お江戸観光

2008年07月10日 23時27分09秒 | お出掛け

６月後半、仕事で東京出張に行きました。
その後、お約束のように自費で一泊してお江戸観光＆ショッピングをしてきました。

日曜日の朝、ホテルを出て駅近くのコーヒー屋さんで朝ごはん♪
着物姿のおば様がいらっしゃって、コーヒーと煙草。
う～ん。粋なお姿だわ。朝からいい気分になった所で、地下鉄に乗って、浅草へ行きました。

浅草へ行くのに、何故か、”蔵前”で降りた私。
行くところの地図なり、情報誌なり、買えばいいのに、しないってのもどうかと…。
まぁとりあえず、国際通りを通っていけばいいのよね？と、てくてくと歩くこと１０分少々。
浅草近くの大きな交差点にコインロッカーが有ったので、大きな荷物はそこへ入れて、身軽になりました。
とりあえず雷門へ！

雷門の前は大勢の人。人。人。そして、人力車の車夫のおにいちゃんがいっぱいい（笑）
雷門を通り、仲見世のお店へ。まっしぐら。
まずは、１軒目かずさ屋さん。
和装小物が売っているお店です。本店と支店とあるのですが、私が行ったのは本店の方。
半襟、太目の帯板、ブロッシュ（ブローチを帯留に変更してくれる金具）をここで手に入れました。
特に、ブロッシュは欲しかったんですよ～。良かった。

２軒目は、文扇堂さんへ。
こちらは扇子等々を扱っているのですが、欲しかったのは舞扇。
むか～し買った扇子は、すっごく渋くて、お店のご主人にいい顔をされませんでした。お稽古続けてて、やっとその意味が分かりましたけどね（笑）
今回はご主人はいらっしゃらなかったけど、天紅（てんあか　とお師匠さんは呼ぶ。お店では、てんべに　とおっしゃってました）の扇を一本手に入れました。白地に扇の端の方５分ぐらいだけ、紅い色があるものです。
この扇は、元々座敷舞用なので、少し小さめなのです。

浅草寺さんへのお参りももちろん行きましたよ。
お参り後、おみくじを引いたら”凶”だったので、しっかり結んできました。

その後も、体力の続く限り（？）和装小物屋さんや、帯屋さん、襟屋さん、履きもの屋さん。あちこちのお店を冷やかしました。

そうこうする内に、お昼前になり、さすがにお腹もすいてきたので、オレンジ通りにある「今半」さんへ。すき焼き御膳を頂きました。

今半さんの先付け

すき焼き～

お店のお姉さんも、男性も素敵な方で、時間も早かった所為か、一人でゆっくり食べることが出来ました。
美味しかったですよ～。自分で味を調整するタイプだったのですが、関東風の濃い目の味だったので、薄味に慣れている私は、調整用の水がどんどん無くなりました。

ご飯の後は、花屋敷横を通り、江戸下町伝統工芸館へ。
入場無料でいいのかしらん？と思いつつ展示室へ上がりました。
江戸の工芸品がそこかしこに置かれてましたよ。資料品として充実されているなぁ～と、じっくり見ることに…
私の他の見学者はおじ様一人でしたし、これ幸いとゆっくり見物。
充分堪能してから展示室を後にして、１階へいくと、本日の実演者の方が席にいらっしゃいました。今回はメガネの枠部分を手作りされている方でした。
眼の前で作業をされているのを、ほほ～と見学。
ついつい実演のおじ様とおしゃべりを始める私。
おじ様曰く、「ここは、火が使えないから、作業が進まない。出来ることに限りがある」とのこと。
確かに金属を延ばしたり、曲げたり、溶接したり、火が必要なことが出来ないのであれば、実演自体がしんどいでしょうね～。
メガネ話にも花が咲き、私のメガネの歪みもちょいちょいと直していただきました。

さて、その後は浅草寺まで戻ってきたのですが、もうすでに１４時半です。
どうしようかなぁ？お茶しようかなぁ？
だったら、昔神戸にあって、今は東京に移転したイデミスギノに行ってみよう！と、移動を決心。

まっすぐ都営の浅草駅から行けばいいものを、何故かつくばエクスプレスの浅草駅から電車に乗ったものだから、ＪＲを経由することになりました

丁度いいので、新幹線の切符を引き替えて、山の手線で一駅：神田へ行き、また地下鉄に乗り換えて、京橋駅まで。
なんだかえらく遠回りしました（笑）

イデミスギノでは、生ケーキ２種を頂き、まったり～。
通常は、１５時を過ぎるともう生ケーキは残っていないそう。
この日は、雨だった所為か、客足が鈍く、ケースの中にも生ケーキがたくさん

お店のお客様も優雅なマダム達が多かったですね。１時間ほど、リラックスした時間を過ごせました。

その後、少し時間があるからと、銀座方面に歩いて行ったのが、運のつき（？）。
銀座　もとじに寄ってしまったのです。（予定外ですよ）
ちょ～～～っと話込んでしまったので、お店を出たのが１７時過ぎ！！

帰りの新幹線