見えざる声

感じたこと・思ったこと・追想、思うままに書きなぐった文章の
羅列を目指し・・。

「旅立ち」の季節が、すぐそこに

2009年02月11日 | 音楽雑記
二月ともなれば、高校三年生は自宅学習とかで、学校にも
行かなくなり後は卒業を待つばかり・・・。
進学する人は勉強で大変だろうが、それを過ぎれば「旅立
ち」の季節がやって来る。
と、例によってよーつべでうろちょろしていたら、何とも
沁みる歌を見つけた。
知っている人は勿論知っていようが、初めて耳にするこち
らにすると、上京物語はしんみりしてしまう・・・。



以前であれば、上野駅とくれば井沢八郎の「ああ上野駅」が
すぐ頭に浮かぶが、これからは違うかも・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=bD1NU6y0aDE
「ああ 上野駅」 井沢八郎

東北からの玄関口、あの「三丁目の夕日」の映像でもノスタ
ルジィーを掻き立てられるが、この歌もこちとら出身は東北
ではないのだがなんとも沁みるものだ・・・。
若い頃、まぁ、いい言い方だとスカウト、悪く言えばタコ部
屋行きの声を、おっさんに掛けられた場所が上野駅・・・。
家出少年に、見えたのだろうなぁ・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=_dsX0XfOrCE
「上野駅」 マニ☆ラバ

よーつべで知ったのがこの曲なのだが、この上京する者だけ
にしか味わえないだろう希望と不安と寂しさ、いい曲だと思
うが、この青森のバンド、〇七年に解散しているらしい。

http://www.youtube.com/watch?v=Bfob-4UJdYk&NR=1
「青森駅」 マニ☆ラバ

旅立ちの不安とかが、良く表現されていてこちらもいい曲だ。
にしても、疎くなってくるとさっぱり歌も昔の歌だけになる
が、日本の中でも綺麗な歌を作る人はいるものだ・・・。



http://www.youtube.com/watch?v=2FK0Tj1sXEQ
「木綿のハンカチーフ」 太田裕美

上野駅が現代のものであったら、七十年代にもこんな「旅立
ち」の歌もあった。
ただ年月の流れは、旅立つのが男から女に代わり、田舎で
待つのがで逆転したようで、何とも複雑ではあるが・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=v_T8ibiX1xQ
「赤いハイヒール」 太田裕美

上の「木綿のハンカチーフ」の女性版とも言うべき曲だが、
こちらは歌詞の内容から南からの上京なのだろう。
何とも視線の優しさが感じられて、こちらの方が私には
ぐっと来るものがあるのだが・・・。
少女から女性へと、で、何かを無くしていく・・・。


http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=JY40z5xta8U&feature=related
「落陽」 吉田拓郎

こちらは人生の旅立ちは、いつでも「振りだし」に戻る
旅・・・、と年齢を重ねる毎に人生が見えてくる・・・。
しかし、あの時に気持ちだけは戻れる・・・。
それでいい・・・、上京し何かが変わり、何かが変わらず
そっと胸のうちに残っていれば・・・。

                 ではでは・・・。


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