花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

ミュージカル「三銃士」 

2013年08月14日 | きまま
オーチャードホール
出演:
オム・ギジュン、チャンミン(2AM)、Jun. K(2PM)、ソン・スンヒョン(FTISLAND)、シン・ソンウ、キム・ミンジョン、ミン・ヨンギ、キム・ボムレ、イェウン 他
ってこのミュージカルは、韓国で上演されてる(されていた?)三銃士。

通販のセシールが、協賛してるってことで、『セシール 三銃士キャンペーン』なるものに応募したのです。
それでS席ペアーチケットが当選したんです。

チケット応募っていうもので主演のスターをチョイスしてってことだったんですが、
韓国のスターにまったく疎い私。当たればラッキー。くらいなかんじだったこともあり
月曜日あたりのほうが当たるかしら?程度の理由で選んだんだんです。

韓流スターファンには本当に失礼な話にもなるのですが、このチケット本物かしら?ってかんじで、
同じ日に歌舞伎座もチケットとちゃったけどどうしよう。って
結局、歌舞伎は、母が「行くわよ!」のひとことで代打決定(笑)

私は、ブログ友といいましょうか、東宝ミュージカルイベントがきっかけで、いろいろな舞台に御つき合いさせて頂いてる友におつきあいいただいて韓国版「三銃士」を見に行ったんです。
チケットもなんだか印刷不明瞭で、適当にしか見ておらず、
手にした時からしばらく、会場もオーチャードでなくhikarieと勘違いしておりまた。

更には、プログラムもプレゼントされていたのに、その引換券知ったのは、会場について席についてから。
あげくに主役のダルタニアンもチャンミン(2AM)って紹介されていたのに、「今日は、だれだったっか??数人主役いるのよね」なんて、失礼きわまりないお客ですよね。

チケット等当たりたい時には、あたらず、期待していないのに当たった!!
こんなことってあるんですよね。
席も最高にいい席でした。
舞台は高めだけど、11列目だと、オーチャードってこんなによく見えるんだ。って
はじめて舞台全体が見えた席でした。

座った前の列は、このミュージカルに登場してくるスターの熱烈なファン達がいて、
舞台を盛り上げています。
このミュージカルお客さんをしばし巻き込んで、お客さん参加ミュージカル仕立て。
東宝やホリプロ制作のミュージカルというより、ジャニーズのミュージカルステージライブ寄りでした。

ストーリーは、
「7世紀のフランス、片田舎から大都会パリにやってきた青年、ダルタニャン。銃士になることを夢見る彼は、三銃士と呼ばれる高名な銃士、アトス、アラミス、ポルトスと偶然出会う。3人と決闘をすることになったダルタニャンだが、とある事件により意気投合。鉄仮面を被った男と天使のような女性コンスタンスとも出会い、やがてダルタニャンはコンスタンスと恋に落ちる。しかし、何者かに鉄仮面の男がさらわれ、コンスタンスも巻き込まれてしまう。鉄仮面を助けたい三銃士とコンスタンスを助けたいダルタニャンは、犯人がリシュリュー枢機卿の部下、ミレディであることを知る。4人は力を合わせてリシュリュー枢機卿の陰謀を突き止めることを決意するが…。」
と最近の映画や東宝の帝劇でかかった首飾りよる王室の事件ではなく、鉄仮面をかぶせられてしまったフランス国王を救い出すといった三銃士とダルタニアンの活躍劇。
最後は、かなりのハッピーエンド仕立て。ゆえにかるいっちゃ軽い。
こういうの好きですよ。私。

ミュージカルは、もちろん韓国語で進んで行きます。
舞台サイドに電光字幕は、でるものの、なくてもショーが楽しめるようなパフォーマンス。
ミュージカルですから、歌はもちろんながら、三銃士、ダルタニアンはもちろんの彼等が扱う剣の立ち回りはみごと。アイドルと言えどあなどれません。
彼等の剣はまさに武道。剣の音はありゃ音響じゃないでしょう。
表情も豊かです。

歌は唄えるのはもちろんですが、声質、音域がキャラクター事に幅ひろく
バリトンのポルトス、いえポルトスだからバリトン?
三銃士それぞれの音域の違いがすばらしいハーモニーになっていることに感心。
オペラとミュージカルは、違うのでしょうけれど、出演者の音域が広いことは、歌のハーモニーの素晴らしさにもつながって圧巻でした。

韓国のキャスト。
今回は、この役だから、この人を選んだという役柄ありきで、
そうでなければ、その役をしっか把握して練っている感じがありました。

日本だと、この俳優使いたいんだけど、なにかいい舞台ない?みたいな気がして、
まずプロダクションやらコネありきか?って役者さんの使い方があるように思えて、
見てる方にすれば、なんでこの人をこの役に選んだの?おもってしまう
なんだかなあと思える場合がありますが、

韓国・・私の好きな国とはけっして言えないのですが、
ミュージカル作品のすき嫌いはあっても、みている者にたいして「はずれ」は、ない様な作りをしているように思えました。

三銃士はさらにお客さんを巻きこんでのやり取り。
ファンはまさにキャーキャー。活気がありました。

今回、チケット代購入したらけっこう1枚高いけれど、
S席16000円。それなりきなのかもしれない・・っと。

この日キャストは
ダルタニアン チャンミン
アトス イ・ゴンミョン
アラミス ミン・ヨンギ
ポトス キム・ボムレ
リシュリュー ホン・ギョンス
ミレディ ソ・ジョン
コンスタンス J・MIN

ちなみに韓国で上演されているこの三銃士のオリジナルクリエーティブチームの
共同プロデュサー マイクロデビッド チェコの人だ。
オリジナルはチェコ版だったのでしょう。それを韓国版に構築し直した作品とか。
やるなあ~~~韓国!

ところで、こうやって韓国で上演されている大型ミュージカルが、日本に上陸したわけですが、
日本のミュージカルは、韓国行って上演するのかしら?
東宝とかホリプロとか。

今は、政治的なものもあるいし、そんな状況じゃないのかしら?

お隣の国だけれど知らないコトばかりの私です。

LIVE BONE

2013年08月08日 | きまま
森山開次さんというとコンテンポラリーダンサーってことになりそうだけど、コンテンポラリーというと、現代的ってなるわけだけど、このコンテンポラリーという世界。広過ぎてしまって、森山開次さんの見せてくれる世界は、不思議な空間になる。

曼荼羅の世界にもいるし、山本寛斎さんの世界にもいるし、能舞台にもいる。
ミュージカルにもいればリーディングの場面にも。
でもでもなぜか、不思議なんだけれど、遠くない世界。

今回は・・NHK教育TV(Eテレ)で放送された『からだであそぼ』に登場していた「かいじくん」から発展したステージ。

森山開次×ひびのこづえ×川瀬浩介 『LIVE BONE』

この3人が『からだであそぼ』で子供達をひきつけた不思議なパフォーマンス。
からだを使うのはもちろん、モチーフとなるのは、人間の内臓。
心臓だったり、肺だったり、肝臓だったりちょいっと不気味。

でもそれがTVを見ている子供達にうけたそうな・・
幼稚園児・・うんちとかおしっことか、お尻出すとか、この手の言葉すきなんですよね。親がそこで、人前では恥ずかしいからいわない・・って次第に普通は控えるもんですが・・心臓、肝臓、胆嚢とか人間のパーツをよく題材にしたなあ・・って。
そこから発展して来た『LIVE BONE』

以前今回の会場となったスパイラルホールのあるスパイラルガーデンで『LIVE BONE』見ました。もちろん今回の劇場版とはちょっと違います。
子供達がかなり見に来ていました。昼間だったし、無料だったからかな。

今回は、スパイラルホールのセンターをパフォーマンスを行うスペースとして、四方をお客さんが囲んで鑑賞。
時間も7時からだったからでしょうか?ちょっぴりチケ代も親子でくるには高かったのかな。お子さんは、少なかったな。

それがもったいない!!ッて思わず(笑)
休憩はさんで、前半後半。
前半は、これまでのみたことのある『LIVE BONE』。
骨で登場、こつ、こつ、こつ、こつ・・って。
肺があったり、胆嚢があったり・・ふと
この間みたレオ・レオ二の貼り絵の動画が、動き出していたような、
グラフィック動画のよう。そのパフォーマンスは、子供達だって真似で来てしまいそう。楽しい限り、

休憩後は・・パフォーマンスアート。総合芸術??
今回はソロではありません。
美木マサオさん、笠井晴子さん、柳雄斗さん、安藤尚之さんが出演しています。
美術・衣裳は、ひびのこづえさん  音楽が、川瀬浩介さん。

めったに会場でグッズにお財布の紐を緩めない私
だけど
なんでだろ。ここでは買っちゃうんです。
プログラム&DVD。
好きなんですよね(笑)









ミュージカル『二都物語』 DVDを久々に

2013年08月06日 | きまま
6日広島原爆投下の日ですが、私の友人の誕生日なんです。
8月って祭日がないんですけど、6日、9日、15日とあまりいい日とは言えませんが、8月歴史的に忘れてはいけない日なんじゃないかって思いますが、
その6日友人の誕生日だけでなく、ただ今帝劇で上演されている『二都物語』出演の浦井健治さんも誕生日なんですよね。

ヴァンパイアの時のお誕生日の様子もなんとなく記憶にありますが、
今年も帝劇でお誕生日の浦井さん。カーテンコールラストに井上芳雄さんから、かわいいバースディのレイをかけてもらって、birthdayを身体であらわしてたのかな?
BIしか解らなかったけど(笑)

ってことでまた、見に行っていたんです。『二都物語』。
あ~やっぱり『井上芳雄の二都物語』なんだよね・・って・
見てる方には、シドニー・カートンなかなか出てこないのに?って
いわれてしまうそうですけど。

そして、この先はもう私の『二都物語』妄想の世界です。
今回の舞台は、ダメ男シドニーカートンの優しさ、懐の深さの哀しさが感じられないんですよ。
なんだろうなあ。井上君のシドニーカートンは、オモシロ兄さん。
照れ屋で自分自身が出せずにオモシロ兄さんになっている。酒に頼っいるイケメン兄さん。
それに正義感も表面からさっすることのできる兄さん。
私といたしましては、もっと人生を斜めにみてるという感じがほしんですけど・・。
いわゆる偏屈男。まさかこいつが!と言う面がもっと欲しい。
酒に溺れている男でも溺れてる理由が違うように見えてしまう井上芳雄シドニーカートンなのです。

でね、勝手に妄想。井上君を見ながら、大好きなJames Barbourにチェンジできず、見てるけど、藤岡正明くんや松岡充くんあたりどんなものかな?っと
でもやっぱり舞台に出てる橋本さとしさんが理想。
でもそうなるとチャールズ・ダーニー誰になる?まさかの浦井君じゃないでしょ。
もうちょいっと年上イケメン考えなくちゃ。
テノールじゃなくてバリトンの宮本益光さんどうかしら?好青年ってかんじでしょ(笑)
酒場での二人のやり取り、貴族出身のお育ちのいいチャールズ・ダーニーと自分は、住む世界が違うとシドニーカートンが、現実を知る世界。とてもルーシーに好きになってもらえるなんて夢のまた夢と悟る想い。
違いがはっきり、それには声質が違うのが、イチバンわかり易いって思ってしまうのです。

そしてシドニーカートンが、密かに想う女性ルーシーは、はいだしょうこさん。
天然無垢、世間知らずのお嬢さん。でもしっかりもので、歌がうまい。って

見ながらここまで、想像にもほどがあるかな?

でも今日舞台を見ていて・・この数日で浦井チャールズは、芝居が濃くなってるって思うのは気のせいか?

井上シドニー歌いいけど・・

今日はとうとうずいぶんと前に購入したDVD引っ張り出しちゃった。
(今は、アマゾンで購入できるようですよ)
ただ今、久々『A Tale of Two Cities』James Barbourやっぱりいいんだもの。
やっぱりオリジナルキャスト!!(笑)

であらここでルーシーは、ワイルドホーンの『Never Say Good-by』唄ってる。
そうか。このDVDで唄いだしたんですね。

オリジナルの『Without a Word』は別撮りで入ってる。
でもオリジナルのほうがあってるかんじがするわあ。作品として。

CDとDVDキャストけっこう違います。でもシドニーカートンJames Barbour。
但し、最初に出たコンセプトCDは、違いますけどね。

ところで6日帝劇がらがらかと思ったら、今日は団体?
けっこう埋まってるじゃない。
このイマイチ『二都物語』どこまでお客さんをのばすのかしら?
私は・・まだ行くのですか、初演ヴァンパイアみたいに楽がとんでもないことに・・はならないか(笑)

Tale of Two Cities: Live in Concert [DVD] [Import]

Tale of Two Cities: Original Broadway Concept Albu
Libra Verde
Libra Verde

Tale of Two Cities: International Studio Recording
Libra Verde
Libra Verde

『ABKAI―えびかい―』

2013年08月05日 | 歌舞伎
日曜日 もう一本歌舞伎をみに渋谷に移動。

市川海老蔵 第一回自主公演 『ABKAI―えびかい―』
こちらは、海老蔵大好き母と一緒です。

このところいろいろなメディアに出演している海老蔵.
そして彼の書くブログ、人気が高いようですね。
一時のバッシングにもにたような拒否反応の減ったこと。
驚くものです。「人の噂も七十五日」

母も海老蔵が出るTV番組は、逐一チェック。時に私に「みてる?海老蔵出てるわよ。」って
私がさほど海老蔵ファンでないことをしっているはずなのだが、かなりの数、連絡をしてくるのである。

今回の公演も早々にチケットを確保。
渋谷Bunkamura シアターコクーンに初めての母、どんなところなの?と興味深々。


この日中に入るとはなさかじいさんを演出したという宮本亜門氏も入り口でどなたかをお待ちらしく
お姿をお見かけした。

海老蔵がメディアにいろいろ出ているほかに
亜門氏もいくつかの公演掛け持ちでの演出宣伝もかねてかメディア出演している。

筋書きが1500円で売られていた。プログラムとせず、値段も1500円。良心的価格(笑)
私は購入していないのだけど母が購入してけっこう読み応えもありそうだ。
後ほど母に借りてよんでみたいと思う。

公演は『蛇柳(じゃやなぎ)』と『疾風如白狗怒涛之花咲翁物語(はやてのごときしろいぬ どとうのはなさきおきなのものがたり)」
市川海老蔵×宮本亜門×宮沢章夫のはなさかじいさんだ。

『蛇柳』は、「歌舞伎十八番」の復活劇というものの舞踊劇に仕上げられていた。
脚本 松岡 亮 振付・演出 藤間 勘十郎という作品。
成田屋のHPの紹介では『丹波の助太郎という愚か者に、失恋の末に死んだ娘の亡魂が乗り移り、嫉妬<しっと>の荒れを見せるといった内容だったらしい。蛇柳は高野山の麓にある柳で、弘法大師の功徳<くどく>によって千年の緑を保つとされた。女人禁制の寺ゆえに、男に捨てられた女の怨念<おんねん>がこもるのを蛇に通わせて生まれたという伝承を背景にしている』とあった。

怨念を弘法大師の功徳&押し戻しで退治するのが今回の舞踊劇。
ちょっとコクーンでは会場がせまかったか?と思うような立回りもあるけれど、
通して、いろいろな歌舞伎のリミックス仕立ての荒事になっていた。

見ところは、海老蔵が、舞台上の助太郎という男から、押戻しで客席から登場するというところなのかもしれない。
早々に母、「サービス旺盛ね。」

その後、休憩がはいり『疾風如白狗怒涛之花咲翁物語』
これもある意味リミックス仕立ての新歌舞伎。

とにかく歌舞伎を楽しんでください。指向の作品。
歌舞伎見たことない人でも楽しめるというより
まさに子供達が見てたのしめる作品になっているかんじだ。

海老蔵が、犬になるのだかが、これはまさに「四の切」の狐風。
私が早々笑っていると母「四の切」思い出したんでしょ!って。
確かにあの狐を思い出していたがのだが、
なんといっても「はなさかじいさん」だもん。
これでいいわ。
って

以前渡辺渡辺えり子が、「新版・舌切雀」ってことで舌切り雀を演出したときには、なんじゃこりゃ?
って思いがあったが、この「はなさかじいさん」に関しては、
歌舞伎であって歌舞伎でないという見方ができそうでなかなかユニーク。
誰もが幼いときに聞いた昔話だ。
渋谷コクーンにはぴったりであろうと思えた。
ただ昨今のアニメ世代。昔話覚えているだろうか?
この舞台には、桃太郎や一寸法師が出てくるところもユニークだ。
またちょいっとした自然破壊などのメッセージも織り込んだのも面白い。
(宮崎駿のメルヘン性もとりいれているといったかんじだ)

染五郎や勘三郎が渋谷で見せた歌舞伎とはまた違う成田屋いや当代海老蔵の歌舞伎だろう。
これを歌舞伎座ではちょいっと考えものだが、ユニークな舞台で見終わって楽しく劇場を出られるのがいい。

今回立回りには、山崎咲十郎さんや尾上音之助さんもいた。
そんな別の家の御弟子さんたちが出ているのも微笑ましい。
今後どうなっていくかわからないが、我が母の元気の素くん。
お願いしますよ。ってお願いの私なのです。

日生劇場 「親子で楽しむ歌舞伎 」

2013年08月04日 | 歌舞伎
日曜日 日生劇場 ファミリーフェスティヴァル「親子で楽しむ歌舞伎 」へ

このファミリーフェスティヴァル。毎年夏に開催され、
人気公演は、毎年違ったバレエ団で上演されるバレエ公演のよう。
ほかにも人形劇があったり、クラシック音楽を基本に見せるショー的な舞台があったり
とにかく親子で過ごす劇場空間なのです。
日本の伝統芸術の公演もありますが、狂言、歌舞伎が、交互ということでもなく
伝統芸能でないものとチェンジされているときもあって、今年は久しぶりに歌舞伎が取り上げられたよう。

今回上演される演目が『棒しばり』と『鷺娘』
菊之助の鷺娘を見るのが。目的でしたが、
『鷺娘』。上演を知ったとき、歌舞伎に興味のある小学生ならいかもだけど、
このファミリーフェスティヴァルにやってくる小学生対象じゃないような気がしておりました。

当日劇場に入るとロビーで差し金でちょうちょうを飛ばしてみたり、
歌舞伎の着物を来て写真をとっていたりと
親子それぞれに楽しんでいる様子。雰囲気よしよし。

開幕すると、すぐに紋付袴姿の亀三郎さん登場で簡単な歌舞伎説明。
毎度ながら声がいい。
けどけど、話の内容、それって中高生向きじゃない?
見に来てるの小学生が中心でしょう?それも低学年が多そう。
歌舞伎は江戸時代からつづくって、映像はもちろん、絵もなしに江戸時代っていって子供達の
思考回路江戸になっているのかしらん?ってね。
そしてコドバ使いも中高生相手でしょ。って思わず心の中での私のつっこみ。

子供達はもちろん一緒のお父さんやお母さん達にも歌舞伎初めてといってる方がおおいこの客席空間。
なんとな~~~く頭の上にクエスチョンが飛んでいるだけでなく、聞いてないことどもちらほら。
大丈夫か?って思っていたら
心配なんかいらなかったか、ってかんじで
『棒しばり』がはじまりお酒を飲みはじまたあたりから子供達、笑い出していた。

でも狂言で『棒縛』があると、大まかなあらすじと、
錠前や引き戸の擬音などについて話していたりするのだけどそんな話はなかったなあ。
歌舞伎ゆえもうちょっとみりゃわかるってところなのかな?って改めて思ってみたり
意外にも次郎冠者の菊之助より太郎冠者の右近のほうが子供達の笑いをもらっていたように感じました。
菊之助は技で拍手をもらっていたかんじでした。

でね『鷺娘』は?
説明は、雪の降る中、池のほとりに真っ白な姿の娘が傘をさして立ています。実は娘は鷺という白い鳥の妖精なのです。
・・・ってそこまではいいんですけど・・・小学生高学年はまだしも・・
おちびさんたちは?

ころこそ不安的中とでもいうべきでしょうか。
この日座った席のうしろ。お子さん2名はじまって早々いやがって、まわり気にせずぐずってまして・・。

舞台よりもうしろの子供のぐする声にに気がいちゃった私。

なんだか、このファミリーフェスティヴァルにはやっぱりもうちょっと明かるいほうがあっていたんかないかな?って
怖くてもいいけど、恋云々ちょいはやい。
それ以上に、最初に歌舞伎を初め見る人!という問いかけに、子供達はもちろん大人の方もかなり初めて!!
ってことでしたから、
可愛い綺麗な藤の登場する「藤娘」とか
歌舞伎って言えば「毛ぶり」でしょ! 長い時間でなく
歌舞伎座イベントで1度あった歌舞伎ジュニアたちが一生懸命振った毛ぶりの作品
あういうのがよかったんじゃないのかなあ?っと

また一方新歌舞伎で上演される「鰯売恋曳網」とか「彦一ばなし」じゃだめだったのかなあ?って
そんなに出演者いなくてもできるしね。毎年歌舞伎はこのフェスティバルに登場もしていないしって思わず。

今回もったいない『鷺娘』だったなあって。

この日この後に見た海老蔵のはなさかじいさん。疾風如白狗怒涛之花咲翁物語
これこそこのファミリーフェスティヴァル向け!!っておもってしまった私でした。


ミュージカル『二都物語』

2013年08月03日 | ミュージカル
ブロードウエイで、上演された時に日本でも上演して欲しいな。って思った作品。
『A Tale of Two Cities』
ブロードウエイで上演された2008年、見たい!と思っていたもののトニー賞にかかることもなく、早々にクローズしてしまいました。
まあレミゼの二番煎じのようにも言われて、最後あれっ??ってことで、イマイチ感あったようですが・・
誰もがこの作品は、シドニー・カートンのJames Barbourの歌がいいということでした。

James Barbour この方の映像やCDしか知らないのですが・・ぜったいご本人の出る舞台をみてみたい方の一人なのです。
当時の映像のシドニー・カートンであるJames Barbourは、まさにどうしようもない呑んだくれ。
頭がよくったってこんな奴まともにつきあってくれる奴は、おらんだろう。って思わず。
でも彼が呑んだくれていても大人と違う目をもった子供は、彼をそうは見ない。
真の彼を見れていた。ってそんな呑んだくれ男が、唄う『Let Her Be A Child
好きになっちゃって。あったか~~~い人間味をかんじるのですよね。


ほかにも『I Can't Recall』。これは、ブロードウエイのミュージカルが、無料で開催されるイベントで圧巻の歌声だったように思えて、絶対生舞台を見にいくぞ~~~~!!と当時。
しかし、あっというまのクローズにがっかりしていたのですよ。

それを東宝がやる!!ッて知った時に、このシドニーカートンとOut of Sightを唄うドファルジュ夫人は絶対唄える人!!じゃなくっちゃって思っていたところ、
まずとにかく井上くんは、違うでしょ。柄が。ッて思わず。それに声質もね。って

でも昨今いろいろ演じてるし・・って、以前東宝での作品で彼が演じた役に、違うでしょって思ったものがなん本かアリ、その二の舞いじゃなきゃいいな・・って。

そんな前段階があり、さらにこの作品日本ではなぜかワイルドホーンの追加曲まであるって知って、なんだ??ッて思わず。

だって曲の雰囲気ちがうじゃん。って思っていたところ、指揮者の方のツイートでなんとなくそのこともツイートれておりふむふむと予習してしまっておりました。

で3日JCBカード貸し切日。うれなかったのか半額でS席A席が発売されており、
A席を半額で購入。
1階後方でしたが、センターであり、ちょうど目に入る席が、空席で非常に見易く音よし。
(レミゼの時ここが音響席だったんだよねって)

まさにお得感いっぱいでした。

で・・作品としては、ミュージカルとしてのインパクト弱いかな。って
井上君は歌は文句無しですが、声からするとテノールで好青年タイプなんですよね。

日本ではなかなか低音での主役って少ないんですよね。
バリトンはダメなのかしら?ってくらいに。

また衣装でもJames Barbourの黒ぽかった衣装を
井上君は黒では強すぎるってことでしょうか?
それともバックとの関係からでしょうか?白にちかいグレーでしたね。

そんなこともみながら、
って今回演出:鵜山 仁さんなんですよね。
ミュージカルっていうより音楽劇なのかな?って。
芝居先にありきでね・・やっぱり。
このミュージカル・ディケンズの二都物語を読んだ人であると
ブロードウエイ版は、そう来ますか。最後は。
って芝居さておき感ああるものの、
舞台上の歌で持っていると言う作品だったのを
変えてきたかな?って。

そして日本人ゆえ?舞台のセンターに盆により場面転換。
そのほかには、大きな動く壁・・っか。
フムフム。


でもそれにしては、何箇所は、あらっ!って思うんですねどね。

変化あるか?この作品。
なんだかね。みていていちばン楽しかったのは、今回指揮者西野さん。

指揮してる後姿がたのしそう。

さらに今回は、JCBの貸切で公演終了後出演者からの挨拶ああって、
その段取りについて、最初間違えたのは、ドファルジュとマダムドファルジュ。
挨拶忘れて舞台袖に引込もうとしていた二人。

そこを止めて井上くん。挨拶が終わって・・・
じゃ~んっと西野さんタクトをふって音をだしちゃった。

本当の段取は、ダーニーの浦井君のご挨拶もあったそうで
みんなに突っ込まれる西野さん。

そんなこともあって?いろいろ考えていたというもののぐだくだ挨拶になった浦井君。

まあこのぐだぐださ。前回もあったよね。ってなんとなしに。

今回初めてみて、ついついブリードウエイ版を頭に思い浮かべてた私。
日本版『A Tale of Two Cities 』二都物語。
まだ見に行きますよ。感想かわるかしら?私

8月の予定

2013年08月03日 | 予定
「予定は未定であって決定ではない」ってな都合のいい言葉を使ってしまうことがあったりするのだけれど・・この言葉をつかっている場合は、けっこう決定だったりするものなのです。
簡単に「予定。」で打ち切る場合は、、どちでもいいや。今まだ気持ち入らず。ってことが多い。

でもこの予定は、決定事項。

8月
二都物語 帝国劇場

ファミリーフェスティヴァル 日生劇場
歌舞伎&バレエ

森山開次LIVE BONE スパイラルホール

高円宮殿下記念 ローザンヌ・ガラ2013 青山劇場

ABKAI―えびかい― シアターコクーン

ミュージカル「三銃士」オーチャードホール

ってないようである予定
最後の韓国版ミュージカル「三銃士」はチケット当選によるもの。
ラッキー!!ってところなのです。



《響の森》 「ダンス・ダンス・ダンス」

2013年08月01日 | きまま
Dance Dance Danceってねえ。
ダンスパフォーマンスって思うではありませんか!
って思うけれど、このタイトルまさかなんですけど、
舞曲&指揮者広上さんのダブル?ってことなのかな?なんてね。

そんなタイトルがきになった東京文化会館主催の《響の森》
広上淳一さん&東京都交響楽団の演奏会 に行って来ました

そして、ほんと踊ってました指揮者広上さん。
とくにハンガリー舞曲集!!見事!!
ってくらいに。

ブラームスの「ハンガリー舞曲集」って21曲もあることを知りました。
いろいろな曲があり、聴いたことがあったのは・・
第5番だけってことでそれが「ハンガリー舞曲」って思っていた私。
バレエで踊られるような曲だったり社交ダンスだったり、
広上さんのダンスをしているかのようなパフォーマンスに魅入るともに
演奏がすごかった~~。
うねりを見せるがごとく、三階席でしたが迫力のある音だったり、
つい身体を動かしたくなるよな楽しげな音だったり、東京文化会館ってバレエより
オーケストラのための会場なのかしら?って思ってしまう今日の演奏会でした。

その前最初に演奏された
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲。
これがまず盛り上げ気分いっぱいに音が厚味いっぱい、ホールに響きました。
広上マエストロすごい!!って演奏でぞくぞくっと感じました。

ただ竹澤恭子 さんのヴァイオリン演奏のあったスペイン交響曲は、
評判いいようですが、私はその良さがわからず・・こりゃいかんかな。
最初ヴァイオリンじゃなくてビオラ?って思ってしまったくらいですから。
高級品だされてもわからないってところ??

まんなかとばして、ルーマニア民俗舞曲とハンガリー舞曲集の余韻に浸ってます。


指揮:広上淳一
ヴァイオリン:竹澤恭子

バルトーク:ルーマニア民俗舞曲(管弦楽版)
ラロ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ短調「スペイン交響曲」
ブラームス:ハンガリー舞曲集(全21曲)