今回もヘルムのNが書きます。
普段、ヨットがある時は睡眠時間が何時間でも
スパッと起きて出発しているんですが、
なんと当日寝坊してしまい、起きたのが7時半。
5分で準備して駅まで1キロをダッシュ。
なんとか9時前にはマリーナに到着して、着替えて9時半にドッグアウト。
皆様本当に申し訳ありません。。。。
空は晴れ間が出たり、真っ黒に曇って豪雨になったりと
非常に変な天気で、風も6~12ノット程度と強弱のある海面。
白波が立つほどではなかったので、セールはミディアムを選択。
ポジションは、E子さんがバウに、ミドルにAちゃんとS原君。
オーナーが本日もコミッティーに乗って頂いているので、Y川さんがランナー。
そしてH田さんと僕がメイン、ヘルム。
1レース目は下有利のポートロングの海面。
勝負をかけるのなら下からだが、ミディアムの風ではスタート後にバウを出せないので、
下集団の上からスタートしようかと思っていたが、
思ったより集団が上に固まっており、
セーフな位置を探しているうちにラインが埋まってしまい、
本部船の上後方であたふたしているうちにタイムアップ。
3線目からのスタートになってしまった。
上に入ってくる艇はいなかったので、本部艇をかわして右海面にタック。
うーむ。この風域でこのスタートはなかなか厳しい。
海面の状況をチェックしてみると、ブローは右海面から降りてきているものの、
すこしずつ左にシフトしている状況。
片上りの右に突っ込み過ぎると危ないと思い、左海面に寄せていくが
下からスタートして左海面から右に寄せている艇団に大きく前を切られてしまう。
上マーク回航で、後ろから5位くらいだったか。
スピンアップ後、早めにジャイブして、ポートロングのコースをフリーで走る。
雨が降っていたので、カッパを着て走っていたが、
フリーになった瞬間に汗が噴き出してくる。
ブローに乗って最短距離を走るが、クローズ以上に、
フリーは中型艇、大型艇とのスピードの差が大きい。
僕らの倍以上はありそうなスピンやジェネカーを展開して
ぐいぐい後ろから迫ってくる。
順位を少し下げて下マークを回航。
アリアドネ艇が近くにいたので、スピードを見つつ
同じタックで上を目指すも、どんどん遅れていってしまう。
セーリングしながら、ハイクアウトしている重心を固めてみたり、
角度を変えてみたり、舵を使って走ってみたりといろいろ試しながら走る。
レース中でも試行錯誤である。
結局、アリアドネ艇ははるか先に行ってしまい、
ハートオブニッポン艇、ナオナオ艇と上マークを回航。
ポートロングのコースだったが、内側で少し先行していたハートオブニッポン艇に、オーバーラップしたまま右海面に連れていかれて、
その間に、後ろから先にジャイブしたナオナオ艇に負けてしまった。
結局、13艇中着順10位。修正順位で4位。
ちょっと失敗の多いレースだったと反省。
風が少し上がり、かつ右にシフトした中で2レース目のスタート。
前のレースよりは若干ラインに近かったが、
またしても上側のデンジャラスに近い位置から
2線目のスタート。
上から来ていたカボック艇と同時タックで
ロングのポートを走る。
若干オーバーパワーなので、35フィートの艇には
すぐに置いていかれるかと思いきや、
なんとか食らいついて走る。
下手にタックを重ねると失速してしまうため、
ロングをじっくりと走る事に。
結局カボック艇には先に行かれてしまったが、
そこまで遅れる事もなく5~6位で上マークを回航。
ミディアムのオーバーパワーのコンディションで
ここまで食らいついていけたのは嬉しい。
ポートロングのフリーだったので、ジャイブアップにチャレンジ。
しかし、スピンシートが航海灯に引っかかってしまったり、
スピンハリのカムが切れてスピンが落ちてしまったりと
若干ドタバタになってしまった。
以前U根さんが書いていたように、落ち着いて通常の回航をしてから
ジャイブしたほうが良かったかもしれない。
これは練習ですね。
フリーはうまいことブローに乗って一本コースぐいぐい進んでいく。
しかし、下マーク近くでジェネカー艇のツパマロス艇が後ろから
ありえないスピードで追い抜いていく。
下マークをツパマロス艇の3艇身後ろで回航し、
同時にタックを返して、下平行の位置でスターボロングの上マークを目指す。
皆でハイクアウトして、僕とH田さんでわいわい言いながら
オーバーパワーの艇をなんとか押さえて走る。
やっぱり吹いた中でのセーリングは楽しい。
ブローで14ノットくらいか。
ツパマロス艇には最終的には離されたが、
レグの半分程度はじりじりと遅れつつも並んで走れていたので、
結構頑張ってトリムできていたと思う。
出来ればバウを出したかったが。。。
そのまま上マークを回航し、
後方から迫ってくる大きなスピンに追いつかれないように
S原君&Aちゃんのスピントリムで快走し、
フィニッシュラインにフリーで流し込みフィニッシュ。
着順は7位、修正で2位。
あとで結果を見てみると、なんと1位のLAETITIA艇とは修正で16秒差。
非常に惜しい。
今回のレースでは、スタートは失敗したが、
逆にスタートを成功させれば、
中型艇ともしばらくは互角に走れたはずで、
トップも全然狙えるということだ。
僕が隼に乗るようになってからずっと微風のレースが続いており
今回の風域でのレースは初めてだったのだが、
非常にいい経験になった。
インショアレガッタに向けて、
チームの士気も上がってきている。
来週のTYCレースも頑張ろう。

雨の中レースお疲れ様でした。

レース後、しばし練習タイム。
普段、ヨットがある時は睡眠時間が何時間でも
スパッと起きて出発しているんですが、
なんと当日寝坊してしまい、起きたのが7時半。
5分で準備して駅まで1キロをダッシュ。
なんとか9時前にはマリーナに到着して、着替えて9時半にドッグアウト。
皆様本当に申し訳ありません。。。。
空は晴れ間が出たり、真っ黒に曇って豪雨になったりと
非常に変な天気で、風も6~12ノット程度と強弱のある海面。
白波が立つほどではなかったので、セールはミディアムを選択。
ポジションは、E子さんがバウに、ミドルにAちゃんとS原君。
オーナーが本日もコミッティーに乗って頂いているので、Y川さんがランナー。
そしてH田さんと僕がメイン、ヘルム。
1レース目は下有利のポートロングの海面。
勝負をかけるのなら下からだが、ミディアムの風ではスタート後にバウを出せないので、
下集団の上からスタートしようかと思っていたが、
思ったより集団が上に固まっており、
セーフな位置を探しているうちにラインが埋まってしまい、
本部船の上後方であたふたしているうちにタイムアップ。
3線目からのスタートになってしまった。
上に入ってくる艇はいなかったので、本部艇をかわして右海面にタック。
うーむ。この風域でこのスタートはなかなか厳しい。
海面の状況をチェックしてみると、ブローは右海面から降りてきているものの、
すこしずつ左にシフトしている状況。
片上りの右に突っ込み過ぎると危ないと思い、左海面に寄せていくが
下からスタートして左海面から右に寄せている艇団に大きく前を切られてしまう。
上マーク回航で、後ろから5位くらいだったか。
スピンアップ後、早めにジャイブして、ポートロングのコースをフリーで走る。
雨が降っていたので、カッパを着て走っていたが、
フリーになった瞬間に汗が噴き出してくる。
ブローに乗って最短距離を走るが、クローズ以上に、
フリーは中型艇、大型艇とのスピードの差が大きい。
僕らの倍以上はありそうなスピンやジェネカーを展開して
ぐいぐい後ろから迫ってくる。
順位を少し下げて下マークを回航。
アリアドネ艇が近くにいたので、スピードを見つつ
同じタックで上を目指すも、どんどん遅れていってしまう。
セーリングしながら、ハイクアウトしている重心を固めてみたり、
角度を変えてみたり、舵を使って走ってみたりといろいろ試しながら走る。
レース中でも試行錯誤である。
結局、アリアドネ艇ははるか先に行ってしまい、
ハートオブニッポン艇、ナオナオ艇と上マークを回航。
ポートロングのコースだったが、内側で少し先行していたハートオブニッポン艇に、オーバーラップしたまま右海面に連れていかれて、
その間に、後ろから先にジャイブしたナオナオ艇に負けてしまった。
結局、13艇中着順10位。修正順位で4位。
ちょっと失敗の多いレースだったと反省。
風が少し上がり、かつ右にシフトした中で2レース目のスタート。
前のレースよりは若干ラインに近かったが、
またしても上側のデンジャラスに近い位置から
2線目のスタート。
上から来ていたカボック艇と同時タックで
ロングのポートを走る。
若干オーバーパワーなので、35フィートの艇には
すぐに置いていかれるかと思いきや、
なんとか食らいついて走る。
下手にタックを重ねると失速してしまうため、
ロングをじっくりと走る事に。
結局カボック艇には先に行かれてしまったが、
そこまで遅れる事もなく5~6位で上マークを回航。
ミディアムのオーバーパワーのコンディションで
ここまで食らいついていけたのは嬉しい。
ポートロングのフリーだったので、ジャイブアップにチャレンジ。
しかし、スピンシートが航海灯に引っかかってしまったり、
スピンハリのカムが切れてスピンが落ちてしまったりと
若干ドタバタになってしまった。
以前U根さんが書いていたように、落ち着いて通常の回航をしてから
ジャイブしたほうが良かったかもしれない。
これは練習ですね。
フリーはうまいことブローに乗って一本コースぐいぐい進んでいく。
しかし、下マーク近くでジェネカー艇のツパマロス艇が後ろから
ありえないスピードで追い抜いていく。
下マークをツパマロス艇の3艇身後ろで回航し、
同時にタックを返して、下平行の位置でスターボロングの上マークを目指す。
皆でハイクアウトして、僕とH田さんでわいわい言いながら
オーバーパワーの艇をなんとか押さえて走る。
やっぱり吹いた中でのセーリングは楽しい。
ブローで14ノットくらいか。
ツパマロス艇には最終的には離されたが、
レグの半分程度はじりじりと遅れつつも並んで走れていたので、
結構頑張ってトリムできていたと思う。
出来ればバウを出したかったが。。。
そのまま上マークを回航し、
後方から迫ってくる大きなスピンに追いつかれないように
S原君&Aちゃんのスピントリムで快走し、
フィニッシュラインにフリーで流し込みフィニッシュ。
着順は7位、修正で2位。
あとで結果を見てみると、なんと1位のLAETITIA艇とは修正で16秒差。
非常に惜しい。
今回のレースでは、スタートは失敗したが、
逆にスタートを成功させれば、
中型艇ともしばらくは互角に走れたはずで、
トップも全然狙えるということだ。
僕が隼に乗るようになってからずっと微風のレースが続いており
今回の風域でのレースは初めてだったのだが、
非常にいい経験になった。
インショアレガッタに向けて、
チームの士気も上がってきている。
来週のTYCレースも頑張ろう。

雨の中レースお疲れ様でした。

レース後、しばし練習タイム。