トップランナー方式
Top Runners Approch
省エネを促進する制度
電気製品や自動車などの市場に出ている製品の中で、省エネ・排ガス基準が最高効率の水準に設定していく方法。
つまり、今年度にA社のa製品が国内で最高効率であれば、次年度は全メーカーがこの効率を上回ることが要請される制度。
このようにして省エネ・燃費・排ガスの改善を進め、無炭素社会の実現を促進するのが目的。日本が世界に先駆けて採用した方式であり、その先進性が世界から注目されている。
これは1999年4月、「改正省エネ法」の施行によって導入された。
改正省エネ法では、この基準に達しない製品を販売し続ける企業について、社名と該当製品を公表し、罰金を科すことになった。
省エネ・エコ活動が主流になる
イラクからの米軍撤退を公約したオバマ大統領は、国内経済てこ入れのために、グリーン・ビジネスによって今後2年間で、300万人の雇用を創出すると公約した。
省エネ先進国を目指す日本でも、エコ・ビジネス、グリーン・ビジネスによる雇用創出の動きが広がりつつある。
一方、スーパーなどでのエコバッグ活用は、急速に広がっていると報じられた。
また、自動車を買う人が急に減り、自転車や徒歩への移行が進んでいる。
このように社会全体が省エネ、エコ活動に向かっているので、店も今後はますます、これを重視する必要がある。(会田玲二)