花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

チェンナイ・エクスプレス 愛と勇気のヒーロー参上

2014年10月31日 | DVD・映画
インド映画界で「シャー・ルク・カーン」っていえば、
“キング・オブ・ボリウッド”、“キング・カーン”と呼ばれてるのに、
日本では、知名度薄い!

インド映画が日本にくるなかで、
インドファンには絶大人気ってかんじだけど、一般受けしないしないのは、ある種この人の持ち味かしら??
香港のジャッキーチェンのような2枚目要素もありアクションみせて、
3枚目、コメディ面をタップリみせるって感じなんですけどね。
知られてない!というのが最大の原因かしら?

日本じゃやっぱりインド映画って言えば
「踊るマハラジャ」のラジニカーントに
最近は「きっと、うまくいく!」のアーミルカーン?

アーミルカーンが、今、来日してるけどハリウッド映画俳優のように騒がれずゆえ、
まだまだマイナーには変わりないインド映画なんですよね。

ってかんじで、欧米はもちろんアジア圏でもインド映画は、インドや欧米さらにアジア圏でも上映されてから
おくれること1年って上映権、云々めんどうなんでしょうねえ。
というか日本には、料金ふっかけられてるんかしら?

話が飛びましたが、
インドでは昨年夏に公開された
「シャー・ルク・カーン」と「ディーピカー・パードゥコーン」の「チェンナイ・エクスプレス」
今期、期間限定というよりたった3回ですが、東京で上映。
「愛と勇気のヒーロー参上」ってへんな副題くっついて。
こういうのが、いいんですかねえ~。昨今の映画には。なんとなく「ダサ~~~い」って思うのですが。

ボリウッド映画ですが、話の背景は南インド。
ラストには南インドのスーパースター「ラジニカーント」をたたえた"Lungi Dance" が出てくるくらい。

さて、話は、インドムンバイで人気スィーツ店の40歳の独身息子。
両親は幼くしして亡くし、祖父母により育てられた。
孫をかわいがるあまり、彼女とつき合おうにも邪魔ばかりする祖父。
遊びに行こうにも遊びに行けず、今日は100歳を迎える誕生日。
大好きなクリケットのゲームで大好きなチームが勝てずショックであっけなく亡くなくなる。

その祖父の願いは、遺骨をガンジスとラーメーシュワラム(?)に流してほしい。と残された祖母がいう。
実は、祖父が亡くなる前に友人とインドの避暑地とでもいうべき「ゴア」に行こう!と計画し、それを葬儀のあとに実行しようとするものの
ゴアは、ラーメーシュワラムとは東西全く逆!
でも、川が流れてるから、ゴアから流せばラーメーシュワラムに遺骨は届く!と
悪知恵はたらかせるものの、友達と車でいくとなると祖母が、不信におもうゆえ、南行きの「チェンナイエクスプレス」でチェンナイから回って行く!と列車に乗り込むシャー・ルク・カーン演じるラフール。

列車に乗車に次の駅でおりて車でまつ友達と合流するはずが....

映画の冒頭、血だらけのラフールが、今人生の岐路!に立たされてるって言って
物語ははじまり、「チェンナイエクスプレス」でであった女性によってとんでもないことに巻き込まれて行くんです。

でもちろ日本語字幕のありがたいこと。なんだけど
この映画だけは、なせか最近みた日本語字幕のなかで日本語字幕がなくてもかなり感覚で楽しめちゃうかも!と
思うのは主人公のラフールはヒンディ語ではなすものの、南にいくと言葉が違う。

日本人で日本語はなすものの、沖縄かなあ?現地の言葉ではなされると全くわからず、
同じ国なれど言葉が違う。
ってここの雰囲気、わかるんだけど、ぜ~んぶ字幕は日本語なのですよ。

だから言葉でなく南と北の違いをいろいろなところで感じさせてくれたりする。

全てが当てはまる訳ではありませんが、
インドでも、南の人の肌の色は色黒で天パー(くるくるウエーブヘアー)
食事の仕方も、北は指先だけど南の人は関節まで使うとか
うむふむ。ってこの映画その比が面白い。

で物語は、ラフールと出会った南の女性ミーナとが恋するようになり、
シャー・ルク・カーンとディーピカー・パードゥコーンのキス場面すらないのに凄いいい感じ。
二人のコンビがいい感じなんでしょうねえ。友達をしっかり飛び越えちゃう。

いろいろ事件は起こり、最初の場面にもどるころにはもうラスト!!
3時間はありませんけど2時間半!!
本筋ラブコメディ。だけどアクションシーンも見所で、
歌やダンスも間違えなく楽しい インド映画の王道でしょうか。

歌もインド映画は耳に残ります。

日本の舞台ミュージカル1万円よりやっぱりこっちだ!って
昨今めっきり日本のミュージカル舞台鑑賞がへった理由です。

そしてそして、平井堅の新曲、ダサさ一歩手前のこてこてインドダンスを披露されてます。
はやるかな?はてはて。

友情 Yaariyan

2014年10月17日 | DVD・映画
IFFJ2014で木曜日 「友情」 Yaariyan をみたんですけどね。
むむっ・・・・これは、どうなの?
ってくらい最後はまさに「友情」で今年日本ですでに上演された
「スューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!」にな~んとなく似て、さらに音楽だけはばんばんかかって
昨年IFFJでかかった「 愛するがゆえ Aashiqui 2」に曲風が似てるなあって思うわけですが、
我が家に帰ってYaariyanで検索していくつか見てみると
音楽会社制作ゆえに曲がいいのはAashiqui 2であたった「 T-Series」ゆえってことでさらに
学園ものということで「スューデント・オブ・ザ・イヤー」とも比較があったらしい。
でやはり(?)作品の作り方に難ありも。

でも改めてそんな作品なんでIFFJ2014にかけたんだろ?って疑問。

まずストーリーが、ことのほか唐突すぎるのね。
切り刻み過ぎというか、そこでそんなになる??と突っ込みどころ満載。
この物語の背景は、2009年頃からの
オーストラリアでのインド人に対する「カレーパッシング」「カレー狩り」問題っていうのがあるらしい。
インド人留学生に対して100件以上の襲撃が行われたんだそうだ。
オーストラリアの若者による襲撃なんだそうな。襲うだけではなく、被害者たちのアパートから家財道具をすべて盗むという事件も起きていたんだそうな。

今はどうなんだろ?オーストラリアの永住移民者の出身国別人数、インドが前年比12.9%増加 なんて記事もありましたので関係はよくなっているのかも?

そんな問題も引っ掛けて撮影場所が、インドといってもカルギル地方(インド北西部のジャンムー・カシミール州の一部)にある高地)チベットっぽい雰囲気とオーストラリアでの撮影もあっったり
つめこんだ~的作品で、まとまりがいまいち。
歌は。いいけど、映像がこれ?となんとなくあっていなかったり。

さらにイマイチ度を増したものに、日本語は字幕ありがたいけれど、語彙がいまいちなのね。

以前「レ・ミゼラブル」の字幕で
USA から購入したブルーレイの日本語字幕と、NHKがBSで放送した日本語字幕を比較して
さすがNHKだわ。って思わず訳し方のうまさに感心しました。
直訳でも語彙の選び方でかわりますが、さらに直訳と意訳の違いもあって伝わる日本語の会話。歌詞になっておりました。
が、今回のこの作品の日本語選択はちょっとね。
若者ゆえに青春期の若者用語ってことなのかもしれませんが、なにかいい語彙、言い回しなかったかなあ?って思いました。
日本語でも「萌え~~~」なんて英語に訳すの大変そうですものね。

まあ、完全否定の作品ではありませんが、IFFJで何押しでこれを上映したんだろ?
ほかになかったのかあ??と疑問が残る作品でした。

若さは向こう見ず Yeh Jawaani Hai Deewani

2014年10月14日 | DVD・映画
今回の邦題『若さは向こう見ず』
Yeh Jawaani Hai Deewani は、全米の映画ランキングでも
2013年5月31日の1週だけだったようだけれど
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」や「アイアンマン3」「華麗なるギャツビー」が上映されてるときに
第9位であるものの「Yeh Jawaani Hai Deewani」がランクインしていた。
今、日本で人気の出てるインド映画「マダム イン ニューヨーク」が
Internet Movie Databaseっていうサイトで
全米で観客が映画館で払った入場料の額っていうのみると
1週間で$1,670,773( (USA) (21 October 2012) )88スクリーン上映だったのに対して
「Yeh Jawaani Hai Deewani」は
$3,827,466( (USA) (21 July 2013))162 スクリーン上映ってことでしたから、人気度はこちらのほうが上?

ちなみに
昨今、日本ののインドブームのきっかけともなった「きっと、うまくいく!」は
$6,523,137 (USA) (19 February 2010)って週があって、スクリーン数の多い時は156スクリーンってことですから
人気度はさらに凄かったんでようですけどね。

「Yeh Jawaani Hai Deewani」は、英語字幕のDVDは観てたものの日本語字幕まっておりました。
大きなスクリーンで日本語字幕上演。

1日前に「ヒーローは、つらいよ」も面白かったんですが、あらためて「Yeh Jawaani Hai Deewani」いいわあ。
『若さは向こう見ず』インド映画なんだけど、ストーリーとしては、日本でも青春期ものがたりとしてはあるある物語。

まじめな女の子でクラスでも優秀だった女の子だけど、友達がいない、青春謳歌してるまわりのコ達とのギャップ。
一方クラスの人気者だけど実は。。。みたいな男子とその友達とトレッキングにでかけるツアーにガリ勉一筋の彼女でかけることに。
  
って久々高校時代のクラスメイトにあって、その旅行に急参加ってあるんかい?って突っ込みいれたくもなるけど
そんな突っ込み箇所があるから成り立つこのストーリー。「若さは向こう見ず」
   
若い時は、こうだけどね。って
主人公はラスト爺婆でなく、まだまだ若いけど、
やはりそこにはいろいろ考える切り替えスイッチが人生にはあるってことで、
ってことでハッピーエンドを迎えるんだよね。

爽やか王道恋愛物語。音楽はあのおっちゃん!Pritam Chakraborty
インド音楽の作曲家といえば、A.R. Rahmanなんていってる人
Pritamも要チェエクですよ~~~!!
ついでにShankar–Ehsaan–Loy、Vishal-Shekharなんてコンビというかグループもね

ってなわけで「Yeh Jawaani Hai Deewani 」は多くのスクリーンででもっとやらないのかしらん?
今回IFFJ でディーピカ・パドゥコーン(ネ?)とランビール・カプールの出演はあるものの、
あとはシャーヒド・カプールもあるけど、
私がやたらDVDを購入するシャー ルク カーンやアミール・ カーン、
サルマン・カーンにリティック・ローシャンの映画はないのね。
って思ってたらこのあと来るんですよね。

むむっ、すこし大手の配給会社が乗り出したのかしらね。

Balam Pichkari Full Song Video Yeh Jawaani Hai Deewani

ヒーローはつらいよ Main Tera Hero

2014年10月12日 | DVD・映画
日本語字幕のありがたさ。
今年のインド行き香港までのキャセイの機内でみた映画「Main Tera Hero」
「ヒーローはつらいよ。」って邦題になって上演。
テルグ語映画ののリメイクってことも最近知って、改めて面白かったインド映画です。
テルグ語版よりもスマートさがあるのが、ヒンディ語版。

主人公のSreenathは学力的にはおバカなんだけど、とことん明るく、体力勝負のところありきでの悪知恵においては。天下一品!
(といっても大学いって留年してしまったゆえに、学位とるためバンガロールの大学に編入するらしいから全くのおばかじゃない)
生まれ育った街から大学編入のため村をでていくことに、村民あげて大声援、もう2度と帰ってくるななんだけど、めちゃあかるい大声援。これは日本語でようやくわかったのよね。
そこまで明るいやんちゃ坊主が、村の迷惑小僧であることは、冒頭でもわかるだけど、
話の途中でなんで村人に声援うけたのかも話すところで、さらに納得。
イケメンだけどほんととんでもないやんちありそうな。
ガネーシャが、一番親しみやすそうな神様だわかり、会話もおもしろすぎ。

話は最初、大学でも花のある女の子にヒトメボレ。ただしその女の子には許嫁が。
だけどその許嫁が実にくせ者。警官でありながら、彼女の父親を脅して無理矢理許嫁に。
そのくせ者警官から、彼女をものにするか?が話の最初でありながら、話はそこからとんでもないことに発展してバンガロールの学校からバンコクに住むインド人マフィアのボスの豪邸に場面は変わって
やんちゃな彼に一目惚れしちゃったマフィアのボスの娘と結婚しなくてはならないはめになり。

と台詞いい加減でも面白いけどやっぱり日本語。ありがたい。

そして大きな画面でのダンスはやはりインド映画ならでは。
主役のヴァルン・ダワンくんかわいいしダンスがうまい。今後期待。

"Main Tera Hero" Palat - Tera Hero Idhar Hai Remix Song | Varun Dhawan, Ileana D'Cruz, Nargis Fakhri

インド映画(ボリウッド) 2本

2014年10月03日 | DVD・映画
画を楽しむ「マサラムービー」という名称でまるでライブ会場のyように楽しむことが時に行われるインド映画。
そんなマサラムビーとしても人気となった
「スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!」に出ていたイケメンくん2人が、それぞれ新しい映画に出演。

「Hasee Toh Phasee (2014)」インドで2月から上映
「 Main Tera Hero (2014)」インドで4月から上映
された映画です。
今回インド旅行の飛行機のなかでみた映画です。
そのDVDを購入して鑑賞。



「Hasee Toh Phasee」 英語題名「She Smiles, She's Snared!」
彼女の微笑み、彼女の誘惑 ってことなんでしょうか?
こちらには

Sidharth Malhotra さん
シッダールト マルホトラ
(シド マルホトラって、前回は紹介されてたけど) 
最初に2組の家庭がでて、男女2人の子供のようすがそれぞれ出るんだけどこれがよくわからない。多分この二人が主役だなって想像はつくんだけど。

成長した、男の子は、女優のカリシュマーとつきあうようになっていた。でもうだつの上がらないビジネスマンらしく婚約指輪もカリシュマーの父から借りる始末。それを知ったカリシュマーは,結婚式迄に仕事で高額契約をしてくるように言い放つ。

そんな彼が仕事を取ろうとしたときに出会ったちょっと変わった女の子。このかなり風変わりな女の子が、やがて彼の気になるところになって行くんです。
婚約者がいるのに好きな女の子が出来ちゃうというある種ありがちなラブストリー。
その女の子が、婚約者の妹なんだけど、幼い時からの変わり者。変わりすぎてて家族からも嫌われてる。
それを知ってか、彼女は家を離れて中国に渡って今では研究プログラムを立ち上げるほどのドクターなんですね

そんな女の子を演じてるのがParineeti Chopra パリニーティ・チョープラー。
有望新人さんらしいです。あまり化粧をしていない女史!とよべそうな変わり者の彼女と結婚式用にサリーを来て踊る姿のちがいがなんともえません。可愛いし、踊りもなかなか。


シッダールト マルホトラさん「スチューデント・オブ・ザ・イヤー」に比べたら
随分と2枚目決めてるかな?
ただダンスは、だめじゃないけどすっごくもない(笑)

英語の字幕ついるけど、日本語字幕でみたい作品です。

一方こっちは、ラブコメディそのもの。
Main Tera Hero (2014)


日本語題名「ヒーローはつらいよ」って
インドフィルムフェスティバルで紹介され
「スチューデント・オブ・ザ・イヤー」でも彼女を結局とられちゃたイケメン君Varun Dhawan ヴァルンダワンが、出演してました。
てる。
こちらは字幕適当理解でもまあいいっか。笑えちゃうんだから。って、イケメンだけどお調子者のヴァルンダワン演じるSreenath Prasadがかなり面白いとおもったら
この作品テルグ語のリメイクらしい。2011年の「Kandireega」って作品

Ram Pothineniがヒーロー。


ちなみにヒンディ語の映画をボリウッドBollywoodというのに対しテルグ語は、トリウッドTollywoodとよぶのだそうです。

バルフィ!人生に唄えば

2014年08月28日 | DVD・映画
Barfi!(バルフィ!) をDVDでは、昨年、みているんです。
但し、英語字幕で。

今回ようやく日本字幕でみれました。
今年の夏は、インド映画が、単館ってかんじでしたが、イベントでの1回上演でなく、数日に渡り上映されてます。
私が、インド映画を見るようになったきっかけは、「ムトゥ 踊るマハラジャ」ではなく、
「ラ・ワン」というインド映画。人間ロボットアクション映画っていうんでしょうかね。
それがきっかけ。でそこに主演していたシャー・ルク・カーンの出演した映画を数本見て
インド映画が面白い!ってなっていった1年足らずのインド映画ファンなのですが、
はまりゃ、ドンドン深みにハマるのが私。

昨年早々にこの「Barfi!」のDVDを購入したのです。
昨年沖縄国際映画祭で審査員特別賞ゴールデンシーサー賞をとったともあり、海外でも評価が高いようでしたので。

耳と口の不自由な青年が主人公!でありながら、映画は、無声映画のチャップリンやバスターキートンのような滑稽さをみせてせてくれます。
主人公バルフィが、最初に恋した女性と彼を慕う女性との恋物語。ちょっぴり切なさもあるものの心温まる作品。

監督はアヌラーグ・バス。
音楽はプリータム Pritam Chakraborty。ほらあの過去はパクリ疑惑多し?だけどまさにヒットメーカー。

主人公バルフィのランビール・カプールは、インド映画俳優にありがちな親も映画俳優さん、
昨年インドに行ったときには、ペプシコーラの広告で彼の顔が至る所にありました。
バルフィの演技はほんとどこをみても絶賛でした。

そして彼を慕うやはり自閉症で障害者のジルミルのプリヤンカー・チョプラ。この映画では見事に障害者でしたが
、ミス・ワールド優勝者なんですよ~~~!!
違う映画じゃ、まさにモデル~~~ってかんじで素敵なプロポーション見せちゃってる!!
日本でも公開した『闇の帝王DON ベルリン強奪作戦』では、美しい警官、闇の帝王DONを捕らえることに使命感を注いでおりました。

日本映画だけでなく舞台なんかもそうですが、俳優さんの演技、こんな役してたのに、こんな役もできでゃうんだ。
すごいなあと改めて思うところです。

でね、やっぱり、日本での公開となると、日本語の字幕があるってほんとうにうれしい。
英語力のない私にとって英語の字幕追うのは大変。
辞書をひくことなく適当にこうかな??って思って話をすすめてしまうわけですが、
今回主人公のバルフィ話しませんが、彼をとりまく人たちの会話もわかって、ことさら深みが増しました。
バルフィをいつもおいかけていたでぶっちょ警官がこんな人だったのね~とか、
ジルミルの生い立ちは、こういうことだったのね~とか。
バルフィが恋したシュルティの語りもそうっか!!って。

いろいろあったそれぞれの人生。ですが、バルフィは暖か~くほっこりさせてくれる映画です。

「バルフィ!人生に唄えば」
見にいったのは、やはりレディスディ。けっこう入っておりました。 

さてと、次に見れるインド映画はなんでしょう?

映画『バルフィ!人生に唄えば』予告編

めぐり逢わせのお弁当

2014年08月15日 | DVD・映画
インド映画「The Lunchbox 」という映画が2013カンヌ映画祭 で何か賞をとっったようだ。って何かでみたんだけれど
出演しているのが、インド映画以外でも多々姿をみるイルファーン・カーンだったことに、やっぱりこの人なんだ~。とイルファーン・カーンは男前じゃないと思うけどこういう人だったんだ~って役になっちゃう演技派!!っていう俳優さんなんですよね。
最近では、『アメイジング・スパイダーマン』の黒幕っぽい謎の人だったり、
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』で主役の男の子の成長した大人で物語を語る人だったり。

銀座シネスイッチで先週の土曜日から上映されたんですが、やはり半額近くでみれる金曜日レディスディに行ってきました。
映画館20分前についたんですが、立ち見?立ってる人がいる、10人ぐらい?なんて中に入るともっといる。
チケットは先に買っていたので席に着けましたが、この日30人以上の立ち見がいたのでは。びっくりでした。

さて映画舞台はムンバイ。インド最大の都市ってことですが、ここではお昼どきともなると、
ダッバーワーラー(弁当配達人)がオフィス街で慌ただしくお弁当を配って歩くんだそうです。

その届けた先が、間違っていてこの物語が始まるんです。
でもこのダッバーワーラーは、5千人いて、1日20万個のお弁当を手に各家庭やお弁当屋さんから職場などの届け先を往復しているんだそういで、お弁当を間違えるのは600万分の1って。
なんだか気が遠くなるような数ですが、すごいシステム。

物語は、極普通のお家の主婦イラが旦那様あてのお弁当をつくり、それをダッバーワーラーに頼みお弁当を届けてもらうんだけど、
どうした訳か届いた先は、勤めて35年早期退職を控えた男やもめのサージャンのディスク。
サージャンは、まじまなんだろうけれどどこかタカビー・人を寄せ付けない。
一方イラの家庭は、小学校に通う女の子がいるものの旦那様とは、ほとんど会話もない生活。
そのため愛情を取り戻そうとお弁当を作ってどとけるです。
そんな二人が、間違って届いたお弁当によって繋がるんです。
きっかけとはこんなに不思議なものなんでしょうか?ってっくらいに。600万分の1の間違えから始まる手紙の交換。
時代は、今ですから話の中にも世間では、携帯談話や電子メールでのやり取りウンヌンもあるようですが、
この二人をつなぐのはお互いが書く手紙。手紙には、今の状況、思い出やら後悔やら、互いに日々の楽しみになっていく。
未知の者同士のやり取りが、現実の世界となって。。。
ムンバイでのことなんだけど、最後は東京だって、ニューヨーク、だってロンドンだってどこでも
いいような。
最後どうなるんだ~~~って見てるものに任せられてるけど、たぶんって台詞
「人はたとえ間違った電車に乗ったとしても、正しい場所へと導かれる」って。

インド映画には珍しい仕上がりかと。
作り手の結論がないといやだ~という人には向かないかと思いますが、みてみてください。こんなインド映画もいかがですか?

映画『めぐり逢わせのお弁当』予告篇/8.9(土)より全国順次公開!


あなたがいてこそ

2014年08月11日 | DVD・映画
そうだ!この夏「ドラエモン」や「ゴジラ」もいいけれど、インド映画もいいですよ。
歌舞伎もバレエもオーケストラもいいけれど、なんといっても手軽でしょ。
財布にやさしい(笑)

さてとそれで見に行ったのは「あなたがいてこそ」
今、シネマート六本木で上映してる
これはインド映画でもテルグ語の映画
インド映画には、ヒンディ語、タミル語、カンナダ語、グジャラート語とかってほかにも、
ま~っ、言葉が違うものがあるのです。

インド連邦公用語はヒンディー語、
他に憲法で公認されている州の言語が21ってことですから。
映画もそれに応じてってことなのでしょう。

そのうちのテルグ語の映画が日本で上映されるのはめずらしいそうです。
でも、テルグ語は、インド南東部で広く話されてるそうで,アーンドラ-プラデーシュ州では州公用語。インドではヒンディー語に次いではなされてることばだそうです。

ちなみにインド映画の代名詞的だった「ムトゥ 踊るマハラジャ」は、タミル語の映画。
インド南東部のチェンナイ,およびスリランカ北東部を中心に分布する言語だそうです。

といっても、私の耳にいまのところヒンディー語もルグ語もタミル語も区別できるわけもなく、出演者の顔とか、映画のつくりとかで、北っぽいかな、南っぽいかなあ。と見るばかり。
このインド映画は、コメディなんだけど、因縁、仇討ちの迫力アクションにLOVEロマンスがついて、歌に踊りもついている。てんこもり過ぎ。

理屈なしに楽しんでください映画でしょう。見終わって「面白かった~」「笑った~」で席を立つ。
軽演劇的な映画です。さらに、ばマサラ上映で踊って楽しんじゃおう。って映画でもあったりする。
「感動したい人」「心を浄化させたい人」などの「何かの目的もって見たい人」向きでは、けっしてないでしょう。


この映画
「コメディアンとして名高いスニール扮する主人公ラームが、美女との出会いを支えに置き去りにした過去に立ち向かう。愛らしく美しい女優サローニと共に切れ味のいいダンスをたっぷりと披露。南インド映画らしい庶民の視点で、生きる喜びや苦悩を歌い上げ、音楽、踊り、撮影、全てが素晴らしい愛と冒険の活劇が誕生した!」って
紹介だけど
対立する二つの家族間の抗争で父親を亡した主人公ラーム。
しかし、母はームをつれてその村から、姿と消す。
ラームは、その過去を全く覚えていない。
成長し大都市ハイダラバードで荷物配達の仕事をしているが、日々の生活はぎりぎりだ。
そこに舞い込んだ母の遺産とでもいう土地の相続権。
母が教えなかった過去。何かがあるんじゃないか?と隣人にいわれるものの、昔のことだ。
この土地売って相性の悪い自転車をバイクにかえよう!と故郷に向かう。
そこでおこるとんでもない事件なのです。

はじめ2つの家族間の抗争が、かなり激しい闘争場面から始まるんだけれど、その後時がたってコメディータッチのゆる~い場面。これがどうなるの?

見てのお楽しみでしょ。って、これは、楽しんでくださいの映画です。
インド映画ならではのダンスシーンもみののです。

くれぐれも感動もとめて行きませんように。

映画『あなたがいてこそ』予告編

マダム・イン・ニューヨーク

2014年08月10日 | DVD・映画
インド映画 「マダム・イン・ニューヨーク」
これは、ほぼ女性向き。
それもたぶん平均年齢高めかも(苦笑)

日本の戦前までは至っておなじだったかも。そして実は今でも・・・・
お菓子作りが大好きで、お菓子作りを得意としてちょっとした小銭稼ぎをしてる専業主婦。
でもそんな小銭稼ぎも快く思わず、「お前は家事をしてればいいんだ」的な夫。
夫と娘は、英語で話ができる。が彼女は英語が話せない。
娘の学校での親子面談でも、英語のはなせない母が学校に来るのをいやがる娘。
それでも夫と子供のために尽くすことが大事なのだと思う彼女。

そんな彼女が、姪の結婚式の手伝いのためにニューヨークに単身でかけることに。
英語ができず、空港、飛行機 まずヒヤヒヤドキドキ。
なんとかニューヨークにはついたものの、コーヒー一杯も一人で買えない。

そんな彼女が、4週間で会話ができるという宣伝広告をみて、
家族に内緒でこっそり英会話教室に通うことにする。
そこで出会ういろいろな国の人たち。みんな英語が話せず、苦労をしてる。
みんないろいろな悩みを抱えてて・・・・学校の友達というのは、やはりいいですよね。
まあ、それにしてもここはまさにドラマ的要素のつよいクラスですけど

この映画だれもがどこか自分にかさなるような、あるある体験を感じながら
がんばる自分を認めてほしいって思ってて、最後はま~るくおさまり、めでたし、めでたし。

私の大好きなニューヨークも出て、なにより元気をもらえるいい映画だと思います。
インド映画につきもののミュージカル要素部分は、ラストにちらりだけ。
出来過ぎかもしれませんが、みてみて!!の1作品です

映画『マダム・イン・ニューヨーク』【予告】


ダバング 大胆不敵

2014年08月10日 | DVD・映画
を見た日は、その前にバレエ「しゅらゆき姫」を見て、そのあと新宿で映画を見に。
見た映画は、「ダバング 大胆不敵」インド映画です。

今年の夏は、インド映画てんこもり~~~!!

「マダム・イン・ニューヨーク」
「ダバング 大胆不敵」
「あなたがいてこそ」
「バードシャー」
「めぐり逢わせのお弁当」
「バルフィ!人生に唄えば」

って今までいろいろなイベントでは上演されていたようですが
今年は、メデイア的にも宣伝が増えました。
昨年上映された「きっと、うまくいく」の影響が高いのでしょうか?

私もその波乗り(?)今年の夏はインド映画楽しんでおります。

すでにみたなかで、はちゃめちゃだろうけどおもしろ~かったのが「ダバング 大胆不敵」
手荒い警察官、パワフルで破天荒な野郎チュルブル・バンデ-。そのバンデが
権力を手に入れ悪の道を突き進む男と闘う話なんですけど、バンデ-の生い立ち。
母は、再婚。再婚した父親には息子として受け入れてもらえず、父親は弟ばかりをかわいがる。
母は辛抱することを賢く体力的にも力のあるバンデ-に言い含める。

成長して、バンデ-は、警察官になっていた。泣く子も黙る?荒手な警察官。
強盗犯グループを一人でやっつける。そのアックショーンシーンたるや、ありえんだろう!ってくらいパワフル。
ただね、強盗犯の盗んだ現金をちょろまかすそんなとんでもな~い一面も。
ばっさ、ばっさ、やたらつよいバンデ-が、格闘最中かけた女の子に一目惚れ。
結婚を早々に申し込むんだけれど、父親の世話があると断られ、自宅に帰ると
強盗犯から盗んだ金を狙った弟とのつかみ合いか?薬が間に合わず?
唯一自分をかわいがってくれていた喘息もちの母親が死んでいた。

弟は、自分が結婚したい娘がいたが、金のない娘との結婚に父は反対
もちろん娘の父親もそんな家の息子と結婚をはんたいするものの、弟は
兄がかせいた大金を持参金として結婚しようとするのけれど・・・

っていろいろ家族関係の複雑さもあるものの、チュルブル・バンデ-を演じるサルマン・カーン
マッチョな男でインドでも有名な俳優さん。

昨年『タイガー 伝説のスパイ』で日本にも登場しています。
マッチョすぎるけどそこがまたかわいかったりもして、ベルトを揺すって下品じゃないか?ってくらいの
ダンスシーンもみものです。いつしか楽しくなっって・・
日本じゃこの映画のそんなダンスーンを楽しみましょうって
「マサラ上映DAY]が用意されてます。
私はいってませんが、かなり盛りあがって楽しめるようですよ。

なんにも考えずにたのしみましょう。
破天荒警官!!大胆不敵な映画です。

『ダバング 大胆不敵』