアナウンサーが「マッチョ」という言葉を使ったが、私にはその意味が分からなかった。そこでインターネットで調べたのが、上記の意味である。

 日本人は外来語や新語を非常に好むので、知らぬ間に理解できない言葉が大手を振って歩く。だから、これに付いて行けない人も多い。

 したがって、その意味が理解できない人が大多数である場合は、公式の場やマスメディアはもちろん、小売りサービス業の広告文などでも、それは使わない方が賢明だ。理解されなければ、何の意味もないからだ。

 「マッチョ」と言ったアナウンサーは、やはり間違っていると私は思う。

正直(言って)、原則(として)

 「正直、○○です」とか、「原則、○○なのですが」などの表現が増えて、ごく普通に使われている。

 ひねくれて言うならば、「それなら、いつもウソを言っているのか?」とか、「いつもは例外を認めているのか?」と揶揄したくなる。

 世界でも最高に忙しい日本人は最近、やたらに短縮語を使うようになった。 

「成功するかどうか」は「成功するか」に、(どうか)は削られてしまった。「正しいかどうか」は短縮されて、「正しいかを検証する」などと表現される。

 同様の忙しさで、「正直言って」は単に「正直」に、「原則として」は「原則」に短縮された。

 しかしその前に、「正直」や「原則」は物珍しさによって使われているように感じる。それだけであって、どうしても使う必要があるとは思えない。

 すなわち、「わけ」と同様の無意味な挿入語にすぎない。「わけ」について私は以前、「わけもないのに『わけ』と言うな」と批判した。

 たとえば単に「歩いた」にすぎないことまで、「歩いたわけですが」と言う表現が氾濫しているのである。

 「正直」や「原則」も同様である上に、厳密に受け取ろうとする人(たとえば外国人)には、誤解を与える結果も招くと思う。

 言葉はカッコいい以前に、常に正しく使いたい。(会田玲二)


オープンエア・センター情報:

2007-06-25 10:24:51 | インポート

フレスポ稲毛のセンターモールが開業

フレスポ稲毛(千葉市稲毛区長沼原町。マミーマート、サンキ等が核のNSC)は、中央駐車場の一部に建築していたセンターモールを開業した。

6月23日に訪ねると、まだ埋まっていないテナントスペースも見られたが、飲食店やABCマート、カーブス等が営業していた。

 センターモールの営業テナントは次の通り。

家族亭/ オーブン亭  さくら水産  ビューティープラス/もみきち/牛繁 焼肉/ カーブス /八葉 ABC-MART  

 当初セキチュー・ホームセンターが入居していた数千坪のイーストモールには、その後に入居したサンキが中心にテナントが入っている。これらの中で、今回私が初めて見たように感じたのは、ファンタジーキッズリゾート・インドアプレイグラウンド。かなり大きな面積を、子供のプレイランドに当てている。

 イーストモールをここまで形にするのは大変だったように推察する。これを見てもやはり、当初の核店の選定(立地条件に合った店を選ぶこと)が最重要だと実感する。

 なお当初からあるフリースタンディング・ショップスの主要店は、マミーマートのほかに、ウェルパーク/ダイソー/宮脇書店/ヒマラヤ/ふとんタナカなど。

 フレスポ稲毛は、中央のイーストモールの左右側面にフリースタンディング・ショップスが並び、逆U字型の形をしている(ただし各店は別棟なので、クラスター型に近い形である)。

 これらの店舗群に囲まれた平面駐車場の中央に建てられたのが、今回開業したセンターモールである。(会田玲二)