ギャンブル映画で頭に浮かぶのは、
ハスラー、テキサスの五人の仲間等
アメリカ映画が思い浮かぶ、なかなか面白い作品もあった。
こなたの日本映画でと、頭をめぐらし
浮かんだのが「麻雀放浪記」だ。
このところとんとやらなくなった麻雀だが、
ひところはえらく熱中したし、だいぶ負けもした。
映画化される前から、この本は知っていたし、
公開されるのを楽しみにしていた。
田舎住まいの小生は、仕事の都合上土曜の
オールナイト上映で、これを見た。
自分で描くイメージに配役がぴたり収まっていたのは、
やはり高品格演じる、出目徳だった。
といっても他の配役が悪いわけでなく、
イメージ的に主人公が、かっこよすぎたり
するきらいはあって、そこに少し違和感はあった。
だが、作品としては素晴らしい出来だ。
モノクロの映像が、敗戦直後を良く出していたし、
(まるで知ってるかのようだが、実際は戦後生まれの
小生は全く知らないので、写真その他の知識で書いている)
俳優も設定されたキャラクターを、熱演していた。
話はことギャンプルなのだが、戦後の混乱期の
バイタリティー溢れる様は、立ち直りの生き様に映る。
何よりイカサマを見破られれば、袋叩きだし
必死な形相と相まって、ひしひしと生きる力
を(どんな形でも)示している。
あの頃の大衆娯楽としての麻雀が、どんどん片隅に追いやら
れ今では味も素っ気もないパチンコなどというギャンプルが
大衆娯楽となっている。
時代の移り変わりは、過ぎてしまえば激しいものだ。
この原作者は、阿佐田哲也のペンネームを名乗った。
「いゃあ朝だ、今夜も徹夜だった」は麻雀の常套句であった。
ハスラー、テキサスの五人の仲間等
アメリカ映画が思い浮かぶ、なかなか面白い作品もあった。
こなたの日本映画でと、頭をめぐらし
浮かんだのが「麻雀放浪記」だ。
このところとんとやらなくなった麻雀だが、
ひところはえらく熱中したし、だいぶ負けもした。
映画化される前から、この本は知っていたし、
公開されるのを楽しみにしていた。
田舎住まいの小生は、仕事の都合上土曜の
オールナイト上映で、これを見た。
自分で描くイメージに配役がぴたり収まっていたのは、
やはり高品格演じる、出目徳だった。
といっても他の配役が悪いわけでなく、
イメージ的に主人公が、かっこよすぎたり
するきらいはあって、そこに少し違和感はあった。
だが、作品としては素晴らしい出来だ。
モノクロの映像が、敗戦直後を良く出していたし、
(まるで知ってるかのようだが、実際は戦後生まれの
小生は全く知らないので、写真その他の知識で書いている)
俳優も設定されたキャラクターを、熱演していた。
話はことギャンプルなのだが、戦後の混乱期の
バイタリティー溢れる様は、立ち直りの生き様に映る。
何よりイカサマを見破られれば、袋叩きだし
必死な形相と相まって、ひしひしと生きる力
を(どんな形でも)示している。
あの頃の大衆娯楽としての麻雀が、どんどん片隅に追いやら
れ今では味も素っ気もないパチンコなどというギャンプルが
大衆娯楽となっている。
時代の移り変わりは、過ぎてしまえば激しいものだ。
この原作者は、阿佐田哲也のペンネームを名乗った。
「いゃあ朝だ、今夜も徹夜だった」は麻雀の常套句であった。