晴れた日にバイクみたいな乗り物でどこかに行こう

京都から日帰りの近畿圏を社内ツーリングクラブで走っています。足跡残しにブログを開設しています。

NOHAちゃん NAG試着運転

2011-01-22 | NOHAちゃん

NAGをディーゼルエンジンで勝手にインプレッション

 

2010.11~

 

フリーウェイ号のレギュレータ交換にBlueCafeにNOHAちゃんで行ったとき、稗田君が是非にとテスト用のNAGを貸してくれました。

(きっと数日で返してもらえると思ってたでしょうが・・・返す暇無くテストは2.5ヶ月やってます)

 

今回取り付けたのはNOHAちゃん。

18万kmを越えたディーゼルNOHAちゃんにNAGを取り付けてのインプレッションを寄せてみようという企画です。

 

NAGには、ナチュラル・スポーツ・レーシングと3種類ありますが、今回勝手に長期借用試験するのはナチュラルタイプです。

まず最初にレーシングタイプのNAGを取り付けてBlueCafe近所をウロウロ・・・。

 

装着してすぐのご近所まわりインプレッション

 ・始動直後からエンジン回転が軽くなったこと。

 ・ストレスなく5000rpmまで吹き上がること(ディーゼルなのでここまでです)

 ・エンジンブレーキが1/3程までなくなったこと。

 ・変速ショックが軽くなったこと

です。

 

バイクのエンジンのように密閉度が少ない自動車のエンジンにNAGを取り付けても効果が少ないだろうと予想していました。

そのわけは

 ・オイルレベルゲージが別にあり、その部分から空気を吸うのじゃないか?

 ・オイルキャップ部のハメ合いが結構いい加減なので密閉度が低いのではないか?

 ・NOHAちゃんはディーゼル2200ccなのでこんな小さな部品一つで・・・という疑問

 

でも、その予想を覆してNAGは効果がありました。

特にレーシングタイプだったから余計にレスポンスの良さを感じたのかも知れません。

お店を出るときに長期用と借りたのはナチュラルタイプでしたのが、その差は歴然。

ハッキリレーシングタイプより効果が劣ることが判りました。

(未装着に近い状態まで戻った感じでした)

 

取付方は至って簡単。

上:NAG

下:純正のジョイント(単なる筒です)

 

ターボ手前のマニホールドに上図下側にあるジョイントでエンジンカバーから伸びたパイプが繋がっているのを取り外して・・・(工具無しです)

 

穴径に合うNAGを方向間違いしないように(弁側がエンジン)軽く差し込んで・・・

 

外したパイプを着けて完了。

作業時間は60秒です。

一見してもノーマルと違いは分かりません。

 

NAGを取り付けて感じることBEST5

①始動直後からエンジンが軽い

  (今まではエンジンが暖まるまでメチャ重い感じ)

②変速タイミングに違和感

  (未装着時の変速タイミングに比べてまだ引っ張ろうという感じ)

③シフトショックが少なくなる

  (回転ダウンが急激でなくなるからでしょう)

④アクセルレスポンス向上&エンジンブレーキ激減

  (ガソリンエンジンまで軽くはなりませんが、激変しました)

⑤気になる燃費

  (この点が今回のレポート内容です)

 

ノーマルタイプのNAGを借用してからあちこち遠くにお出かけしました。

長距離にお出かけしたのは・・・(全て高速利用)

・11月:男の一人旅第2弾のしまなみ街道~四国周回(約850km)

・12月:男の一人旅第3弾の浜松・静岡往復(約630km)

     年末には今年3回目のTDS往復(約1000km)

・ 1月:北陸金沢往復(約500km)

それ以外には通勤に毎日40km弱を重ねていきます。

途中オイル交換1回済ませています。

(都合によりオイルは交換前・後ともTOYOTA純正RVスペシャル)

 

気になる燃費のご報告

・高速道:過去だいたい10km/リットル→11.5km~12.0/リットルに向上

                       (エアコン使用で若干変化します)

・一般道:エアコン使用しない季節で

      過去だいたい9km/リットル→変わらず

間近の詳細では、一般道通勤と会社帰りにお買い物に立ち寄りだけの完全街乗り

      367.8kmで42.62リットル=8.6km/リットル(←大雪渋滞有りのため参考値)

 

期待していた一般道・通勤での燃費向上はありませんでした。

一般道での効果は③のシフトショックが少なくなるのが一番効果大でした。

②変速タイミングは装着後5000km弱でも時折違和感があります。

特に3rd→TOPに変速するタイミングが遅くなり、3rdで引っ張る傾向にあります。

この点が一般道で燃費効果が出なかった理由かも知れません。

一方高速道路では効果抜群です。

エンジンが軽くなるので流入ストレスは少なく、緩い上り坂では苦しくありません。

 

途中、装着後3000kmでの汚れを見てみました。

エンジン側より見た内部です。

内部の仕切部が真っ黒になっています。

装着前には振ればカタカタと音がしていた仕切板も全く音無く、上下に振っても微動だにしません。

ミストとなって出ているオイルがまとわりついているのが原因でしょう。

 

吸気側より見た写真です。

半円状に5箇所黒く見えるのはミストとなって付着したオイルです。

 

パーツトレイに入れて・・・

 

パーツクリーナーでジャバジャバ洗うと・・・

 

こんな感じで真っ黒になります

 

洗浄後に振れば カタカタ と音がします。

動きもとても軽いです。

 

下の写真は浜松・静岡往復後に再度取り外して見た状態です。

650km程度でこの汚れが付くのです。

(NAGが悪いのではなく、構造上ミストが吸気に廻るようになっているので・・・)

 

この汚れをこまめにお掃除するのが億劫な方は装着しても効果はそれなりでしょう。

最低でも3000kmでお掃除が必要ですね。

エンジンオイルを交換したあとにお掃除する程度で良いと思います。

 

エンジンを掛けた状態で汚れたNAGをインレットマニホールドから外して効果を見てみると、最初は全く動きがありませんでした。

暫くしてから鼓動を感じることが出来ました。

一方のインレットマニホールドの穴は最初から結構空気を吸っている様子。

吸気マニホールドでダイレクトにエンジンの膨張空気を吸っているように想像出来ました。

 

今日から一旦NAGを取り外し、暫くノーマル状態で運転します。

有無の違いを感じてみようと思います。

予想では かったるいエンジン に戻ると思いますがどうでしょう。

 

装着するならディーゼルエンジンにおすすめなのはレーシングタイプかも知れません。

初期効果は絶大でした。

但し、オイルミスト付着が効果にどう影響するかは不明です。

よりこまめな お掃除 が必要になるのかも知れません。

この点が一番の気がかりなところです。

今回はバイク用のNAGでしたが、自動車用のエマルジョン吸引タイプ(水滴吸引)もあるようなので、こちらのタイプならオイルミストを少しでも吸ってくれるでしょうか?

(でもオイルはネバイのですぐに詰まるかも?)

 

温かくなった頃に、CBとフリーウェイに取り付けたNAGも一旦掃除しようと思います。

CBは走行距離少ないですが約2年、フリーウェイは1年で約4500km走行しましたが共に無掃除です。



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