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リニューアル☆姐さんの日記帳 gooバージョン

長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものこそ思へ

ウチのクラス

2013-01-05 08:55:31 | 子育て
プチ姫の所属する魔法学級・・・
今時の特別支援学級。
時代がとっても進みすぎた学級。

小学校の頃からなので、今始まったことではないけれど、
プチ姫のクラスメートから届いた年賀状。
一人を除いて、全員漢字できれいな字・・・

悪いけれど、私はプチ姫の障害の宣告を受けたときに
「ヤバイ。名前が書けない。」と思ったほど、難しい漢字・・・
それでも、本人は5年生くらいに書けるようになった。
2年の時の担任のヒトカゲ先生が頑張ったときは
「やれるモノなら、是非、お願い!!頑張ってね。」という感じだった。

しかし、本人が書けるのは本人だからであって、
他の子が書ける、というのは、相当すごいことで、
「だから、知的障害児学級じゃない?!」と思うんだよ・・・
まあ、それでも半数は手帳持ちだけど。

こんな学級、おかしい、といつも思う。

そうは言っても3つのメリットがある。

1:学校が近い。

Q小もT中も新しくできた学級である。
Q小は出来て3年目の学級で、T中はそれに呼応して出来た学級である。
5期生ぐらいかな?
プチ姫が小一の時の6年生はF中に行っている。
2年生の時の6年生からT中となっている。

昔のように10人前後の支援級だったら、学区になく、
プチ姫の場合、S小→F中となる。
そうすると、通学が遠くなるのと、地域の友達と別の学校に通うこととなり、
それはそれで、不都合である。
健常児の友達と学校を共有出来ない、残念なこととなる。
地域教育は私の信念なので、コレはコレで、ありがたい。
通学も自力で出来るのはイイコトだ。

2:支援の取り合いがない。

私たちの悲願だった『学童の2名枠の緩和』・・・
コレは私が役員の6年間で実現はした。

とはいえ、私は障害児・者を含む子どもたちのために頑張って役員をやってきたが、
プチ姫は当事者ではない。
低学年優先のため、高学年の3名目はよその学童に追い出されていた歴史があり、
コレに泣いてきた親子は多い。
しかし、プチ姫の場合、Q小がたまたま2学童4名だったのと、
周囲の子が自立度が高かったため、支援を希望しない、というおいしさがあった。
プチ姫はずーっと1一人利用だった。

また、現在も学校を共有している(行事の関係で振替休日が同じ)子の
自立度が高いと日中一時の2名枠を使うときにスムーズに利用できる。

コレ、障害児支援の利用が多かったり、養護学校の子の振替休日など、
支援希望者が多いと、どうしても取り合いになってしまう。
その辺、安心して、支援が受けられる、というわけだったりする。

3:引き上げ効果が高い。

多分、プチ姫もそれなりのレベルの学校だったら、漢字検定なんぞ受けないと思う。
日記もオールひらがな、もしくはそれに近くなると思う。
周囲の子のレベルの高さはプチ姫にとっては効を奏している。

学力、言語コミュニケーション力・・・
萎縮して、自滅していくタイプの子ではなく、
前向きな明るく、なんだかんだで気の強いプチ姫にとって、
周囲の子はお手本である。
「あの子と同じように出来るようになりたい!!」
口には出さないが、そう思っているプチ姫にとって、
引き上げ効果は大きいのだ。

よって、知的障害のない本人にとって、また、社会において???
な学級で不満もあるが、プチ姫個人の周囲で見ると、
結構メリットはあるのである。

とはいえ、こんな学級の姿がいいとも思えないけどね。


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