今日はすっかり、更新が遅い時間になってしまいました。
というのも・・・本日はアンティーク買付ツアーのアテンドをしておりました。
いった先は、ワタクシの日帰り可能なトラの子コース、
アンティークモールが5つもある街と、100ディラー以上のモール2件。
(昨日より、ずっと近場です!)
アメリカは月曜日はプレジデントデーの連休の為、どこもセールプライス。
みなさん、、、あんなこんな・・・のアイテムをゲットされご満足のご様子で、
わたくしも嬉しい限り!!
で、ツアーの方は無事終了したのですが事件は・・・その後、夕食時に起きました。
すっかり遅くなったので、、、みんなでシーフードを食べたい!ということになり、
我家のB&B近くのカニ専門のレストランへ。
そこでオーダーしたカニとロブスター。
カニはとっても美味しくて幸せいっぱいだったのですが、、、
ロブスターのテイルを少しかじったところで、、、
・・んん? なんだか匂う!?ではありませんか。
いえ、悪くなっているというより、、、おそらくは水槽の水に長くつかっていたのか、
とにかく不健全な匂いがしたのです。
でも、今日は一番小さいものでも2パウンド(900g)しかなくて、
みんなでシェアをしていたのですが、全員日本人のワタクシたちには・・・耐えられないほど。
(ちなみに、、40ドルの一品でした。)
みんなで、、あれやこれや討議開始。
*クレームをいうべき
*持ち帰ってお酒につけて油で炒めなおす、、
*残して、、、最後に一応クレームを言ってみる、、、などなど。
で、結局・・・我家のDuke氏、担当のウエイターさんに即クレーム。(笑)
ウエイターさんは、直ぐに取り下げてくれて、カニと交換してくれることを承諾。
みんなで、言ってよかったね~~と一安心したのでありました。
ところが、、、問題はその後。
まもなくマネージャーさんがやってきて、、、謝るのかと思いきや、、いわゆる敵状視察!?
「ロブスターは本日水揚げしたものです。」「いつでも匂いはするんです」と、一生懸命弁明!?
まぁ、なんてったって40ドルのロブスターですからね。。。
マネージャーさんも必死ですよね。
サシミを食べなれている日本人にあたったのが運が悪かったのかも知れないし。(笑)
(いえいえ、それは本当は正しくない見解です。アメリカでも本当に新鮮で美味しいシーフードを食べさせてくれるところは沢山ありますから。)
なんだか煮え切らない態度に、、、すかさずDUKE氏
「で、あなたは何をしにきたの? 僕たちにどうしてほしいの?」
(↑もう少し丁寧にいってましたよ。>笑)
するとマネージャー、一瞬の沈黙。
「いえ、お客様が満足していただければ・・・。」
との言葉を残し、、、テーブルをさっていかれたのでありました。
その後、ロブスターの代わりにテーブルに運ばれてきた『カニ』!。
いやぁ~~カニは文句なく美味しかったです~~~。
で、私的におもしろかったのは、その後のウエイターの対応。
マネージャーがさった後、私達のテーブルに来た彼は・・・
「マネージャーに報告の義務があったので、、、」
「僕も同感です。もしかして、活ロブスターよりロブスターテイルの方なら
気にならなかったかもしれません」
「ごゆっくり楽しんで下さい。」
等など、、高感度大の対応にみなさんご満悦。(ちょっとかっこよかったというのもあるかも>笑)
でも、、私が思うに、、お兄さんの対応はまさにアメリカ的。
だって、お店にいかに損害がでようとも、彼にとって大切なのは、
カスタマーが果たして幾らのチップをのせてくれるかが、、大切なんですから。(笑)
たとえバックヤードで私達の悪口をマネージャーへ口裏あわせしても、
決して、、私達の前では、気分を損ねまいと一生懸命。
それが、アメリカのちょっとだけいいクラスのレストラン。
(もっといいクラスならマネージャー謝ります。
更に最高クラスなら、そんなロブスターは出てきません。>笑)
で、結果。
カニは美味しかったし、お兄さんはかっこよかった、、、ということで、
ロブスターを食べた並にチップつけさせていただきました。
なぜなら、、私達のへこんだ気分を和らげてくれたことは事実だし、
カニは本当に美味しかったので♪(笑)
そんなこんなの一日。代打のカニを待つ間にワインがススんでしまったので、、
今夜はぐっすり眠れそうです♪
*参考までに
アメリカのレストランにおけるチップの定義は、、、料理・サービス・全体の満足度に対する評価となります。
決して、、ウエイターさん達の態度だけではないので、お店によってはチップの一部が厨房に振り分けられることも有ります。極端な逆をいえば、サービスが悪くても料理が美味しければ、ノーチップはありえないということになります。
それでもノーチップにしたいときは、必ず理由を求められますので、、、ちゃんと説明できるように心構えが必要です。(笑)
レストランのウエイトレス経験者の私としては、、100%チップだけが収入だった時代もありますので、、日本との慣習の違いだけでチップを敬遠されることだけは,その収入を学費に当てている学生等もいるということを心のどこかに留めおいていただき、是非ご理解いただければ、、と思っております。
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だから、お店側の対応って本当に大切だと思います。
私の場合、対応が良ければ、料理も美味しく感じてしまったりして(笑)
英語に自信が無い、私としてはクレームがきちんと伝えられるDUKEさんが素敵って♪
チップを学費にしている学生さんがいると言われ、そうだな~って再認識しました。
日本人ってチップ苦手です。娘はハワイの空港からホテルまで、(あきらかにチップ込みの)タクシー代に、多目のチップつけたことあるんです。しょうがないですね、まだ高校卒業したばかりでしたから。あとで、わかったようです、ものすごくたくさん払っていたことが・・・。
と思いました!
それもお客さんと一緒でもしかして
それもロブスターときたら、けっこうヘビーに
ぴ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ですよね。。。。。汗。。
だめだめ、絶対言わなきゃ!
もしそこで食べてしまったらどうなるか
ぴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
もって帰っても、なにしても絶対臭みはとれません・・・・・・
あぶないあぶない
でも、その後おいしくかにを食べて帰ってきた
やさしい、ガンボのみなさんに拍手!
そこで怒って帰ってきてもそれだけですし、
ゲストのみなさんのNYの思い出に辛く残るだけですものね、
さすがです!
そういうところ、改めて尊敬します。
DUKEさんに管理人さん。
帰宅できて良かったですね
本当、ウエイターの方はとても格好良く
見えたでしょうね
ウエイターさんの本心は何処に?という感じですが、食事に行って食べ物は美味しくても、気分良く帰れないと台無しですよね。
NYでお好み食堂みたいな日本食の店に入った時、日本人のウエイターさんに「チップがたりません。」と、注意されたことがあり、小銭をいくらか足して帰りましたが、帰り道私達も苦笑。あれはこちらが、悪かったかなと思います。
ところでカニは、溶かしバターとかで食べるのですか?ジュルッ。
クレームが大きくなると言うのは、大体が、そこですからね。
チップの概念が日本人は、わからない習慣ですから、僕なんかも、今回のブログを読んで、そーゆーものなのか。
でも、なんでチップあげなきゃいけないの?と言う疑問があるのですが、何故?
というか、やっぱりサービスが基本かなぁ~~。
クレームをいうことは・・やっぱり勇気が要りますよね。私だったら、、きっと我慢していたかも。でも・・それにはちょっと高すぎる1品ですよね。(笑)
確かに昨日のカニは美味しかったのですが、やはり日本のカニが懐かしいです。
こちらはだまっていると・・・シーズニングがかかってくることが多いので、要チェックです。(笑)
英語でクレームは私もどきどきします。
そしてチップの習慣も慣れるまでは時間がかかりますよね。きっとその運転手さん、、その日はきっとハッピーだったことでしょうね!
でも今日は無事、、元気に生きております!
確かに、、NYにいらした皆さんが少しでも心地よく過ごしていただくのが何よりですものね。
ま、今回のことは・・・ドキドキしたけれど、これもまたいい思い出・・となってくれれば何よりです。
でもって・・・暖かい拍手ありがとうございます!
私達が悩んでいる間も、クレームを言う気満々だったD氏にそのまま贈らせていただきます♪
でもってウエイターさん、、30代!?というような感じではあったのですが、最後にはばっちりハタチのお兄さんに見えました。(笑)
チップを多めに貰うコツはこれかもしれません!(笑)