名著「旺文社スポーツ教室ヨット競技」に解説されているクローズホールドで相手に勝つために必要な三つめの要素は「レーシングタクティックス」と題されています。
以下、名著「旺文社スポーツ教室ヨット競技」より一部を引用させていただきます。
”三つめの要素はレーシングタクティックスである。ヨット競技は自分一人で走る記録会ではない。2位の艇を10分近く引き離してフィニッシュしても、ほんの半艇身リードしてラインにとびこんでも1位は1位である。一度優位にたった地位をいかにして守りぬくか、先行を許した相手にいかにして追いつき形勢を逆転するか、これが戦術である。これは規則を熟知した上でそれを十分活用しながら走りくらべすることが必要で、それだけの経験と熟練が不可欠である。”
「一度優位にたった地位をいかにして守りぬくか、先行を許した相手にいかにして追いつき形勢を逆転するか」とは、どんなスポーツにもいえることだと思いますが、ヨットレースの場合、特に「一度優位にたった地位をいかにして守りぬくか」という発想が非常に重要だと自分では整理しています。
レースの前半、中盤、後半でも両者のウェイトは変わるでしょうし、自分の走っている順位によっても変わると思います。このあたりがヨットレースの面白さといえるのだと思います。
ただ、著者が最後に「これは規則を熟知した上でそれを十分活用しながら走りくらべすることが必要」と結んでいるとおり、艇がしっかり走っていないと、レーシングタクティックスだけではまわりの艇に勝てないと教えてくれています。
まずはきっちり帆走らないと。
以下、名著「旺文社スポーツ教室ヨット競技」より一部を引用させていただきます。
”三つめの要素はレーシングタクティックスである。ヨット競技は自分一人で走る記録会ではない。2位の艇を10分近く引き離してフィニッシュしても、ほんの半艇身リードしてラインにとびこんでも1位は1位である。一度優位にたった地位をいかにして守りぬくか、先行を許した相手にいかにして追いつき形勢を逆転するか、これが戦術である。これは規則を熟知した上でそれを十分活用しながら走りくらべすることが必要で、それだけの経験と熟練が不可欠である。”
「一度優位にたった地位をいかにして守りぬくか、先行を許した相手にいかにして追いつき形勢を逆転するか」とは、どんなスポーツにもいえることだと思いますが、ヨットレースの場合、特に「一度優位にたった地位をいかにして守りぬくか」という発想が非常に重要だと自分では整理しています。
レースの前半、中盤、後半でも両者のウェイトは変わるでしょうし、自分の走っている順位によっても変わると思います。このあたりがヨットレースの面白さといえるのだと思います。
ただ、著者が最後に「これは規則を熟知した上でそれを十分活用しながら走りくらべすることが必要」と結んでいるとおり、艇がしっかり走っていないと、レーシングタクティックスだけではまわりの艇に勝てないと教えてくれています。
まずはきっちり帆走らないと。