見えざる声

感じたこと・思ったこと・追想、思うままに書きなぐった文章の
羅列を目指し・・。

男が作る女の歌

2009年02月16日 | 音楽雑記
男が作る女の心情を綴ったものには、なかなかどうして
そこまで理解出来る、あるいは唸りたくなる出来のもの
があるのたが、それが作った本人がどちらかといえば、
強持ての男となれば、なんだか男の外見とナイーブな
感性に・・・。
そんな人の歌は、長く愛されているようで・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=d9dK3a-g9IM
「ヒロイン」 長渕剛


http://www.youtube.com/watch?v=mUXgWAUNqkI&feature=related
「涙のセレナーデ」 長渕剛


長渕剛の歌の内容から察するに、勝気でそれでいながら泣き虫な
女というものが浮かんでくる。
それも外見がちょい派手、そこからイメージすれば場末の飲み屋
と、すれた言動と相反する純な気持ち、それが素直に心情を吐露
すればってな、感想が沸いてくる。
教養もなく知的とはいいがたが、しかしその性根は・・・。


http://www.youtube.com/watch?v=iNRn-3RH7EQ
「恋」 松山千春

http://www.youtube.com/watch?v=LDNvOasUBgI
「旅立ち」 松山千春

こちら今では長渕以上に、その風体が強持ておじさんになってしま
ったが、それが作る歌は女の心情を・・・。
とはいえ、たぶんに自分の理想的な女性像であり、こうであって欲
しい、その女性が一歩も二歩も引き下がって、それだけに失恋の歌は
沁みるものとなる。


http://www.youtube.com/watch?v=GhTNC6Zy5IA
「雨の物語」 イルカ


この歌、別に女性視点ではないが、上の作品が失恋の女性の心情で
あれば、こちらは男の心情、未練を残しつつ・・・。
この作者のひげもじゃ男も、「二十二歳の別れ」で女性の、それも
やはり理想形、で、どこかに言い訳を隠し持ち・・・。
やはり曲の年代が「喪失」の時代が関わっているのか、「やさしい」
がキーワード・・・、ただ忘れられることなく、いまでも・・・。



http://www.youtube.com/watch?v=ZNtfrNQfcPs&feature=related

この歌、投稿した人がそれとわからぬようにしているみたいで、
その精神を鑑み、題名も歌い手もわらかぬとしておきます。
女性からの励ましを聞いて、男はどう思うか・・・。
あの年末の「派遣村」で、連日流してやれば、少しは「がんばん
べぇ」と奮起する人が、出たかどうか・・・。
こういう「漠然とした不安」が包み込む時代は、少しは前向きに
生きようの歌でも流れて欲しいものだ・・・。

                    ではでは・・・。


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