土曜日 新橋演舞場の昼の部に行き、夕方新国立劇場に移動。
5日が初日の『天守物語』へ出かけました。
なぜ5日のチケットを買ったのか?初日だから・・はまずなくて、
なんとなく5日18:00始まりというので購入したような・・。
それに『天守物語』が見たい!!というのではく、サカケン(坂元健児さん)みたさ・・ということからチケットを買いました。
私、泉鏡花の舞台苦手なんですよねえ。かかれている文章は好きで、イマジネーション描きまくりで読み進んでいくのですが・・舞台は、漫画の実写化になった時のように・・描くイメージ違うんだなあ。まったく違うんじゃないんだけど・・というかんじなのです。
今回新国立劇場の2011/2012シーズンの演劇は
美×劇】―滅びゆくものに託した美意識―の第3弾
研ぎ澄まされた美しい台詞にいろどられた、「日本的なる美」の世界観を展開した作品として上演される『天守物語』ということで
演出:白井 晃
音楽:三宅 純
美術:小竹信節
照明:齋藤茂男
音響:井上正弘
キャスト:
富姫 篠井英介 姫川図書之助 平岡祐太
亀姫 奥村佳恵 桔梗 村岡希美
朱の盤坊 坂元健児 茅野ヶ原の舌長姥 田根楽子
近江之丞桃六 小林勝也
薄(すすき)江波杏子 ほか
今回会場となっているのは、国立劇場で舞台の自由度の高い中劇場。
客席は、前方を舞台とし、10列目からが客席。
その舞台も前方に能舞台のように四角くつき出し、サイドは舞台奥下からスロープ(緩やかな坂)になって前方に出て来れるようになって、天守閣に図書之助が上がってくるような時に巧く利用されていた。
また舞台奥のセリを使い、富姫や亀姫の移動などに地上でな空中を意識できるようになって全体的には、スタイリッシュ空間に仕上げられていた。
台詞は、泉鏡花の戯曲そのもの・・のよう。
でもどこか現代的にもきこえてしまうのは・・玉三郎の舞台に出演した役者達の台詞回しが耳にのこってしまってるのかも。
そのなか私のイメージと一番かさなったのは、亀姫の奥村佳恵さんの美しい残虐さかな。
それにこの役はほんとかっこいい姫川図書之助。今回の平岡祐太さんも凛々しい日本男児!! こんな男だから人間をあさはかな生き物としか見定なかった富姫が、恋に落ちるんですよね・・って。
納得できる図書之助でした。

そして富姫の篠井英介さんも妖艶な姫でいいんですけど・・
『天守物語』はやっぱりねえって自分のなかの苦手意識がじゃまなままにラストまで行ってしまいました。
そう個々はいんですけど、全体になると違う!!って。
そんな舞台でみたかった坂元健児さんは・・
最初ちゃんとどの役をやるのか知らずにいたのですが・・やはりその役でしたか。と『朱の盤坊』役。赤ら顔で頭に角らしきものがあって山伏姿という赤ら顔は、面白い隈取化粧で、身軽で声がよく滑舌がいい。
今回なんで出たんだろう?なんてチケット購入時には??だけれど、
篠井英介さんとおなじ事務所の関係あるのかな?なんても思いつつ今までとはまたちょっと違った役どころで面白い。
ってほんと個々は気に入ってるんですけどねえ・・。
泉鏡花戯曲の舞台が苦手。ってことで・・無理に考えるのは辞めときます。
なにか違うきっかけで面白くなるかもしれませんから・・。

朱の盤坊の出ているお稽古写真
5日が初日の『天守物語』へ出かけました。
なぜ5日のチケットを買ったのか?初日だから・・はまずなくて、
なんとなく5日18:00始まりというので購入したような・・。
それに『天守物語』が見たい!!というのではく、サカケン(坂元健児さん)みたさ・・ということからチケットを買いました。
私、泉鏡花の舞台苦手なんですよねえ。かかれている文章は好きで、イマジネーション描きまくりで読み進んでいくのですが・・舞台は、漫画の実写化になった時のように・・描くイメージ違うんだなあ。まったく違うんじゃないんだけど・・というかんじなのです。
今回新国立劇場の2011/2012シーズンの演劇は
美×劇】―滅びゆくものに託した美意識―の第3弾
研ぎ澄まされた美しい台詞にいろどられた、「日本的なる美」の世界観を展開した作品として上演される『天守物語』ということで
演出:白井 晃
音楽:三宅 純
美術:小竹信節
照明:齋藤茂男
音響:井上正弘
キャスト:
富姫 篠井英介 姫川図書之助 平岡祐太
亀姫 奥村佳恵 桔梗 村岡希美
朱の盤坊 坂元健児 茅野ヶ原の舌長姥 田根楽子
近江之丞桃六 小林勝也
薄(すすき)江波杏子 ほか
今回会場となっているのは、国立劇場で舞台の自由度の高い中劇場。
客席は、前方を舞台とし、10列目からが客席。
その舞台も前方に能舞台のように四角くつき出し、サイドは舞台奥下からスロープ(緩やかな坂)になって前方に出て来れるようになって、天守閣に図書之助が上がってくるような時に巧く利用されていた。
また舞台奥のセリを使い、富姫や亀姫の移動などに地上でな空中を意識できるようになって全体的には、スタイリッシュ空間に仕上げられていた。
台詞は、泉鏡花の戯曲そのもの・・のよう。
でもどこか現代的にもきこえてしまうのは・・玉三郎の舞台に出演した役者達の台詞回しが耳にのこってしまってるのかも。
そのなか私のイメージと一番かさなったのは、亀姫の奥村佳恵さんの美しい残虐さかな。
それにこの役はほんとかっこいい姫川図書之助。今回の平岡祐太さんも凛々しい日本男児!! こんな男だから人間をあさはかな生き物としか見定なかった富姫が、恋に落ちるんですよね・・って。
納得できる図書之助でした。

そして富姫の篠井英介さんも妖艶な姫でいいんですけど・・
『天守物語』はやっぱりねえって自分のなかの苦手意識がじゃまなままにラストまで行ってしまいました。
そう個々はいんですけど、全体になると違う!!って。
そんな舞台でみたかった坂元健児さんは・・
最初ちゃんとどの役をやるのか知らずにいたのですが・・やはりその役でしたか。と『朱の盤坊』役。赤ら顔で頭に角らしきものがあって山伏姿という赤ら顔は、面白い隈取化粧で、身軽で声がよく滑舌がいい。
今回なんで出たんだろう?なんてチケット購入時には??だけれど、
篠井英介さんとおなじ事務所の関係あるのかな?なんても思いつつ今までとはまたちょっと違った役どころで面白い。
ってほんと個々は気に入ってるんですけどねえ・・。
泉鏡花戯曲の舞台が苦手。ってことで・・無理に考えるのは辞めときます。
なにか違うきっかけで面白くなるかもしれませんから・・。

朱の盤坊の出ているお稽古写真
身長が玉三郎より低いので..富姫はひざおり気味だったような記憶があります(爆)
やはり..背が高いほうが..いいですね
亀姫の梅枝(当時は)にノックアウトされた記憶が..
と当時のことを..思い出しました。
段治郎、薪車、獅童・・でも結局神経図太い(?)海老蔵ってかんじでな~にか落ち着いたのかなあなんて印象があります。
(玉三郎さんのこだわりは、並大抵な要求でないとか)
なのに・・なんで来年お正月の相手が松緑なんだろ?って・・話がそれました。
「天守物語」図書之助は、富姫より長身で凛々しい男前じゃなくちゃですよね。
梅枝くんますます女形でがんばってますよね。ぜひぜひ歌舞伎もよろしくです。
しかもZ席で(爆)
個人的には学生のときに見た歌舞伎役者さん中心の方が好きかなあ~~
でも見れたことに感謝ですしかも1500円で(そこかい)
1500円。
新国立様様ってかんじで・・。
国立ならではの配慮。これはぜひとも、文化芸能の発展のために・・なんて大げさなことまではいいませんけれど、お得感でみれることに感謝してます。
Z席のポイントは高いですよ!!