HARUSYO'S WORLD 二宮春将の世界

VARIOUS FIELDS OF NOVEL あらゆるジャンルの小説を書きます。

二宮春将小説:純情派高校生友樹の日々第3回

2012-02-13 02:09:31 | 日記

 由香里は日曜日の夕方怒りを露にして友樹の家を去っていった。

その原因が何であるかは友樹自身が一番よく知っていた。

 「由香里に友樹が何もしなかったからである」

 月曜日の夜が明けようとしている時友樹は、

「次にはキスくらしないともうぼく達の仲はもたないなあ」

 こう思うのだった。

「でもふんぎりがつかない、どうすればいいのだ」

 友樹は悩みに悩んだ。

「今からも由香里には数学を教えてもらわないといけないからなあ。まあ次はキスという事で」

 気がついたら友樹はネット検索で、

「キスの仕方」

 を探していた。


コメントを投稿