見えざる声

感じたこと・思ったこと・追想、思うままに書きなぐった文章の
羅列を目指し・・。

「カントリー・ガール」という言葉が郷愁を呼ぶ

2007年12月25日 | 音楽雑記
「カントリー・ガール」という呼び名に、このところ癒しを
感じている。
カントリーを訳せば、国、田舎とかの語句が出て来る。
こちらは勿論、田舎娘という意味において使っているのだが、
昔から田舎娘的な女の子を歌ったものがあり、それらが今も
耳に馴染んでいるからかも知れない。
画像は「うえだしんぺい」という人の「カントリー・ガール」
という題名のイラストなのだが、これなども温厚で従順、そし
て愛情豊かな女性と見て取れるのだがこのイメージに「カント
リー・ガール」と来ると、なんだかほんわかした包み込むよう
な優しい雰囲気がある気がする。

http://www.youtube.com/watch?v=LWSFbXjaqjg
「ブラズレー・シュワルツ」のカントリー・ガール
「カントリー・ガール」ですぐに思い出したのがこの曲であった。
ほんわかした曲調に、画像のイラストが浮かんできそうだし、
カントリー・ミュージックをイギリスのバンドだと、こんな風に
なるのは、トラデショナルソングの下地があるからか・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=wrH6gYFD6Gc
「クロスビー、スティルス、ナッシュアンド ヤング」の
ニール・ヤング作の「カントリー・ガール」この動画はカバー曲

http://www.youtube.com/watch?v=BiMlRbd4jc0
「キャリー・アンダーウッド」アメリカン・アイドルに選ばれた
女の子なのだろうが、いかにもな編集は好感が持てる。

http://www.youtube.com/watch?v=zxQ2wQxheQ4&feature=related
「ジョン・デンバー」カントリーガール・イン・ザ・パリ

http://www.youtube.com/watch?v=d89e6w405sc
「リシィー・パルマー」のカントリー・ガール
こちらは黒人の歌うものである。
その歴史から言えば、「カントリー」と聞いて拒否がある気もする
のだが長い歳月は、やはりそれを克服する力を与えるものなのだろ
う。そこいくと「六十年前の云々・・・」という人々の、
哀れさは救いがない。

http://www.youtube.com/watch?v=lvtjd8Qa-4E
「ジュディー・ミラー」
神様ありがとう、私はカントリー・ガール、そのものずばりのカント
リーミュージックだが、ストレートな言い回しににやりとしてしまう。
土壌の違いなのが、とても分かる。
不満があってもこの国は好き、どっかの国の「国歌・国旗」嫌いとは
地平線くらいの差がある。

http://www.youtube.com/watch?v=-Rneoxfrsr0
「ブロークスとダン」ロック・マイ・ワールド リトル・カントリー
ガール こんな曲知らなかったがなかなかにいい曲である。

http://www.youtube.com/watch?v=HLNW-3HzHXI&feature=related
「ブラック・サバス」のカントリー・ガール
題名と曲調が、なんともかけ離れている。

http://www.youtube.com/watch?v=ultVkLcGCIg
「カウガール」もやはりカントリーガールの範疇・・・。


http://www.youtube.com/watch?v=77j63IWGLkM
五十四年公開作「喝采」
これも原題は「カントリー・ガール」である。
この映画、グレース・ケリーがアカデミー主演女優賞を得ている
映画であるが、原題は田舎娘というより、国母とはこんな女性で
あるだろうというニューアンスがある。
どちらかといえば控えめで、夫を支える妻、化粧もすることなく
ただただ「陰の立役者」に徹する貞節と母性を備えた女性として
「カントリー・ガール」という、国母・田舎娘の二面性もきっちり
こなす聡明な女性が、当時理想とするものであったから、アカデミー
賞も、ジューディ・ガーランドの復活よりこちらを選んだのでは
ないだろうか・・・。

来年は景気後退は目に見えているし、世相は暗いものになるだろう
と予想出来る。
そんな時、求められるのは華やかなセレブな態度でない、やはり
「カントリー・ガール」と呼べる女性が、少しは明るくする役目
を担っている世の中に、ならんことを・・・。


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