夢だったバーベキュー

私は前期の日本語表現という授業で「バーベキュー」という題のミニエッセイを書きました。

私は小さかった頃、毎年夏に北海道に行く度にキャンプでバーベキューをしてたんです。

でも、年を離れた従姉妹たちが進学・就職するにつれてキャンプはおろかバーベキューをすることもなくなっていました。

みんなでバーベキューをしたいと、その頃から願っていたのです。

今回、従姉妹の二人は、二人の実家である苫小牧にまで戻ってこれなかったけど、従姉妹の両親とばーちゃん、お母さんとの五人で、広い庭で久々にバーベキューをしてもらいました。

バーベキューをしなくなった理由を分かりたくはなかったけど、今回やっぱり、念押しするように分からせられた。

でも、楽しかったよ！
七輪で焼く、とろけるような柔らかいジンギスカン！
牛肉も買ってきていたけど、ジンギスカンのほうが断然美味しかった！
ジンギスカンって昔から好きだったけど、味を忘れていたみたい。
東京でもこれくらい美味しいジンギスカン食べられるところってあるかなぁ？

いつかまた、従姉妹たちもそろって皆でバーベキューしたい。

肉の焦げる臭い。
パチパチと赤く光る炭。
そこから溢れる、目に染みる煙。

幼かった私の夏休みにもう一度、もう一度だけでいいから、戻りたいんだ。