健康と鍼灸マッサージ in キュアーズ長町 season 14 宮城県仙台市太白区長町七丁目にある鍼灸マッサージ治療院

ぴーちゃんによる鍼灸マッサージ雑学と独り言・14年目&食いしん坊な食べ歩き日記とクライミング雑記

旅行1日目(5月3日) 角館へ

2008年05月08日 | お散歩
朝、ぴーちゃんと相棒の二人は、秋田新幹線「こまち」に乗って、仙台から一路、秋田県仙北市は角館町へと向かいました。
JR長町駅へ向かうときは小雨で、ちょっと肌寒い空模様でしたが、新幹線に乗って北へ北へと向かううち、だんだんと日差しが出てきて快晴に。
盛岡駅から先、秋田新幹線は地上に降り、在来線の路線を走ります。
新緑の中を進む、特急列車の旅のようです。
田沢湖駅を通過する頃には、日差しも強くなり夏を思わせます。
角館駅で秋田新幹線を降りると…。
そこは、まるで夏のような暑さです!!
ぴーちゃんも相棒も、着てきた上着をホームで脱ぎ、中に着てきた半袖姿になりました。
天気予報を信じて半袖にしておいて正解でした♪
駅のコインロッカーに荷物を預け、いざ角館観光へ!!
さすがは「東北の小京都」といわれるだけあって、朝の10時前から大勢の観光客で賑わっています。
まぁ、ぴーちゃんと相棒の二人も、その大勢の観光客の二人なんですけどね。
ガイドブック片手に散策開始です♪
まずは、駅から近い、田町武家屋敷通りを歩いてみることに。
通りは武家屋敷らしく、黒板壁造りになっていて、昔の風情が漂っています。
「西宮家」という武家屋敷を見て、角館の歴史を改めて実感です。
書庫蔵には古い道具が陳列されていて、時の移ろいを感じさせます。
広い庭園も広く、いかにも「武家屋敷」といった感じです。
次に訪れたのは「安藤醸造元」という味噌・醤油の製造元です。
こちらのお店も蔵造りの建物で、武家屋敷と同様の歴史のある商店とのこと。
店先には醤油を製造するのと同じ井戸水が流れていて、自由に飲めるようになっていました。
飲んでみると、なんとも柔らかい水です。
これなら美味しい醤油が出来上がるはずです。
お店の中に入ると、麹の香り。
お味噌、お醤油、漬物の試飲・試食させて頂けます。
お醤油に惹かれましたけど、観光は始まったばかり。
重いものを持って歩くわけにはいかないので、後で必要なら戻ってこようということに。
こちらの通りを後にして、次の目的地である、横町へ。
横町には角館観光で最大の目的の一つ、「桜亭」があります。
そう、やはり角館まで来たからには「比内地鶏」を食べなければ意味がありません!!
時間は11時半と、お昼にはちょっと早いのですが、お店に入ることにしました。
が!!
考えることは皆、同じのようです。もはや並んでました!!
桜亭でのお目当ては、比内地鶏の親子丼、稲庭うどん、比内地鶏の焼き鳥です♪
お店は有名なだけあって混雑していましたが、そんなことは関係ない二人。
外で並んでいるときに注文するものを決めていたので、、着席と共に注文です。♪
まず出てきたのは焼き鳥です。
1本350円ですが、炭火焼で塩味、比内地鶏の歯ごたえのある食感と、ジワッと口に広がる美味しい鶏肉の味♪
これは間違いなく値段相応。美味しい!!
続いてメインの比内地鶏の親子丼と稲庭うどんの登場です。
親子丼は地鶏の上から、トローリと卵がかかっていて、お箸ではなくスプーンで頂きます。
これはもう、言うまでもなく美味しい!!
稲庭うどんも、シコシコとした歯ざわり、スルッとした喉越しで、美味しい!!
文句なく大満足の昼食でした♪
食事を終え、お店の外に出てみると、さらに列は長くなっていました!!
二人は商店街を、右へ左へと見ながら武家屋敷通りを目指します。
それにしても、「ここは渋谷?」と思えるほどの人、人、人。
武家屋敷通りは、とても立派な屋敷が立ち並んでおり、雄大な時の流れを感じずにはいられません。
角館最大の武家屋敷、「青柳家」は広大な敷地に屋敷が建っていました。
こちらの屋敷で興味をそそられたのは、角館出身の画家、小田野直武(おだの なおたけ)についての話です。
直武は、平賀源内に師事し、杉田玄白の「解体新書」の挿絵を描いた画家だったのです。
しかも、日本人では初の油絵や、見たものを有りのままに描く技法を取り入れた、とても写実的な挿絵を描いた画家だったのです。
一般の観光客の皆さんは、全くと言っていいほど関心を示されておりませんでしたが、「ターヘル・アナトミア」や、直武が参考にしたというオランダの解剖学者「バルトリン博士」の解剖学書などがあり、かなり得した感じでした。
「青柳家」のお隣にある、「石黒家」には現在も御当主が住まわれている屋敷で、、庭園には高さ30メートル、幹周りが4.6メートルを越す樅の木が堂々と聳えていて、角館のシンボル・・ツリーとのことでした。
ぴーちゃんと相棒の二人は、一度、武家屋敷を離れ、町内を流れる川を渡って、角館銘菓「唐土(もろこし)」工場へ。
地図で見ると、割と近いように見えるのですが、ひと歩きありました。
気温も27℃くらいあったみたいなので、なおさら遠く感じたのかもしれません。
工場はガラス張りになっていて、中で作業しているのが見れます。
まずは、暑かったので、「唐土アイス」を食べることにしました。
季節ものなのか、「桜唐土餡アイス」を購入。
カップアイスなのですが、アイスの中に「桜の塩漬け」と「唐土餡」が入っていて、これが何とも美味しい!!
ちょっと新しい感覚のアイスでした♪
お土産に「生唐土」を購入しました。
一休みした二人は、再び町内へ。
今度は河川敷に立ち並ぶ桜並木を歩いてみました♪
今年は桜の開花が早かったため、すっかり緑の葉桜となっていましたが、これはこれで、新緑の桜並木が気持ちいいんです♪
まぁ、満開の桜も見てみたかったですけどね。
そうこうしているうちに、新幹線の時間が迫ってきたので、角館駅へ向かいます。
途中、樺細工屋さんを見たり、稲庭うどんを買ったり、角館ビールを買ったりしましたけどね♪
さて、二人は夏のように暑かった角館を後に。
秋田新幹線に乗り、岩手県は盛岡市に向かいます。
宿泊するホテルを駅前に予約していたので、チェックイン。
盛岡市内も観光客で賑わっています。
部屋で座ってしまうと、出かけたくなくなってしまうので、荷物を置いて再出発。
晩御飯を盛岡名物「冷麺」にしようと話していたので、ガイドブック片手に散策開始です♪
ホテル近くにはガイドブック掲載の「盛楼閣(せいろうかく)」や、「ピョンピョン社」人気店だけあって、ものすごい行列です。
この2軒は諦めて、駅ビルの中のお店で食べることにしました。
でも、この選択が正しかったかも知れません。
仙台で食べる「冷麺」と比べても、やはり美味しい!!
お腹もいっぱいになった二人は、翌日のことも考えて、早めの就寝です。
たくさん歩いた1日でした♪


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