田圃が広がる地域の一角にフェンスで囲われ立ち入り禁止となってる太陽光パネルの発電施設があります。設置者は地元の企業ではありません。遠く関東の企業です。これが現在のエネルギー産業の1つの形になっています。それは長い歴史を経てきた田圃という人工物とは異なる、歴史の浅い人工構造物です。しかし、違和感を感じるのはヒトだけなのでしょうか、太陽光パネルの上を、何度も、あちらへこちらへ駆け回るセグロセキレイがいました。何をしているのか最初はよくわからなかったのですが、どうやら餌採りをしているのです。パネルの表面をつついている様子が見られます。そして、ときどき羽ばたいて移動します。収録映像を確認すると、そのときには飛び立つ虫を捕らえようとしていたのだと解りました。セグロセキレイにとっては恰好の餌場になっていたのです。人間の目的とは違う形で自然(生態系)は反応するようです。
30秒の心象風景30453・こんなところで餌採り~セグロセキレイ~
https://youtu.be/q45dLmmB0pM