花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

万里の長城

2012年08月18日 | BOOK
加古里子(かこさとし)・・
「だるまちゃんとかみなりちゃん」をはじめとする「だるまちゃんシリーズ」の絵本を目にしたことがあるんではないでしょうか?

その書いた絵本?本??
今日絵本コーナーで見つけて・・思わず買わねば!!と思ってしまったのです。
「万里の長城」という絵本。児童コーナーにあったのですが・・
 中を見ると・・これがこれが・・なかなかです。

中国好きには思わず・・無視でいない本です。
今いくら「スターウォーズ」がよくてもね(苦笑)

「万里の長城」
作: 加古 里子
絵: 加古 里子 常 嘉煌

って「万里の長城」という歴史遺産のなりたちかしらん?それとも長城をつくった歴史の人物が出てくるのかしら?
って中をみるととんでもない!!もっと壮大な歴史解説書でした。
本屋さんでみつけたらとりあえず手にして1度見てください。
「なんじゃこの本は??」って思ってしまうはず。

児童書の絵本という範疇を越えてます。
これって子供がよむの??って思わず。小学校高学年からと書いてありますから、10歳ぐらいから読めるものなのでしょう・・。
でもほんとに小学生が読むの??って信じがたいくらいです。
お受験の社会科あたりにでてくる内容でしょうか?

「案内役として「長城探検隊」がクイズもだしますが、、地球の起源、人類の起源までさかのぼり、文化や文明の誕生、歴代の王朝の変遷を丁寧にたどって、中国6000年の歴史の中で、「万里の長城」の謎を解こうとしてるんです。
 ある種スターウォーズかないですけど、スペクタルですよ!!

 加古里子さん、1926年生まれってことですので今80歳をこえてのこの本を作る意欲ってすごいですね。
今回絵をメインで描かれたのは 常 嘉煌ってことで、 常 という苗字。
敦煌ずきにはあれれ??ひょっとして・・の常書鴻さん!!の息子さんなんだそうです。ですから
1950年、中国の敦煌莫高窟で生まれるって書いてあってびっくりですよ。
あの莫高窟で生まれた??ほんとう??っておもうのですが、それは洞でもいいや・・でもやっぱり
敦煌莫高窟好きな私・・やっぱり購入しないわけにはいけないよね・・って妙な使命感が。

昨年出版されて1年経っているようですが、よくまあ私の目にひっっかかったなあ。

この本絵本ですが・・児童用物語絵本とおもったら大間違い。
大人が読んでこれよんだあとに「万里の長城」観光へ繰り出しましょう!!

面白さ倍増です。

万里の長城 (福音館の単行本)
加古里子,常嘉煌
福音館書店


だるまちゃんとかみなりちゃん (こどものとも絵本)
加古 里子
福音館書店


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