花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

志の輔らくご in EXシアター

2013年12月18日 | 古典芸能
六本木に新しく出来た劇場「EX THEATER ROPPONGI(イーエックスシアター六本木)」
六本木ヒルズの向かいにできたプレミアムなエンターテイメント空間ってことで、建物の地上2階から地下3階部分がこの「EX THEATER ROPPONGI」
演劇、ミュージカル、映画、ライブビューイング、ファッションショー、企業式典、スポーツイベントまで、幅広く対応できる劇場。
そのオープニングイベントの中の一つに落語がきたっていうわけ。
他には、B’zとか、奥田民生とかElvis Costelloとかってあるんですよね。

赤坂にあるTBSの赤坂ACTシアター/赤坂BLITZを一緒にしてみました。ってかんじでテレビ朝日の劇場なんですよね。

造りも似てます。舞台や楽屋はわかりませんけど客席の雰囲気は似ています。
赤坂ACTシアターを一回りちいさくした感じです。
でこのシアター客席1階が地下3階、1階後方が地下2階、2階席が地下1階なんです。
ここ入る時はエスカレーターやエレベーターも完備でいいんですけどね、公演終って劇場をでるとなると
これが、大変!!
エスカレーター上り1台下り1台をそのままにしてあるゆえ上りはあくまで1機で人は溢れてました。
片方は、なんとスタッフが1人のうのう利用してるのに。今後流れを改定されるとおもいますが、劇場そしての現状は使い勝手悪しです。
階段やエレベーターもありますが、最初係が誘導してませんでしたから、入りは、それなりでしたけど帰りも工夫してほしいところです。

さて、そんなオープニング!というよりやはりらくごでは、こけら落とし!ですよね。
こけら落とし公演。。。でも、こけらを落とすってことそのものは、新築のビルじゃなさそうですけどね。

志の輔さんの登場は『梅は咲いたか』。舞台中央にすこし高くなった高座。そしてバックは、屏風代わりの桃色の折り紙を台形に折ったかのような装置。中入り後は、真ん中がより左右に移動。しかし今回運が良過ぎの前方3列目。
この会場ライブではスタンでイングになるようで、床がフラット。ゆえに前に座高の高い方が来たら見えないかもダッタのですが、なんと前方の方が来ず、高座に座った志の輔さんが、よく見える席となりました。

そう最初から志の輔さんの登場で前座がなく三席。
「ハナコ」、「新版 しじみ売り」、「ディア・ファミリー」
新作、古典 中入 新作。

最初のは、「ハナコ」じゃななくて「あらかじめ」かと思ったくらい、
日本人のおもてなしの心に「あらかじめ」言っておくことがあるという習慣。
飛行機でも飛ぶ前にあらかじめ万が一予定空港につかないかもしれないなんて言うのは日本しかないという枕からはじまって、温泉に行った3人がその温泉での噺。

「しじみ売り」は落語に出てくる鼠小僧次郎吉の噺。
とある事件を助けたつもりがそれがもとで、とんでもないことになってしまったことを知る鼠小僧次郎吉。それからどうなるか?って最後が新版ってことになるんでしょうか。

「ディア・ファミリー」これは、まさにウェルメイド??
わらってわらって、最後にほろり。心温まる家族の噺。
「ロスト・イン・ヨンカーズ」をみたゆえに三谷幸喜演出でショートドラマにしたらどんなもんでしょ。って。

7時開幕、15分の休憩 終演は9時46分 一人でみっちり。
聞かせていただきました。休憩時には、鶴瓶さんが来ていたそうな。

随分とときは経ってしまいましたが、20年程前なら、落語と言えば「小朝」が活躍してましたが、
あの離婚騒動から、目立つイベントには、一人では出てこないですね。
今や「立川志の輔」引っ張りだこ?チケットもますますとれなくなってきましたね。
もちろん歌舞伎好きには、もっと面白い噺家さん、もっと味のある噺家さんがいるでしょうけど
やっぱり最初のつかみはこの人??

今回なんとラッキーだったか。
今年最後の大笑いだったかな?
毎年恒例志の輔らくご in PARCOもなんとかチケ入手!!
笑福来門!!笑う門には福来たる。来年いいとしでありますように。


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