ワンピース歌舞伎を観てきました（2016/03/17）

ワンピース歌舞伎に行ってきましたー。


まずは、大阪松竹座の看板から
原作を読んでる人もそうじゃない人も楽しめますね。
原作のキャラクターが歌舞伎ではどなたがどんな衣装で演じておられるのか？
を対比できると思います。


劇場に入ると、ルフィがお出迎え。

「海賊王に俺はなる！」と、言ってるのかしら？

今回は、２階の左側から観劇
花道での演技は少し観辛いですが、
舞台は近いし、宙乗りの際はすぐ近くを猿之助さんが飛んでいくし、
大満足です♪

客層は、いつもの歌舞伎と違って、普段なら来ないであろうご家族連れとかも
いらっしゃってました。
それも、ワンピース歌舞伎の特徴なんでしょうね。

＜感想＞
一幕目
物語は、シャボンディ諸島から始まります。
麦わらの一味の名乗り上げは、歌舞伎調。くすぐりますね～
笑也さんはロビン役。やっぱり笑也さん、素敵です大人の魅力満載って感じでした。
春猿ちゃんはナミ役。可愛い感じが出てました。
ここでのチョッパーは、町のあちこちで見かける”彼”が出てました。
え？それを歌舞伎で使っちゃう？いいの？

アマゾンリリーのマリーゴールドとサンダーソニアの髪型も再現。
え？再現できちゃうんだ。と、びっくり

ルフィとハンコックは猿之助さんでした。


一幕目が終わるとこの引幕。
麦わらの一味が勢揃いです。
ちなみに、近寄ってみたらデジタル加工がされてた後がばっちり！見えましたよ。




二幕目
インペルダウンとニューカマーランド三昧
もうね。巳之助さんのボン・クレーが原作から飛び出てきたようで、大興奮♪
思わず、「ボンちゃ～ん」と声を掛けてしまいました。

ニューカマーランドの場では、劇場のお客さんが立ち上がって、
出演者と手を合わせるタイミングがあります。
楽しさＭＡＸです！

そうそう、通常宙乗りは、花道の上を飛んでいくのですが、
今回は、舞台下手から三階席の上手側への斜め横断でした。
これは、嬉しいですよ！
と、興奮度合いは少し伝わりますでしょうか？


そして、この写真のクジラさんは、客席まで出てきてくれました。
大きいクジラが悠々と揺蕩っているんですよ！

三幕目はシリアスです。
海軍本部マリンフォードの頂上決戦
主人公ルフィの義兄：エースが死んでしまうのです。
私のお気に入りは、門之助さんの「おつるさん」です。
凛としてて、重鎮の雰囲気が出てて、恰好いいんです
素敵過ぎてもう！
ずっと注目してました。

重鎮達がしっかりしている舞台はとっても安心して観れますね

最後のフィナーレ部分は、出演者全員がでてきてくれました。
それも、普通の歌舞伎ではないことなので、嬉しかったですね。

本当に、スーパー歌舞伎Ⅱ（セカンド）らしい舞台でした。
原作を知らなくても、知ってても楽しめました。
四代目猿之助さんがやりたいことが色々入っている舞台だな～。と。
観終わった後、もう一回観たくなりましたもの。
名古屋で上演されるなら、日帰りで行っちゃおうかな？と、思うくらい





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