絵本に出てくるようなこの可愛らしい建物は…

岐阜県多治見市笠原町に今年6月にオープンした モザイクタイルミュージアムです。
タイルの原料となる粘土の採土場をイメージして設計されているそうです。
笠原町は 施釉磁器モザイクタイル発祥の地で、全国一の生産量を誇ります。
モザイクタイルとは・・・表面積が50平方センチメートル以下の小ぶりなタイルのこと。
Facebookのお友だちのところで見て、一度行ってみたかったこのミュージアム。
先週、お天気が良い日にドライブがてら行ってきました~


外壁にはタイルや食器のかけらがはめ込まれています。

ここが入り口です。 ( 入場料は300円。)
順路に従って まずは最上階の4階まで大階段を上がります。
大階段は 登り窯をイメージした巨大な土のトンネルのようになっています。
( 上手く撮れていなかったので省略
)
階段の手すりにもタイルが使ってありますよ。

( 三脚やストロボを使わなければ、中の撮影はO.Kです。)
展示は各フロア一室です。
4階は1995年ごろから笠原町の有志が全国各地から収集してきたタイル製品や
建物の一部など保存してきたものの中から 建物の設計者 藤森照信さんが
セレクトされたものが常設展示されています。
タイルのアート。

自然光が差し込む開放的な空間です。

いったいどれだけのタイルが繋いであるのでしょうか。



モザイク画や銭湯のタイル絵、かまど、流し台、浴槽に便器までありましたよ 
一枚目の建物の外観写真に小さな窓が並んでいますが、

4階の展示室から見ると、こんな感じです。
3階はタイルの製造工程と歴史の展示室です。
が、写真は一枚も撮っておらず… 
2階は最新のタイル情報が分かる産業振興のフロアです。



1階はショップや体験工房があります。
ショップにはタイルを使ったアクセサリーやコースターや植木鉢、表札などの制作キット、
紙コップに詰め放題500円というのもありました。
体験工房ではワンコインでフォトフレームやテープカッターなどにタイルを自由に貼って、
オリジナルな作品を作ることが出来ます。
ミュージアムに入って真っ先に目に飛び込んでくるのは、この車。

全面タイル貼りですよ。 すご~い!としか言いようがありません。
タイルというと、子どもの頃、どうやって集めたかよく覚えていないけれど、
小さくて可愛いタイルで遊んだことを思い出します。
規模は大きくありませんが、モザイクタイルの美しさ、魅力がギュッと詰まった素敵な
ミュージアムでした。 また行ってみたいと思います。