ぽかぽかと 暖かくなりました
少しでも寒さがやわらぎ、過ごしやすい一日であるように・・・ そんな願いが通じたようで、救われたような気持ちになる
そんな一日でした
今朝のワイドショーで、
「官民」が協力することで 大変 効率的に被災地の隅々に物資を届けることに成功しているお話を知りました。
「民」というのは、ヤマト運輸・・・クロネコさんです。
担当ドライバーさんが 地域をまわるスタイルですから、その町の道・人・建物・・・すべてを熟知しておられるわけです。
被災者にとっては、顔見知りのドライバーさんと定期的に接点があるというだけで 安心できるというメリットもあるでしょうし、
移動の難しいお年寄り世帯などにとりましては、その存在の心強さは計り知れません。
大きな避難所だけでなく、この家には何人が避難していて、そして、誰が何を必要か・・・等、どんどん変わる要望を会話の中から リアルタイムに吸い上げることが出来ます。
持ち帰った情報は
「官」である役場の職員と 自衛隊員とで共有し、それぞれに割り振りするわけです。
自衛隊の機動力は 大量の物資を運ぶには最適ですし、
クロネコさんのノウハウは 自衛隊には出来ない 細かい支援に役立ちます。
役場の職員は 避難者の全体をしっかり把握することができます。
小さなエリアで、すばらしく効率的なシステムが 起動しています。
山積みの救援物資を 「今、困っている人に とにかく届ける」ためだけに
不眠不休で働いている社員の方に心から 感謝の気持ちを感じます。
もちろん ボランティアで取り組んでおられます。
その上、役場の職員も ドライバーさんも もちろん被災者です。
・・・避難所から 出勤されていますから、お困りのことも 沢山おありのはずなのに。
「被災者だからこそ わかることが沢山あるんです。」とさらっと仰るドライバーさんの言葉が 心に響きました
あなたのお陰で 心身ともに救われている人が いったいどのくらいいらっしゃるのでしょう。
そんなこと考えないで 今できることを懸命にこなしておられるのでしょうけれど・・・。
どうぞどうぞ、お身体にお気をつけください。
宅配便は 一生クロネコさんにお願いしようと 私は心に決めました
救援物資は 倉庫に山積みなのに なかなか被災者に届かない、なんていう話をよく耳にします。
このようにして 個人の手腕に頼るだけではなく、政府が ざっくりとでもシステム化してくれたらいいのに・・・。
賢い人は いっぱいいらっしゃるでしょうに・・・。
枠組みさえ出来れば 人材には困らないはずです。
ボランティアに飛んでいきたい人は いっぱいいらっしゃるのですから。
でも、
何だかおかしいですね、いっぱい税金払ってきたのに。どこいっちゃったんでしょう？
イザというときに守ってもらえないなんて・・・
大震災から半月。生活の基盤が壊れて 頭を抱えておられる方は 増えていくような印象です。
それでも、被災地の子供たちは 卒業に際し、将来の夢を語るとき
自衛隊員になりたい・消防士になりたい・・・
自分も大きくなったら みんなを助ける。と誓います。
こんな立派な子供たちを 傷ついた、この我慢強い国民を
絶対に守って欲しいと切に願ってやみません。
私も私にできること、頑張ります
明日も 暖かな一日でありますように
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