花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

ミュージカル 『三銃士』  帝劇  MY LAST

2011年08月24日 | ミュージカル
23日火曜日夜公演観劇が、最後となった帝国劇場 ミュージカル『三銃士』
私の中では..作品として、また見たいな気分は、現在ない。
逆に日生劇場版は、今更ながらもう1回みたいな..と思う舞台になった。

思考回路単純ゆえかもで、日生劇場版はあえてストーリーも原作とは切り離し
舞台最後を、ハッピーエンドの大団円にしたこと。
しかし登場人物のキャラクター性..三銃士とダルタニアンをいじらなかったこと
唄も子供向けとは限らず、多彩な音楽で聞かせ、
そのうちの1曲に誰もが1度聞くと口ずさんでしまうような曲を入れ込んだこと。

帝劇版とは異なる点であり、そこが私の気に入ったどころだった。

ミュージカル作品の出演者として、東宝ミュージカル出演者の精鋭陣ともいえそうな
豪華な出演者をそろえた帝劇版『三銃士』。
やはり最初は出演者の豪華さに、これは見たいとなった。

しかし、その中にいた私の好きな役者さん坂元健児さん,.う~んこれはどうなの?と思うようなキャラ写真。ストーリーの主要人物ではないってことは、一目瞭然。
ってことは?なんてかんじでおおよその想像を描いて劇場にでかけた。

そこで彼の演じる役者&ジェイちゃんの役割を楽しむことには、十分満足したけど..
『三銃士』や「ダルタニアン」の活躍だけでなく、
3組の恋愛もかなりの割合で組み込まれていて、コメディ要素もふんだんで、
さらにそれなりに殺陣も入れ込み...出演者が豪華故に個性も強くて....
ストーリーに、いろいろ盛り込んで..結局
豪華ででっか~い10人前位あるパフェを出されて、毎度挑戦しつつも
食べたいところ食べて、あとはあきちゃいました~って感じです。

MY最終日ひょっとすると吉野ロシュホールがいないかも?というような
休暇前の公演でけがをされたのか?怪我した場所が悪化したのか、歩行すらも大変そうと
耳にしましたが、吉野ロシュホール流石です。
けっしてベストではない故、物足りなさは、残りますが、舞台上のインパクトは大です。
たしかに、今迄ならば、素早く移動される立ち位置も、動かなかったり、ゆくりとした歩調をとられたり..しておりました。
本当なら舞台上からはける場面に壁として存在してたり、ジェイちゃんとの唯一の絡み、
上手から下手にロシュホールが、移動する場面ご本人は動かず、ジェイちゃんが動いていたり、
徹底的な場面は、最後王室で、大きく移動を伴う足さばきを必要とする殺陣をほぼカット。
あれいるか?と思われた階段落ちはなくなっていました。
しかし、ロシュホールの不調は、回数見ていなければ、わからないかもでした。

一方あれ?あの人も歩き方おかしくない?引きずってる??って気になった方が。
それは、岸ポルトス。だったのです。
今迄気がつかなかったのですが...。
太ってみせているせいなのでしょうか?
以前レミゼの時だったか、今井さんが、舞台袖が暗くて、ねん挫したなんて話も聞きましたが、
舞台上立回りの人だけでなく貴族も傍観者としていたり..セットも場所をとっていますから
くれぐれもご注意を!!と願います。

帝劇次は今回のミレディ・アトスコンビが出て、浅丘ルリ子さんが唄を歌う?ミュージカルもありますが、TDVはどうなのでしょか?
今回ダンサーの方も伯爵の化身以外は入れ替わって...
吉野さんも今回は、いらっしゃらず、若手にバトンタッチ。
どうかなあ?

ロビーには、等身大?それより大きめ?の今回ミレディ・アトスコンビに、枢機卿さまが、それぞれの次のお姿パネルで存在していましたが。